親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2009年9月21日
場 所 渡船店 宿浦 服部水産

初めての『宿浦』、ワクワク・・・
ここが本日乗る『養殖筏』。
ポイント 養殖筏(油布)
海 況 潮まわり 中潮
満潮時刻 6:36,18:30
干潮時刻 0:18,12:35
天気 晴れのち曇り
海の状況 穏やか、澄み、水温23.6℃
タックル 竿 NSR40-150N
ライン トルネード2号
ウルトラ競技4号
オモリ なし、B、3B
エサ カメジャコ、アオムシ、オキアミ、アケミ貝、コーン、サナギ
ダンゴ・コマセ 自家製(米ぬか+砂+サナギ粉+アミエビ)、オキアミ+生サナギ+コーン
釣 果 本命 チヌ1枚(29p)、マダイ2枚
エサ取 チャリコ、キジハタ、フグ?


奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに 家族の要望で、マダイの鯛めしが食べたいと言うことで、マダイ・チヌが狙える釣り場を探すことに。
HGの五ケ所湾内方面で宿浦『服部水産』を調査する。

以前、静釣会の"成松"氏が釣行しているようなので、HPで情報を収集することに。
"成松"氏は気安く引き受けていただき、最新情報を報告していただいた。

情報を元に、釣り場を養殖筏、餌をボケ、オキアミとして作戦を組むことに。
7:00〜12:00 始めての渡船屋と言う事で、案の定迷子になるが、7時前に無事到着。
乗船名簿に記入と、代金を支払い、荷物を載せて出船。

出船して即筏に到着、めちゃ近いじゃん。
船長に釣り座向きを聞くと、木谷方面と言う。

本命木谷方面、左に"大瓦"、右に"成やん"、その隣桟橋方面に"ケン坊"。
私と"堀ぽん"は反対の田曽方面右と左に釣り座を取った。

前日に客が乗っていると思い、まずは、モーニングをと、冷凍アケミ貝を疎割して上撒きする。
仕掛けを準備し、水深計測と糸癖を取り、アオムシをつけて8Bのオモリで、落とし込む。

水深15m強あり、時間がかかる、着底後しばらく待つがアタリはない。
仕掛けを上げてみると餌がない、2投目はオモリを1号にして落とし込む。

状況は同じである、餌を変えて落とし込むが変化なし。
どうも中層に餌取がいて、落とし込みは使えない状況のようだ。

ダンゴ釣りの準備をし、アンコにオキアミ+生きサナギのダンゴを7個一気に打ち込む。
オキアミを餌にオモリなしでダンゴ釣りをスタートする。

ダンゴ投入2投目ぐらいになると、筏の下からかわいい餌取君が出で来る。
その中に、サンバソウが一匹、おぉこんなのが釣れるといいなぁと喜ぶ。

潮は午前中下げ潮で、右手前方に流れ、0ハワセにはよい感じであるが、
根が荒く、ラインが根掛かりする。

根掛かりをかわしながら0ハワセで打ち込むが明確なアタリもなく餌が取られる。
0トントンを、と思ったが、風が出てきたので3Bを付けて、トントンでアタリを探すことに。

ダンゴ割れ後誘いを入れながら釣っていると、食いアタリが出て、チャリコが釣れる。
隣の"堀ぽん"が、11:30頃に、大アワセ、竿が大きく曲がりこむ。

かなりの良形と思われたが、30p弱のアイゴであった。
午前中は、この後キジハタの幼魚を釣り上げ終了。
12:00〜15:00 事前情報では、前日が14時以降が時合いのようだったので、今日は15時頃に来ると予想。
しっかりと昼休みを取り、と思ったが熟睡はできなかった。

でもいつもより多く取り12:45再開。
場も休めたことなので、そ〜と攻めてみようと、第1投は落とし込みをすることに。

しかし、餌取のみ、再びダンゴ釣りを開始する。
この頃より潮は、上げに変わったようで左手やや手前に入ってくる流れになった。

流れの速さは、下げ潮よりもゆるい感じであったので、オモリをBに変える。
オキアミとアオムシの餌で打ち返すが相変わらず、アタリなしの餌なしが続く。

たまに、聞くように仕掛けを上に張ると、ガツガツと餌をかじるアタリがあるだけ。
何が食っているか?

試しに、餌をネリエにしてしばらく置いてから上げて見ると、ネリエに歯形。
フグやカワハギのようなくちばし状の歯で噛んだような歯形が残っていた。

でも、15時に近づいてくると、チャリコが食ってきだした。
15:00〜17:30 15時を過ぎる頃、隣の"堀ぽん"がアワセを入れる。
粉気味よく竿がたたかれている、鯛系のようだ。

上がってきたのは、マダイ、餌はオキアミとのこと。
  
"堀ぽん"は慎重に誘いあげ、ゆっくりと誘い下げでやっている。

2・3回誘ってから食ってくるとのレポートであった。
私もオキアミを使うがこれといったアタリが出ない。

アオムシが残っているので、早いうちに使ってしまおうと、アオムシを房掛けでやる。
しかしアオムシでは餌取のえじき、たまにチャリコが食ってくるだけ。

海底の雰囲気がよくなってきたような感じが出てきた、
ここで、餌の本命『カメジャコ』(ボケが入手できず代用で買う)の登場。

ダンゴにくるみ打ち、着底後、ダンゴ割れを確認し、待つがアタリはない。
1回2回と誘い、しばらく待つと、グーとアタリが出る、スワ即アワセ・・・

しまった、餌はカメジャコ、早すぎた、案の定カメジャコは半分になって上がってきた。

慎重にと、ダンゴ打ち込み、餌が出てからは餌取のアタリはない。
2・3回誘いを入れ、しばらく待つと、ゴツと前アタリ、少し送り、またゴツ、また送り、グーと本アタリ。

やったー、竿を叩く手応えで上がってきたのは、マダイであった。
次を狙いが、ダンゴがうまく着底しない、そのまま落とし込んでも餌取りに取られることがない。

水深があるので、思うように行かない、時合いのようなので気があせる。
その間、"ケン坊"が15:35頃に大捕り物、10数分かけて上げたのは大ボラ。『写真撮影』
  

15:55頃"成やん"がマダイ。『写真撮影』
  

で、なかなか自分の釣りができないが、
16:25頃きました、カメジャコの餌で誘ってチヌ29pGET。
  

その後もいい雰囲気、誘ってもアタリが遠い、ハワセて慎重に、待つ。
聞く感じで仕掛けを上げると、ゴツゴツとアタリ、緩めて本アタリを待つが来ない。

2・3回同様な状態があり、痺れを切らして、上げることに、
すると、なぜか重い、牡蠣ガラが掛かったのか?しかし、生体反応がある。

上がってきたのは、マダイであった。これが最後に餌取が参入して来た。
17:25分納竿、桟橋に帰って、船頭助手が魚を〆、ワタまで取ってくれた。
まとめ 今回の釣行では、時合い・アタリ餌等は事前の情報収集のとおりの展開でした。
初秋の釣りにしてはちょっとイメージが違ったように思えます。

今日は、時合いがちゃんとあり、ここでの技量が釣果につながったと思います。
意外にも竿下で食ってくる状況で、水深がある割りに釣りやすかったです。

時合いの時は、食いが悪くしっかりと誘って餌をアピールしなければ釣れなかった。
しかし、この誘い途中でも餌取が餌を食ってくることはなかった。

難しかった点は、オモリなしでの誘い、特に誘い下げ(落とし込み)の着底が読みきれなかった。
また、団子の水加減が微妙で、自爆が多く、餌を底にキープできず時合いに攻め切れなかった。

団子の調整やオモリの使い分け等まだまだ課題が残った釣行でした。
写真撮影など、周りに出歩いてあまり自分の釣りに集中しなかったことも響いたかな。

次回は、数釣りのメッカ『内瀬』に行きます。