親方の奮闘記
日付 2004年7月18日

初めての筏チヌ釣りの高シーマ。

なんと、初めて釣った魚が、

31センチのチヌ
場所 渡船店 迫間浦 日乃出渡船
ポイント サザラ筏
海況 大潮 潮時間
満潮 05:51 19:29
干潮 00:28 12:38
天気 晴れ時々曇り 風有り 
透明度 海は澄み
タックル 竿 チヌセレクション急流140+3MF競技
ライン カーボン2号
チヌ3〜4号
オモリ 2B,4B,1号
エサ ボケ、アケミ貝、オキアミ、コーン、ネリエ
ダンゴ・コマセ でかちぬ+ヌカ
釣果 本命 なし
エサ取 フグ、ゴンズイ、ボラ、ハオコゼ
奮 闘 記
時 刻 記 事
ねらい 3連休の中日を狙う、(前日の客のマキエ考慮)
ポイントは、1週間前に決めて予約をいていたところだ。(最近釣果が出ていないので不安)
しかし、船長さんの話によると望みはある。
また、今日は、『高シーマ』の初筏のチヌ釣りであり、コーチをしなければならないのである。
8:00〜 日乃出屋の桟橋に到着し、今日は筏が3箇所乗れるとのこと、メンバーを急遽3分割した。
まず、弁天筏、次にサザラ筏(私たち4人が乗る)最後にギンザ筏である。
私(親分)と高シーマが岸向き、ホリポン、ヤナぎぃが沖向きと釣り座を決めた。
8:30〜 まずは、昨日のお客のマキエに寄っているだろうと思われる居残りチヌを狙う。
仕掛けをセットし、針4号、オモリ1号、にボケを付けて、落し込む。
着底後、底取りをすると、早速前アタリが出る。
すぐに、本アタリ。・・・ガンッと合わせを入れるが、手ごたえは軽い。
上がってきたのは、『フグ』であった。
針を結びなおし、落し込みを続けるか、ここで『ダンゴ』うちに変えるかを迷うが、周りの状況と釣り開始の時間を考えて、ダンゴの打ち負けにならないよう、ダンゴ作りをはじめた。
9:00〜 おっと、高シーマのコーチがおろそかだ。
とりあえず、同じように落し込みに挑戦している、しかし、アタリもなくエサが取られているようだ、
やはり、エサ取り(小さい)がいっぱいいるようである。
1〜2号オモリで、底取りと、竿先に少しテンションを掛けて、アタリや海底の様子がわかるようにと、落し込み・遠投釣法を教える。
その後、ダンゴを作るように伝え、ダンゴ打ち方を教える。
リールの使い方、クラッチの使い方、サミングの仕方や竿の向きなどダンゴ打ちに必要な技術を教えるが、何故かぎこちない。
どうも、ラインがバックラッシュを頻繁に起こしているようだ。
スプールブレーキの調整を教えるが、なかなか解決できなそうである。
肝心なのは、ダンゴの握り、ダンゴの割れるタイミング、エサの底取りなどを早く覚えること。ダ
まっ、本命も寄ってないし、何回も打ち込めば要領も分かると思い、自己研磨させておいた。
12:00〜 も〜お昼。エサ取りを含めてまとものアタリがない状況のまま、ダンゴを3個集中投入し、ランチタイムにした。(今日は、冷麺である)
これも作戦のひとつ「場を休ませる」であるが、周りが一生懸命やっていると、ゆっくりできない貧乏性が出てしまう。
いかん、いかん
13:00〜 釣りを再開して、30分ほどたち、穂先に異様な雰囲気が出てきた。
エサはオキアミである。オキアミの場合は、当たりが小さいことが多い、「フッ」と穂先が入った。
とっ、同時に親分の竿は上がっている。
重い、底へぐいぐいと引く、これは「チヌ」かも、ラインは2号である、不安はない、ゆっくり取り込むが、・・・
だんだん上がってくると、横に走り出す、・・? 変!筏前方に浮いてきたのは「ボラ」であった。
すると、鱗を残してバラした。「スレ・・・」でした。
すぐにダンゴを打ち、場を直すことにし、「ボラ来たればチヌ近し」の言葉をメンバーに伝えた。
14:00〜 なんと、高シーマが、「ダンゴに何かつついてます」と団子アタリが出だしたという。
高シーマのダンゴは「あかまる」、サシエは「オキアミ」、それにアンコに「オキアミ」を入れて打っている。
着底後に団子アタリ、穂先がガンガンと揺れている。
チヌかボラが寄っている証拠である。いよいよ時合いがやってきた感じ。

14:30 高シーマが立ち上がった。
何だ。「掛かった、重い」・・・高シーマの竿が大きくしなっている。
しかも、竿を叩いている。  チヌ ダッ。
しまった、高シーマにまだ取り込みの方法を教えてない。
しかし、彼は、一応竿を水平にして、腕を伸ばして、溜めながらいる。
ただ、そのままリールを巻き(これを起重機巻きと言う)水面に浮かしてしまった。
ほっ本命の「チヌ」であった。
すかさず、ヤナぎぃがケン坊に連絡、と同時に親分が採寸。
31センチ、立派なチヌであった。が、同時にケン坊が、良さにアタリ、チヌを釣り上げた。
15:00〜 時合いは来ている。
親分にも団子アタリは出る出る。
沖向きの両氏はさっぱりとのこと。ヤナぎぃに隣で竿を出すようアドバイスをする。
その頃親分にも、待望の本命の前アタリ、そのアタリに少し付いていき、穂先が5センチほどの本アタリを捉えた。
がっ、重い掛かりを残し、軽くなってしまった。バラシである。
なかなか、アタリが読めないまま、
 実は、けっこう風があり、筏が揺れるほどの波が立っていたのである。
この状態の中、また高シーマが立ち上がった。
竿が曲がっている。前回と同様の取り込みで浮かせたのは、46センチのボラであった。
ラスト 時合いのようであった時間が過ぎた。
親分に久々の食いアタリが出る。しかし、上がってきたのは、「ゴンズイ」であった。
その後親分はゴンズイを連続して釣り上げ、どうも、ギブアップしたようであった。
考えて? サザラ筏の、水深は岸向き7〜8M、沖向き10〜12M位、底は、礫。潮の流れはゆっくりで下げ潮は、湾口へ、上げ潮は湾奥(アソダ)に流れ、すっごく気に入ったポイントでした。
ただ、底にある礫が、エサを食うようで、かなり礫(石ころ)を釣り上げました。(ただの根掛りと言う人もいるが・・・?)
でも、ヤナぎぃも掛けてましたし、「ここの礫はサシエを食う」と言ってましたよ。
一度、オキアミのエサで完全にチヌと思えるアタリを捉えたが、掛かりが浅くバラシた事など、他の筏からの情報も合わせると、迫間浦のチヌは、相当に賢いと思われる。
今まで、我らフォレストメンにチヌの釣果不調の原因は、迫間浦のチヌより「アホ」であったのかな?

今日の、サザラ筏での当たりエサは、「オキアミ」でした。アケミ貝、ボケ、コーン、サナギ、ネリエ、など食いませんでした。
最後 6時40分に納竿し、桟橋に戻った。
船頭の奥様が、写真を取ってくれました。
これで、フォレストメンの釣果が日乃出屋のHPに載る〜。と、喜んだのは、親分だけでしょうか。
結果は、サザラ筏=チヌ1枚 
      弁天筏=チヌ3枚
      ギンザ筏=チヌ4枚   でした。
やはり、諜報部員の水ちゃん、谷ちゃは、ずば抜けています。  次こそ本命を!!