親 方 の チ ヌ 釣 り奮 闘 記
日 付 2007年7月21日

これまた6月に続き『よそごと釣法』で収穫。

しかも針は下顎に・・・。なぜ???
場 所 渡船店 南伊勢町 迫間浦 日乃出屋
ポイント ヒラメカセ
海 況 小潮 潮時間
満潮 09:23、21:50
干潮 03:26、15:29
天気
透明度 ちょい濁り
タックル 竿 セレクションV3ゼロ 150+穂先V4RF
ライン カーボン 1.7号
くさびチヌ 4号
オモリ なし、8B
エサ オキアミ、アケミ貝、コーン
ダンゴ・コマセ 自家製(糠+砂+アケミパワー)、活きサナギミンチ荒
釣 果 本命 チヌ1枚(41.5p)
エサ取 キス、ゴンズイ、他不明

奮   闘   記
時 刻 記   事
作戦
行き先は、迫間浦。夏も本番前で梅雨明けも間近。

使うエサは、アケミ貝を中心にと考え、団子には『アケミパワー』を混ぜ込む。
ただし、ポイントは栄吉杯で抽選のため、当日にならなければ分からないだけ悩む。

午前中
7時40分頃、日乃出屋に到着。
朝からの雨のためか、大会というものの、みんなの行動がいまひとつ。
抽選の結果、ポイントが決まり、いざ出陣。

まずは、サンバシ筏、(栄吉氏、水ちゃん、高シーマ)次は、ヒラメカセ(私、画伯)後は、ヒノキ筏(堀ぽん、顧問)ホシラカセ(柳ぎぃ、大瓦)弁天カセ(成やん、手っしー)と渡船してもらう。

今日の納竿は、17時まで、立ち上がりを早くしなければならないので、ダンゴ作りから始める。
隣の画伯は、仕掛け作り。(モーニングで様子を伺っている時間が無駄だよと助言する)

ダンゴを打ち込み、仕掛けを組んで、まずは、両貝で落とし込みからスタート。
やはり魚の活性は、低い。
水深は7〜8m、潮の流れはなし、

まずは、集魚から、アケミ貝の疎割り、活きサナギミンチ、オキアミ、コーンと団子のあんこにして、打ち込みを続ける。
エサ取りの様子は、オキアミだけに反応がある。

アケミ貝は、むき身は取られず、半貝だと喰われる、不思議な状態。
活きサナギは食われず、コーンも食われない。

この季節であるが、オキアミがエサの主力となっている。
ダンゴにオキアミとコーン(いずれコーンのステージが来るように)を切らさず打ち続けることに。

しかし、敏感なセレクションV4RFの穂先をゆする、魚の食いあたりはこない。
竿下、団子にはまだまだ寄ってこないのかなぁ、では周りの様子を見よう。

8Bのオモリを付け、広角遠投を行う。
遠投では、キスが喰ってきた。アタリも明確で、食い込みも気持ちよく穂先が入ってきた。
1匹、2匹、3匹と好調に釣れる。

が、私自身、キスが釣れる事は、チヌ釣りにとっては、悪い方向である経験多い。
ま、救いは、竿下でなく、遠投でのことであることである。

ダンゴと遠投を組み合わせるが一向にチヌの気配がない。(腹が減ってきた)
11時、早目に昼飯を取る。(ダンゴあんこたっぷりで5個から打ちした)

お昼
お昼頃になっても、ヒラメカセの魚の活性には変化がない。

暇の任せて、各ポイントの状況を収集することに。

ホシラカセでは、アケミ貝への反応が全快状態、変な色のチヌ(20cmぐらい)を<柳ぎぃ>が釣り上げ、まだまだ釣れそうとの事。
サンバシ筏では、マダイの釣果。弁天カセではチヌ(20cmぐらい)を<成やん>が釣った。
ヒノキ筏はフグ・ベラが元気との事。

ここヒラメカセだけが、竿下は好転せず、周りも活性が下がってしまう。

午後
午後より、風が吹くようになり、上潮が、左に流れるようになる。
今は下げ潮、下げ止まりは15時30分頃である。

しかし、底潮がどちらに流れているのか、判断できないぐらいである。
右に流れているのか左に流れたのか、潮がフラフラしているようである。


15時ごろになって、やっと竿下でアタリが出だした。
でも、アタリの出るエサは、オキアミだけである。

団子には未だにアタリはなく、サシエさだけの反応である。

コンとチヌらしいアタリが出て、少し送り込むと、グーと穂先が入った。
これを合わせると、手応えが、しかし、軽い・・・ゴンズイである。
これをきっかけに、ゴンズイが釣れだす。

<画伯>も竿下、遠投の竿にも掛かりだした。
でも、2人して、『ゴンズイ来たりば、チヌ遠からじ』なんて言葉を勝手に使ってお互い元気を出す。

だが、一向に変化は無い、が、どんどん時間が過ぎもう16時を回った。
もう団子が無くなりかけてきた、後の残り時間は落とし込み釣法のみしかない。

16時15分頃、隣の<画伯>が最後のダンゴを打ち込んだ時、チヌらしき合図が来た。
なんと、今日初めての団子アタリがそれも、歯のあるような魚のあたり方。(今日はボラの気配がまったくなかったので)

そのダンゴアタリは、段々と団子が解け、サシエが見え出すともっと派手になった。
『それは、チヌの団子アタリだぞ。』と、私は、<画伯>のアドバイスをする。

しかし、当の本人は、平然として、団子アタリを糸を張って眺めている。
ガンガンガン・・・シーン。 ・・・・・    ダンゴアタリ・エサアタリが消えた。

<画伯>が、チヌがダンゴを食って団子アタリがあるなんて知らない。と。仕掛けを回収するとやはりエサは無かった。

あれは、絶対のチヌだ、もう一度、と・・・、団子が無い。

同じくして私も団子が無くなり、8Bのオモリとサシエはオキアミで、落とし込みを開始する。
気配は感じないまま、のため、この間にと思いヨソ事をすることに。(先月に続きまた『ヨソゴト釣法』でもやるのか)

雨も上がったので、帰り支度のパラソルを片付けることに。

片付けも終わり、置竿にしていた仕掛けをそっと、上げて、聞いてみると。
グッ!、何かの魚っぽい手応えが、ドンと、合わせを入れると、グーーーーーンと底を走る魚が。

グイーンと左へ、そこからまたグイーンと前へ、今度は右へと走る走る。
水深が浅いこともあるが、ボラっぽい手応えだ。でも、団子は使ってないし・・・・。
1.7号の糸も一度出しただけで、竿で溜めながら、ラインブレイクに注意し慎重に取り組む。

やっとのことで、姿が見えた、『チヌ』だ、それも良型である。
タモ入れは、自分でやり、カセに上げすぐに採寸。 41.5pだ。

第1ヒートのトップかも? 急いで<画伯>に写真を撮ってもらう。
スカリも出さず、ダンゴ桶に入れて、2匹目を狙う。

相手もかなり食い渋っている状況で、それらしいアタリがあったが、合わせを入れることが出来なく、納竿とする。

まとめ
ここのところの梅雨らしい雨の日が続き、水温も下がっていたようで、海の中は夏のエサ取り状態ではなかったような気がした。

しかし、私としては、2005年11月19日の紀伊長島の三浦での年無しチヌから、今日までチヌが釣れてなかった。
1年半ぶりのチヌでした。

メンバーのチヌの釣果は、サンバシ筏で1枚、弁天カセで3〜4枚、ホシラカセは、チヌといっていたが、ヘダイであった。
日乃出屋さんもフォレストマンの釣果に喜んでいただいた。

ライン1.7号を使うのは久しぶりであったが、今日の収穫は殆どない、
でも、いい感じでチヌを取り込めてよかった、今後、1.7号を常習にして行こうと思います。