奮 闘 記 |
時 刻 |
記 事 |
はじめに |
今年の迫間浦のチヌの行動は、約1ヶ月遅れているようだ。 HPで情報収集すると、産卵明けの荒食いがまだ来ていないようだ。
今日のメイン作戦は、団子打ちを5分ピッチで、ある。 また、自家ダンゴを、市販箱団子『スーパーチヌ』半分に、米糠と荒挽きサナギ粉を混ぜ込んでみた。
さあ、出発だ、今日はフォレストメン8人、筏は4箇所用意していただけた。
渡船場にて、ホテル前、アソダ、サザラ、ギンザの各筏の発表があり、ギンザ筏に画伯と乗ることに。
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7:00 〜 10:30 |
ギンザ筏に到着、釣座は、岸向き、右側に画伯、左側に私と構える。 『山本太郎のチヌ釣道場第2巻ビデオ』からの教えにより、モーニングの落とし込みからスタートすることに。
ボケを付け、中通し2号のオモリで、まず、竿下に落し込む。 画伯に、1投目からアタリ、ブルブル、と心地よい手応え、キスが釣れる。
続いて、また、画伯、今度は、マダイ17cm(チャリコとも言う)が釣れる、幸先のよいスタートのようだ。 私には、これといったアタリが無いが、画伯がマダイを釣り上げたその後に、チョンチョンと前アタリ後グーッと本アタリ。
来た!。と、大きくアワセを入れる、グッと、手応えが、竿を大きくあおると、フッと、手応えが消えた、バラシた。 仕掛けを回収すると、縦長の『鱗』が2枚、針に刺さっていた。
鱗の形から、タイ形のチヌorマダイの鱗と推測できたが・・・。(ーー;) これが幸いし?その後、アタリが遠のいてしまった。
8:00ごろより、団子打ちを始めることに・・・。 今日の目標『5分ピッチ』の団子打ち込み。
内容的には、基本は、5分で手返し。 時たま、エサをなじませたり、誘い上げ、落し込みをする。
その時には、5分ピッチが途切れないように、団子の空打ちも併用することに。
しかし、餌取が寄ってきているような状況が無い。
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10:30 〜 17:00 |
本日の下げ止まりが、10時11分(五ケ所湾)。 ここから、上げ潮が始まった。
今日は、大潮の日、ここギンザは、過去の教訓から、下げ潮が早くて困ったことがあったり、 それと、14:00頃に時合いが来ることも教訓から知っていたので、上げ潮に期待したが・・・。
今日の目標『5分ピッチ』の団子打ち込み。 これは、着実に進行中。
しかし、期待とは裏腹に、静けさは続いてくれた。
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17:00 〜 17:45 |
16:00ごろに、水ちゃん(サザラ筏)から電話。 朝7:20分に大物チヌを両貝の落し込みでゲットしたが、その後な〜にもアタリが無い。
どうも、どの筏も同様のようで、上げ潮に変わってからさっぱりの様子。 「まっ、下げ潮が納竿前に来るので、それを期待ですな。」と、励まして電話を置く。
17:00ごろ、突然にやってきた。 団子にかすかなアタリ、『だ、団子アタリ』だっ。
団子からオキアミエサが抜け、しばらくすると。 コッ、コッと、前アタリ、直ぐに本アタリが。(オキアミの場合は本アタリが小さいことが多い)
アワセを入れると、グッと、重めの手応え。 竿をあおると、フッと、軽くなった、また『バラシ』。
仕掛けを回収すると、針には小さな『鱗』が、ボラの口周りに掛かったらしい。 団子アタリは、ボラだった、『ボラ来たりばチヌ遠いからじ』だ、よーし。
オキアミはスラしたので、次は、ボケとサシエを変えて団子打ち。 エサをローテーションするが、しばらくアタリが無かった。
が、再び、団子アタリが来る。 何投目の団子アタリを過ごしている時に、団子アタリから大きく食い込む(本人はそう思った)アタリが出た。
ここで、大きくアワセると、重みのある手応えが・・・。 しかし、またもや、バラシてしまった。
今度は、ボラの腹部分の鱗でした。
また暫く沈黙が、17:30に団子も使い果たし、残り時間は落し込みに賭けるのみ。
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17:45 〜 納竿 |
なんやかんやと綴りましたが、いよいよクライマックスです。 オモリを中通し2号に換え、ボケと、オキアミのエサを交互に替えながら、チョイ投げで落す。
着底後、少しづつ引いて、誘い上げ、落し込みで周辺を探る。 時々、小さなアタリで、エサがかすめ取られたりするが、食い込むアタリまでいかない。
が、しかし、17:45、ボケエサで竿下まで探ってきて、少し、潮下まで探ろうと。 ゆっくり竿をずらし、2号オモリが、穂先に乗り、ゆっくりと、ずらしていると。
グン、穂先が引き込まれた。 何者かが、エサに喰らい付き、引っぱている。
『エッ』何・・・? 自分も相手(魚)も、どういう状況か判断できずに、ただ引張りごっこ状態だ。 暫く、にらめっこをしたような感じで、長い時間がたったような錯覚に陥る。
ふと我に帰った、『あ、アタリだ。』とっさに、アワセを入れた。 ガン、何か硬いものに当たった感じで、重さが伝わってきた。
が、またもや、軽くなってしまった、バラシてしまった。 その後、アタリも遠のき、納竿時間となってしまった。
悔やんでも後の祭り、なぜ、あの時送ることが出来なかったのか? しかし、送り込んで、さよならに、なっていたのかは、定かではない。
しかし、あの時、相手(魚)が反転するまで待ったほうがよかったかも。
あの、硬い上顎にあたったようで、やはり『チヌ』であったようだ。
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まとめ |
『経験不足』、今日は『キアイ』はあったが、これを超えることは出来なかった。 『キアイ』でなく、『リキミ』であったのかなぁ。
今日は、バラしてばっかりだったし・・・。あ〜あ、もったいな〜い。
でも、フォレストメンは、『水ちゃん』が49cmのチヌを釣り上げ、片目が開き良かった。 そして、日乃出屋の船長も、一緒に喜んでいただけました。
次回こそチヌをゲットするぞー。
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