親方の奮闘記
日付 2004年11月20日

年無しチヌに間違えるほどの
紛らわしいアタリの『年無しゴン様?』

1日中『ゴンズイ』に遊ばれてしまいました。
場所 渡船店 紀伊長島 石倉渡船
ポイント 湾口側カセ
海況 小潮 潮時間
満潮  13:30 のみ
干潮  5:58 19:41
天気 晴れ 風あり・波あり
透明度 薄濁り(白色)
タックル 竿 チヌセレクション急流140+競技3MF
ライン カーボン2号
チヌ3号オキアミカラー
オモリ 2B、4B、5B、1.5号
エサ ボケ、オキアミ、アケミ貝
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ、オキアミ、アケミ貝
釣果 本命 なし
エサ取 メッキ、アジ、ゴンズイ、フグ
奮 闘 記
時 刻 記 事
はじめに フォレストメン例会の最終回をチヌ大漁で、締めくくろうと、前回の例会の反省を踏まえ、調子が上がってきている『紀伊長島』に遠征、と言うことです。
ここ紀伊長島『石倉渡船』はすべて『カセ』また場所の予約はできず、釣行日前からの作戦が立てにくく、気分を盛り上げていく私にとっては少々寂しい気がします。
とは言うもの、当日は、天気も良くハイテンションな道中でしたが、途中で『強風波浪注意報』が出てますとのメンバーからの情報で、心配するも、大丈夫大丈夫で渡船屋さんに到着。
さっそく、挨拶を交わし、渡船名簿に記入、カセに渡していただく順序を決めて、メンバーに連絡「さあ、やるぞ」
7:30〜 私とケン坊(またまたご一緒、過去2回同乗)は、湾口寄りのカセに、他のメンバーは、これより順に湾奥にと分乗していった。
ここのカセは水深13m位、海水は白い濁りが有り、雰囲気十分、しかし、湾口からの風が気になる位吹いてくる。
冬場は、まず、ダンゴで寄せようと思うが、ケン坊がキビレ狙いで落とし込みモーニングをやりたいと言うことで、ボケを刺し第1投を行うことに。
しかし、アタリもなくエサが取られる、次は、チョイ投げで加えて全方向を探ることに、すると。
どう言う加減か、餌取のアタリが段々出てくるようになり、大きな食いアタリを合わせ、メッキを2枚釣り上げる。30分ぐらいやったところでモーニングのキビレ狙いをあきらめ、ダンゴ打ちに変えた。
ダンゴには、潰したオキアミ・アケミ貝をアンコにして5個打込み、サシエにオキアミ、一緒にオキアミをアンコに、少々ピッチをあげて打ち続けることに。
9:30〜 打ち始めて1時間30分過ぎた頃より、サシエにアタリが出だす。
かわいい、ゴンズイが釣れ、その後アジが釣る始める。
ケン坊は、ダンゴアタリが出だしたと言っていて、見ると確かにダンゴアタリが出ている。
だが、私にはダンゴアタリが無いようである。
これは、団子の硬さや、大きさ、糸のテンションのかけ方などで穂先に出るダンゴアタリが分かったりするのかな?
確かに、ケン坊の団子は、いつも硬めで・大きめであり、私は、柔らかい団子を使っている、この差かな?
ダンゴを打ち続けていると、団子を落とすとき、なぜか音が出る、良く調べたら、ラインが傷だらけ。
原因はフグのかじり跡、チョイ投げのとき手繰ったラインが、カセの底に溜まっていた水(コマセ味付き)に置いたせいとわかった。
さっそくこの部分をカットするが、残りラインが短く、リールを取り替える羽目に。
相変わらず風が吹き、時たま波頭が出るようなときもある。
風で出来た波が、大きいときには、オモリを5Bに、収まると2Bに、と、風・波に応じてオモリをこまめに換えてやる(とりあえずデス)。
こんな調子で、お昼となる。
午後 午後より下げ潮ととなるが、ここのカセの潮流は、上げ(午前中)下げも同じ湾口向きに流れるようである。
潮下には、磯からテトラを積んであり、この辺も期待できそうな雰囲気をかもし出している。
昼前に渡船屋の見回りがあり、どこも釣果は無いようで、『柔らかい団子でやって』と励ましの言葉を受ける。
励ましの言葉とは裏腹に状況は段々と悪くなっていく。
私の穂先には、団子アタリは出ないが、サシエがダンゴから抜けてから食いアタリがあるときは、ゴンズイが釣れる。
ゴンズイが釣れだしたと思えば、全然アタリが無くなったりし、チヌが寄った?と、思うが、思うだけで、サシエにもアタリが無いままになる。
少し周りを探ろうと、チョイ投げ、潮下へ1〜2mの流しをやるが、アタリの無い時には、やはりここにもあたりがない。
こうなったら、もっと餌取の活性を上げようと、ダンゴにオキアミを増量して『全員集合作戦』をやる。
しかし、効果がない。
もしかしたら上に居るのか?と、底から上に1ヒロずつ上げていき、2ヒロの所でアジが食う。
また、底を狙う、この繰り返しをするが、『チヌはいずこ』状態だ。
たまに、小さな前アタリを感ずるとき(エサはボケやオキアミ)が、慎重にラインを緩めたり、張ったりしてアタリについて行く、食いアタリがわからない、少し聞くようにライン張ると重量感が、『よーしっ』と合わせる。
竿が叩かれるが、重さがない、・・・。
案の定ゴンズイ君。こいつは、25p級のでかいやつ。年無しのようなアタリをしやがって。と、悔しがる。
ケン坊は、ボケの房掛けで『ゴンズイ』を釣る、『こんなやつに90円食われたー』とこちらも悔しがっている。
私は、仕掛け回収時に水面近くで掛けたボフグに穂先を取られ『5000円がー』で、朝のラインと、穂先で『あ〜あ』でした。
こんな状態で納竿の時間となった。
まとめ せっかく助言をいただいたのに、団子の粘りを強くすると、極端に打ち込みペースが落ちるのを嫌い、また、アタリを探してしまうことなど、辛抱できずになってしまいました。貧乏性があるんですね。反省、反省。

結局最終戦は、フォレストメン全員撃沈となりました。
ここ石倉渡船でも湾奥カセで、40センチ台のキビレ1枚という結果でした。
帰宅後、いつもチェックしているHPの釣果を調べたところどこも不調のようでした。
今年のフォレストメンが出撃する日程は、天気にも釣果にも恵まれない1年と言うことになっちゃたみたいです。

これで、『チヌの達人』『釣り名人』が最終審査が終わり、
『チヌの達人』は、成やん。
『釣り名人』は、顧問が獲得しました。
あと残るは、『HP賞』です。05年2月末までの奮闘記のアクセスカウンター数値結果で決まります。(だから私の奮闘記見てね)
ありがとうございました。
今年のフォレストメンの活動は終わり、12月〜2月まで充電期間を取って3月から出撃となります。
今年1年、お邪魔しました渡船屋さん、ご迷惑をおかけしました、紙面を持ってお詫びとお礼を申しあげます。
また、奮闘記をご覧いただきました読者の方々、HPに訪問していただいた方々、そして、へたっぴな我々に親切な助言・アドバイスしていただいた方々、本当にありがとうございます。

来年は、『一皮剥けたフォレストメン』となって、迫間浦をもっと攻め込んで、やるぞ〜。と、いきこんでます。