親方の奮闘記
日付 2005年5月21日
場所 渡船店 日乃出屋渡船
ポイント ギンザ筏
海況 大潮 潮時間
満潮 03:42 16:41
干潮 10:11 22:25
天気 晴れ
透明度 澄み
タックル 竿 チヌセレクション 中硬調150+穂先競技4MF
ライン カーボン 2号
競技4号
オモリ なし、2B、中通し2号
エサ オキアミ、ボケ
ダンゴ・コマセ スーパーチヌ+米糠+荒サナギ粉+オキアミ
釣果 本命 なし
エサ取 キス、ボラ
奮 闘 記
時 刻 記 事
はじめに 今年の迫間浦のチヌの行動は、約1ヶ月遅れているようだ。
HPで情報収集すると、産卵明けの荒食いがまだ来ていないようだ。

今日のメイン作戦は、団子打ちを5分ピッチで、ある。
また、自家ダンゴを、市販箱団子『スーパーチヌ』半分に、米糠と荒挽きサナギ粉を混ぜ込んでみた。

さあ、出発だ、今日はフォレストメン8人、筏は4箇所用意していただけた。
渡船場にて、ホテル前、アソダ、サザラ、ギンザの各筏の発表があり、ギンザ筏に画伯と乗ることに。

7:00

10:30
ギンザ筏に到着、釣座は、岸向き、右側に画伯、左側に私と構える。
『山本太郎のチヌ釣道場第2巻ビデオ』からの教えにより、モーニングの落とし込みからスタートすることに。

ボケを付け、中通し2号のオモリで、まず、竿下に落し込む。
画伯に、1投目からアタリ、ブルブル、と心地よい手応え、キスが釣れる。

続いて、また、画伯、今度は、マダイ17cm(チャリコとも言う)が釣れる、幸先のよいスタートのようだ。
私には、これといったアタリが無いが、画伯がマダイを釣り上げたその後に、チョンチョンと前アタリ後グーッと本アタリ。

来た!。と、大きくアワセを入れる、グッと、手応えが、竿を大きくあおると、フッと、手応えが消えた、バラシた。
仕掛けを回収すると、縦長の『鱗』が2枚、針に刺さっていた。

鱗の形から、タイ形のチヌorマダイの鱗と推測できたが・・・。(ーー;)
これが幸いし?その後、アタリが遠のいてしまった。

8:00ごろより、団子打ちを始めることに・・・。
今日の目標『5分ピッチ』の団子打ち込み。

内容的には、基本は、5分で手返し。
時たま、エサをなじませたり、誘い上げ、落し込みをする。

その時には、5分ピッチが途切れないように、団子の空打ちも併用することに。
しかし、餌取が寄ってきているような状況が無い。

10:30

17:00
本日の下げ止まりが、10時11分(五ケ所湾)。
ここから、上げ潮が始まった。

今日は、大潮の日、ここギンザは、過去の教訓から、下げ潮が早くて困ったことがあったり、
それと、14:00頃に時合いが来ることも教訓から知っていたので、上げ潮に期待したが・・・。

今日の目標『5分ピッチ』の団子打ち込み。
これは、着実に進行中。

しかし、期待とは裏腹に、静けさは続いてくれた。

17:00

17:45
16:00ごろに、水ちゃん(サザラ筏)から電話。
朝7:20分に大物チヌを両貝の落し込みでゲットしたが、その後な〜にもアタリが無い。

どうも、どの筏も同様のようで、上げ潮に変わってからさっぱりの様子。
「まっ、下げ潮が納竿前に来るので、それを期待ですな。」と、励まして電話を置く。

17:00ごろ、突然にやってきた。
団子にかすかなアタリ、『だ、団子アタリ』だっ。

団子からオキアミエサが抜け、しばらくすると。
コッ、コッと、前アタリ、直ぐに本アタリが。(オキアミの場合は本アタリが小さいことが多い)

アワセを入れると、グッと、重めの手応え。
竿をあおると、フッと、軽くなった、また『バラシ』。

仕掛けを回収すると、針には小さな『鱗』が、ボラの口周りに掛かったらしい。
団子アタリは、ボラだった、『ボラ来たりばチヌ遠いからじ』だ、よーし。

オキアミはスラしたので、次は、ボケとサシエを変えて団子打ち。
エサをローテーションするが、しばらくアタリが無かった。

が、再び、団子アタリが来る。
何投目の団子アタリを過ごしている時に、団子アタリから大きく食い込む(本人はそう思った)アタリが出た。

ここで、大きくアワセると、重みのある手応えが・・・。
しかし、またもや、バラシてしまった。

今度は、ボラの腹部分の鱗でした。
また暫く沈黙が、17:30に団子も使い果たし、残り時間は落し込みに賭けるのみ。

17:45

納竿
なんやかんやと綴りましたが、いよいよクライマックスです。
オモリを中通し2号に換え、ボケと、オキアミのエサを交互に替えながら、チョイ投げで落す。

着底後、少しづつ引いて、誘い上げ、落し込みで周辺を探る。
時々、小さなアタリで、エサがかすめ取られたりするが、食い込むアタリまでいかない。

が、しかし、17:45、ボケエサで竿下まで探ってきて、少し、潮下まで探ろうと。
ゆっくり竿をずらし、2号オモリが、穂先に乗り、ゆっくりと、ずらしていると。

グン、穂先が引き込まれた。
何者かが、エサに喰らい付き、引っぱている。

『エッ』何・・・? 自分も相手(魚)も、どういう状況か判断できずに、ただ引張りごっこ状態だ。
暫く、にらめっこをしたような感じで、長い時間がたったような錯覚に陥る。

ふと我に帰った、『あ、アタリだ。』とっさに、アワセを入れた。
ガン、何か硬いものに当たった感じで、重さが伝わってきた。

が、またもや、軽くなってしまった、バラシてしまった。
その後、アタリも遠のき、納竿時間となってしまった。

悔やんでも後の祭り、なぜ、あの時送ることが出来なかったのか?
しかし、送り込んで、さよならに、なっていたのかは、定かではない。

しかし、あの時、相手(魚)が反転するまで待ったほうがよかったかも。
あの、硬い上顎にあたったようで、やはり『チヌ』であったようだ。

まとめ 『経験不足』、今日は『キアイ』はあったが、これを超えることは出来なかった。
『キアイ』でなく、『リキミ』であったのかなぁ。

今日は、バラしてばっかりだったし・・・。あ〜あ、もったいな〜い。

でも、フォレストメンは、『水ちゃん』が49cmのチヌを釣り上げ、片目が開き良かった。
そして、日乃出屋の船長も、一緒に喜んでいただけました。

次回こそチヌをゲットするぞー。