親 方 の チ ヌ 釣 り奮 闘 記 |
日 付 | 2007年6月9日 | ![]() 人生初の”天然マダイ”の大物52cm。 十八番の『よそごと釣法』でGETです。 |
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場 所 | 渡船店 | 紀伊長島海野 井谷水産 | |
ポイント | 沖のカセ | ||
海 況 | 小潮 | 潮時間 | |
満潮 | 11:51 | ||
干潮 | 6:12、18:05 | ||
天気 | 曇り一時雷雨 | ||
透明度 | 澄み | ||
タックル | 竿 | セレクションV3.ゼロ-150 +V4RF | |
ライン | カーボン 2.5号 | ||
針 | ウルトラ競技 4号 | ||
オモリ | なし、2B、2号 | ||
エサ | オキアミ、ボケ | ||
ダンゴ・コマセ | 自家製(糠+砂+チヌパワー銀河)オキアミ3kg. | ||
釣 果 | 本命 | なし、マダイ2枚(52、23)、チダイ2枚(25、22) | |
エサ取 | ベラ、他不明 |
奮 闘 記 | |
時 刻 | 記 事 |
前日 | 8日は、当地方は夕方に雷雨、明日の予想では、天気は悪く尚且つ海も荒れる模様。 意を決して、「井谷水産」に電話する、が、今日はいい天気で海も穏やかです。 明日はどう・・・と聞くと、予想ほどではないでしょうとのこと。 この結果を「堀ぽん」に電話連絡をして、最終準備にかかる。 |
8:00 〜 11:30 |
出撃メンバーは3名、車1台ということで、SA休憩やエサ(魚+人間)の購入にロスが無く、早く「海野」に到着する。 海野は初めてであり、「兼松伸行氏」の本に紹介と、Google衛星写真で事前調査と違いビックリとガッカリしました。 期待していた養殖小割が無い?(少ない)。 聞くと、今営業しているのは2社のみ、保安庁の指示で撤去しました、とのこと。 でも、最近チヌが釣れだしていて、昨日も好釣果と言う情報に期待して、船に乗り込む。 カセは3基のうち2基に乗せてもらい、私は、「大瓦」と沖のカセに乗る。 「堀ぽん」は、島の向こうのカセに消えていってしまった。(ここのカセから見えないところ) 近況と周りを見て、まずは、オキアミたっぷりのダンゴを撒き散らす作戦だ。 早速練り上げたオキアミダンゴを5個竿下に、潮の流れを見て投入する。 潮は、沖に流れている、上げ潮なのに、潮が回るところなのか? そして、仕掛けの準備、今日も「ゼロ団子釣法」の修行と、大型用に、道糸ハリスは、通しフロロカーボン2.5号、針は、ウルトラ競技4号、もちろん錘はなし。 竿は、先日購入した、「セレクションV3.ゼロ-150」に「穂先はセレクションV4RF」をセット。 さあ、本日第1投目を開始、エサのオキアミを刺し、オキアミダンゴに包み、ドボン。 しかし、リールのスプール調整が間に合わず、バックラッシュでトラブル発生。 ダンゴは着底せず、宙ぶらりん状態、のまま。 今回のトラブルはくちゃくちゃ、リールからスプールをはずし、それでも駄目で、針をはずして、奮闘。 直すまでに、約30〜40分時間が掛かりました。 なんと、その間に、「大瓦」は、チダイ(40p)を釣り上げ(私がタモ入れを手伝う)。 この後すぐに次のアタリ、が、掛かりが浅く取り込み途中でバラシてしまう。 私は、ライントラブルで、おいしい時合を逃がしてしまった。 その後、針に乗るような、アタリが無いまま、酒盛りをしながら、時が過ぎ、早い昼飯を取ることに。 |
11:30 〜 18:00 |
今日は、早くお腹が減ってしまい、11時30に昼食を取った。 毎度のことで、昼休み前にたっぷりダンゴを打ち込んで、休み明けの一発を狙う。 休み明けの1投目、・・・状況は変わらず。 それでは、と、ダンゴに「ニンニク」を追加し、集中攻撃をする。 攻撃を開始して10〜15分後、本日初の「ダンゴアタリ」が発生する。 ダンゴからエサが抜け、アタリがでるが、2度ほどのアタリの後は、なし。 回収するとオキアミが半切れとなっていた。 やはり、ラインを張り気味にしていたので、吐き出しと模様だ。 続けて、ダンゴ投入、これも、団子アタリがある、いいぞ・・・ エサが抜けて、小さいアタリから送り気味にすると、ちょっと大きな喰いアタリを捉えて、合わせる。 軽いが、確かな魚の手ごたえ、上がってきたのは、チダイ(25cm)でした。 とりあえず、お土産が確保でき、安心。(弟子に先を越されて、心中穏やかでなかったのが現実です)。 次を狙うが、そう簡単ではなさそうで、次のチャンスまで、ゆったりと過ごす事に。 天気がにわかに変になり、遠くで雷鳴も聞こえる、「堀ぽん」に電話すると、もう合羽を着て万全の体制とのこと。 それじゃ、私たちも、合羽を着ようとし始め、ズボンをはいて、ふと竿を見ると。 なんと、穂先が・・・、グイグイと引かれ、慌てて釣座に戻って、竿を持とうとすれど、そのまま海の中に引き込まれてしまった。 あ〜あ! またやってしまった。「よそごと釣法」??? 尻手ロープを取り竿を引き上げ、糸を巻こうとすると、ここでもバックラッシュによるライントラブル発生。 仕方なく、そのまま巻き込んで、取り込むことに、でも、相手は先手が取れて、ガンガン引く。 ここで新調の竿、セレクションV30のバットパワー炸裂、竿でポンビングすることなく、リールで起重機巻きでドンドン引き寄せる。 竿は、ガンガン叩く、鯛系? 上がってきたのは、マダイ。綺麗な天然のメス。52cmありました。 さあ、時合だ、次を、だが、ライントラブルのままではしょうがない。 糸を巻き込んでいるので、ダンゴを付けて仕掛けを投入して、糸を出して、修理することに。 この作戦が、良くなかった。 ダンゴ着底後、糸は5mほど余分に出して、修理中に、その時が来た。 ふと穂先を見ると、アタリが? え! スーと入っていく。 今度は、糸を手でつかみ、手釣りの要領で、取り込む。 意外と軽く助かった、上がってきたのは、チダイ(22cm)、針の飲まれていて、底で食った証拠でした。 続けざまに、「よそごと釣法」で2枚も釣り上げて、パニック取り込みはうまくなったけど、なんだか不満。 このころより、雨が降り出し、雷も鳴り出した。でも、時合が来ているような状況でもあった。 でも、餌取も元気で、オキアミではもたない、しかし、ボケは食わない。 気持ちのいいアタリを捉えるが、ベラ(キュウセン)であった。 一時期オキアミも取られない時があり、その仕掛けを回収中に、中層でアタリが。 巻取りを止めそのままで待つと、食いあがりのアタリが出る。 え〜いと、合わせ取り込むと、今度は、マダイ(23p)が釣れた。(上ずってしまったのか?) 雨は、土砂降りになり、視界不良、その後雨が止み。天気が回復。 夕方の時合を目指し、ダンゴを打ち続けるが、餌取に遊ばれて18:00納竿。 |
まとめ | 今日の潮は、2枚潮のときが多く、ゼロダンゴ釣法で、エサが浮き上がったり、糸ふけが出すぎたりしないかが不安でした。 だから、2枚潮が強いときには2Bを付けました。 結果はよくわかりません。(アタリが頻繁にあれば比べれるのに) ただ、ハワセは、大ハワセをやって、釣果があり、アタリもわかった。 ここは、水深15mで5m糸を余分に出して、ハワセてた。 この日の釣果は、小割カセで、チヌの大型が数上がっていた。 隣の三浦も釣果が出ており、これから面白くなると思う。 |