親 方 の チ ヌ 釣 り奮 闘 記
日 付 2007年5月12日
場 所 渡船店 鳥羽浦村 よしかわ渡船
ポイント 4号瀬 カセ
海 況 若潮 潮時間
満潮 02:22、14:08
干潮 08:28、20:26
天気 曇り 風強し
透明度 澄み
タックル 竿 リミテッド5尺+競技4MF
ライン カーボン2.5号
ウルトラ競技5号
オモリ なし、5B、3号
エサ ボケ、オキアミ、アケミ貝
ダンゴ・コマセ 自家製(糠+砂+アケミパワー)、アケミ貝
釣 果 本命 なし
エサ取 ベラ、フグ
奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
4月の釣行で「ケン坊」が45cmのチヌをここ「よしかわ」の筏であげた。
5月になり、五ケ所湾以南では、産卵期に入った模様ですが、鳥羽方面では、ノッコミの真っ最中。

好調の「菅島」に問い合わせるが、予約がいっぱいで、筏1基が空いているだけ。
で、再び「よしかわさん」にお世話になることに。
今回は、定例会のため12名の大所帯の参加予定が、釣場確保の足かせになった。

8:00

12:00

当日は、急遽3名の欠席があり、9人での出撃。
筏2基とカセ2基に分乗する。

先行の「水ちゃん」と「ヒラリン」は、すでに「1号筏に」乗って臨戦態勢ばっちりでした。
それを横目に、5号筏に「成やん」「画伯」「神様」と渡り、次に牡蠣筏のカセ(1番瀬)に「ケン坊」「柳ぃ」と渡る。
私と「大瓦」は、大村島と麻倉島の間の4番瀬牡蠣筏のカセに乗った。

ここは、筏方面(白根崎)より風が弱く、釣り易い状況であった。(釣り始める前までは?)

まず、アケミ貝を疎割にして、竿下のポイントを作る。
仕掛けを準備(今日もゼロ釣法の修行を計画)ラインは通し2.5号、針は、ウルトラ競技5号、完全な大型狙いだ。

まず、アケミ貝を両貝で針につけ、錘無しで落とし込みでスタート。
すーと、ストレス無しで、両貝はラインを引っ張って落ちてゆく。
少し潮が流れていて、釣座右側に流れながら、落ちていく。
アタリなし、回収するが、餌取もいない状況。

2投目も同じ、両貝で落とし込む、今度は、着底後、少し流してみることに。
これが良くなかったのか、仕掛けは、根掛かりをしてしまった。

竿を置き、手で糸を手繰り、引く、2.5号はやはり強い。(おかげで、糸癖がばっちり取れました)

どうも、流す先に根か海草がありそうであるため、仕掛けを流す釣りができないと判断。
ダンゴ釣りで、流さずに釣る方法をするが、アタリも無くエサだけが取られる状況のまま昼食タイムに。

12:00

18:00

ここは、潮が速い場所で、なかなかうまくできなく、潮流の緩む潮止まりを狙うことに。
今日は、14時ごろが上げ止まりである。

しかし、一昨日の雨で水温が低下したのか、ダンゴを打ち続けるが、一向に活性が上がってこない。
回収したボケは冷たく感じられ、また、バケツですくった海水は冷たかった。

あれよあれよの間に、また潮が流れ出した。(下げ潮に)
今度は、釣座の左側へ。(「大瓦」のほうに)

こちら側にも、流してみたが、底に、根と海草が有り、やはり根掛かりが発生する。
なかなか良い対策が出てこない。
流さないで留めておく釣りをするが、すぐにエサが舞い上がってしまう。
大きな思い出、底を流せば、根掛かりをする。

ポクポク・・・チ〜ン。(お前は一休さんか)
で、あみ出した方法は、ウタセマダイでの深立ち法。
仕掛けは胴付ではないが、流れで錘が浮いたら、糸を出して錘を落とす、また浮いたら、糸を出す。
そうすれば、底を、点で探れて、流していける。
また、根掛かりも点で底に落ちて動かずにジッとしているからならない。
もうひとつ、底の状況が良く把握できるのであった。

この釣法にしてから、チヌではないが、イソベラを連続に近い状態で4枚釣ることができた。

が、夕方の時合も来ずに、18:00納竿となった。

まとめ
帰りの渡船中、船頭さんに聞くと、やはり、5月のGW以降の、不安定な天気の影響で、調子が悪いとのこと。

潮が早くて釣りにならなかったと、釣り方を聞いてみたら、ずばり、ここでの釣り方を伝授してくれた。

エサがダンゴから抜けたら、2ヒロ糸を出して送る(流す)のがこの地方の釣方。
そうすればアタル、今日釣った人もこれで釣ったよ。と、言い切られた。

でも、流すと根掛かりしちゃうんです、と次の質問もできませんでした。