親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2010年6月12日
場 所 渡船店 迫間浦 日乃出屋
ポイント ホテル前カセ
海 況 潮まわり 大潮
満潮時刻 4:41 18:31
干潮時刻 11:37 23:52
天気 曇りのち晴れ
海の状況 うす濁り、水温22.6℃〜23.6℃
タックル 竿 NSR40−150N+H穂先
ライン プレミアムMark1-2号
ウルトラ競技2、3号
オモリ なし、1.5号
エサ アケミ貝、シラサエビ、オキアミ、ボケ
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ
サナギ粉、シラサエビ、アケミ貝、オキアミ、コーン
釣 果 本命 なし
エサ取 グレF、シロギス@、ハゼ@

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
日乃出屋恒例のチヌ釣り大会が6月12日から30日まで開催されるとのこと。
これに合わせるように 日頃から釣果が上向いてきました。

天気予報も良さそうなので、期待満々で出発時間をいつもより30分早める。
6時ごろに日乃出屋に到着し、すぐ出船の指示で船に乗り込む。

今日のポイントは、浅場に照準を合わせ、ホシラ・ホテル前・ヒノキとなった。
ホシラカセには堀ぽん、ヒノキ筏に大瓦、そして私はホテル前カセに乗る。

ウンチクB
前回までで仕掛けはほぼ完成しました。
ラインにしっかりと針は結べましたか。(針にラインを結ぶじゃないよね)

次の工程は、釣りに入る前の段階になります。
結んだ針にオモリ(私の場合はナス型8号オモリ)を付けます。

このオモリは、水深を測り糸癖を取るための行います。
では、ポチャンとオモリを投入し、バックラッシュにならないようにスプールに指を、

注意としては、静かに着底させなければいけません。
普段使っているオモリと違い、落下は早く感じます。

オモリが着底したら、ラインに水深マークを付けます。
水深マークは、穂先の先に付けた方が実釣時に見やすいです。

マークを付ける時のコツは、リールで3回転巻取りマークを付ける位置を手前にします。
マーク用のマジックインキは、ピンク色を使っています。
なお、このマークのインクを釣行後にラインを痛めないように取るには、

ボナンザをティッシュに浸み込ませて取るとよいでしょう。

6:30〜
12:00

今日は、いつもより早く長く釣りが出来、またチヌGET確立も高そうに思う。
メインは、アケミ貝かな?と思うが、シラサエビも今回で3回目になり成果が欲しいところです。

カセに乗り込み、まず冷凍アケミ貝を3m周囲に上撒きをして仕掛けの準備。
水深にマークを付け、糸癖を取りながら、水深を測り約8mとわかる。

1投目は針5号を結びアケミ丸貝で落し込みから様子を伺うことに。
オモリなしでアケミ丸貝はゆっくりと落下して食い気をそそらしながら着底。

しかし、期待とは裏腹に反応は無い、誘ってみても音信不通だ。
次はボケの落し込みで餌取を含めた海底の状況をチェックする。

今回は、落し込みに使うオモリを中通しの1.5号にした。
前回8Bの割シズで食い込みに抵抗感を与えたような気がしての改善策です。

ボケで探ってみるが、餌取りさえいない状況であった。
よって早々にダンゴの準備にかかる。

ダンゴは、自宅で米ぬか・砂・深場大チヌを混ぜてあり、現場ではチヌにこれだを3倍に薄めて水分調整するだけだ。
仕上げは水分少な目のパサパサ団子にした。

7時頃よりオモリ無しの団子釣りを始め魚を寄せることにする。
アンコにはシラサエビ・オキアミ・サナギと集魚に徹するが、変化は来ない。

ダンゴを打ち出して1時間後の8時6分ダンゴから出たアケミ半貝を誘い上げ着底と同時に本アタリ、
本日初の魚を釣り上げる、

   木っ端グレであった。

その後アタリが無くなった。
しばらくダンゴ釣りを続けて、9時32分に穂先を押さえ込む食い込みあたりを合わせて、グレ。

9時51分にグレ、10時13分グレ、10時44分にグレ、11時24分にグレの釣果。
ここで、ダンゴの打ち方を変えてみることに。(夕まずめ釣法の予行練習のため)

その方法はダンゴの集中投下、15分ぐらい場を休ませて落し込みです。
11時に集中投入(ダンゴ5個)し、11時20分頃から再開。

餌はアケミ両貝でオモリなしで落し込み、着底即アタリが出る。
11時24分にグレ、11時26分にまたグレの連ちゃん。

効果はあったようだが、次の一投には見破られて警戒してしまった。
餌をボケ・オキアミ・シラサエビと替えてみるが餌取の食べ方のようであった。

大潮のわりに潮の流れは無く、下げ潮の潮止まりになったので、
再び団子の集中投下でお昼休みとする。

12:00〜
17:30

集魚効果パッとせず、また帰りの運転のこともあり、昼食後昼寝を。
ところが、カセの船底は思ったより暑く、横になったけど上からしたからの暑さでオーブン状態。

5分ぐらい我慢したが、たまらず午後の部の作戦を練ることに。
納竿時間を5時とし、ここまでの1時間を落し込み(帰ったふり釣法)で、その30分前を場休めタイム、

集中投下を3時30分と決め、それまでの時間は、ダンゴの定期投入で集魚と状況把握とした。
12時30分、釣り再開。

今までのシラサエビの反応が全然無いので、針を2号から、3号に変えてみることに。
午後の第1投は、アケミ両貝の落し込みからスタート。

着底後、即、強烈な食いアタリがでたが、針に乗らず、素針をひく。
2投目、3投目と同様で魚が針に掛からない。

ダンゴ釣りに戻すが、反応が悪く、遠投を混ぜながら探っていると、
13時00分にハゼ、13時30分にシロギスを釣ったが、その後餌も取られない状況に。

   本日最後の魚『シロギス』

ここで作戦を急遽変更し、14時にダンゴ集中投入、30分の場休めにした。
落し込みから再開すると、警戒心が取れたのかアタリが戻ってきた。

しかし、3号の針では、針掛かりせず、口の小さい魚(グレ等)がよっているだけのようだった。
これも5回ぐらいでまた沈黙した。

15時30分に最後の作戦のためダンゴの集中投入、30分間休んで・・・。
日も傾き船底も冷えてきたのでしっかりと昼寝が出来ました。(体も海も休み)

30分後から落し込みオンリー釣りを再開する。
しかし、状況は同様であり、粘ってみたが17時15分に道具を片付けた。

まとめ
今日の釣果は、木っ端グレ7枚、キス・ハゼ各1匹と寂しい結果であった。
ここのポイントとしては、チヌの回遊経路にまだ入っていないように思えた。

迫間浦でテーマにしていた、シラサエビ使いは、3・4・5月と3回行ったが、
シラサでチヌという方程式の答えは出なかった。

シラサで寄って来たのはセイゴのようで、チヌを始め他の魚が食ってきたことが無かった。
これまでに釣った魚の腹からは、シラサエビは無く、オキアミ・アケミ貝がほとんどであった。

唯一腹の中からシラサが出てきたのはセイゴだけであった。
この3ヶ月ではアケミ貝が良く、これを参考に来シーズンの攻め方を考えたい。

自作ダンゴについては、推進10m前後の釣り場なら十分使えると感じたが、
着底後に即爆になりやすく、それからの餌取やボラのシーズンに耐えれるかが課題になりそうだ。