奮 闘 記 |
時 刻 |
記 事 |
はじめに |
友人で釣名人のT氏の紹介で、筏釣りの師匠T氏のセットしていただいた釣行。 この日のために、T師匠は、鳥羽市周辺の渡船屋さんを1ヶ月前より下調べしていただき、本浦のよしかわ渡船に決定。
自家製ダンゴは、T氏が調整していただき、至れり尽くせりの釣行(修行)となった。 しかし、指定のライン1.2号は使ったこともなく、強度的に少し不安がありました。
名古屋集合の5時30分頃に、T師匠から電話で、『海は凪、天気良好、急行せよ!』とあった。
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8:00 〜 |
とは、言うものの、集合8時納竿15時(筏)と急用が入り、忙しい釣行となった。 8時に、渡船屋さんに到着し、T師匠の乗る筏へと渡船をして頂く。
筏に到着すると、師匠はすでにチヌを4枚ゲットしていた。 挨拶を済ませ、予定の釣座(沖向き、右に師匠、真ん中にT、私は左)につき、ダンゴと仕掛けをセットする。
チヌはすでに寄っている、頑張って釣ってくださいと励ましの声。 オキアミは、まだ凍っているので、解凍するまで、アケミ貝のムキミで釣り始める。
1投目、ダンゴを握って打込むが、潮流が意外と早い。 竿の右側にダンゴを落すが、着底は、左側にずれる。
程よくダンゴからサシエが抜け(ダンゴの調整が良いようだ)、スッスッスーと仕掛けが左に流れて行く。 1投目から、T氏がアワセを入れる。 しかし、ス針のようだ。
ところが、私の仕掛けとお祭り、かなり潮で左に流されている、この状況は初めての体験となる。 私のラインは、筏のロープにまで絡まり解くのが大変であった。
3投目ぐらいには、仕掛けを流すことができ(半信半疑だが)、思ったより遠くまで流すと、コッ、前アタリ。 流れに乗せ、送っていくと、グーンと、本アタリ、 ここで合わせると、竿に手応えが乗る。
1.2号のラインを意識し、竿で溜めながら慎重に取り組むが、竿を叩く感じがない。 案の定、餌取のアイゴ(20cm程)であった。
しばらく、サシエが団子抜けから流すことを練習することに。 これといった餌取も無く、うまく流せれば釣果に繋がりそうだった。
オキアミも解凍し、サシエで使用できるようになり、早速使うことに。 ダンゴの着底後、穂先にダンゴを確認できるぐらい張る。
微かなダンゴアタリ? よく見ると、水面下にコノシロが乱舞、ライン擦れでのアタリのようだ。 しばらくすると(ダンゴの帯が無くなると)穂先は静かになる。(やはり擦れ)
その後サシエが抜け、穂先を下げ、糸を送るように動作する。 穂先にサシエのテンションが掛かるか掛からない位にしながら、潮下に竿を移動し、塩流に流すようにする。
竿いっぱいに送ったら、リールからラインを出し、もっと遠くに流すように心がける。 9時55分、かなり遠くまで送った気がしたとき、かすかな前アタリを確認。
違和感を与えないように、送ると、本アタリを確認。 ヒーット! 手応え、竿を叩く感覚とも、チヌ。 第1号35pをゲットする。
その後も、この調子で続くと思われたが、潮流にうまく乗せれなく、中々釣れない。
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12:00 〜 |
すでに潮は上げ潮に変わっていて、少し筏の下に入るような感じかな?よくわからないが、よれたりしているようだ。 師匠は、あまり気にしてないようで、潮さえ動いていれば、潮に乗せ流しているようであった。
軽く昼食を取り、残り3時間に集中することに。 しかし、中々うまくいかないが、やはり、しっかりと流すことによりアタリがあり、本アタリで釣れるが。
餌取のアイゴ君や、カワハギ君しかこない。 師匠曰く、『エサが底を切っていると餌取しか釣れないよ。』
やはりそのようであり、師匠を見れば、午後より1投1釣ペースでどんどんゲットしている。(それもチヌ) 何で?? と、不思議な光景で、20枚はすでに超えている状況。
私は、13時ごろと14時30頃に、うまく底を取りながら流すことができた時だけ、チヌを2枚ゲットすることができた。 今日のアタリエサは、オキアミ。ほとんどオキアミで釣れた。
そして、潮流に乗せ、底をサシエが切れないように流すこと。
そのためには、細糸の使用と、オモリ無し、針は小さめ(1号)で、チヌは飲ませて釣れと教示された。
チヌは、ダンゴ近くには居ず、潮下でエサをあさっている(拾い喰い)ように思えた。
チヌは警戒心がつおいため、潮下に居ることが、定説なのだろう。
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まとめ |
師匠は、清水港で手釣りから覚えたそうでが、やはり、どんどん流し送ってやることが大切だという。
本浦だけでなく、どこでも通用するのかわからないが、この釣法を次回に使って試して見たいと思った。 でも、1.2号のラインは、不安。
師匠は、グリルで焼けるサイズ(30cm前後)、のチヌしか要らないとも言って、大物は平気でバラシていた。
大物チヌは、3回に1回ぐらい掛かり、バラシていたが、我々の帰る時間には30枚強の釣果であった。
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