親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2011年5月14日
場 所 渡船店 迫間浦 日乃出屋
ポイント ヒノキ筏@
海 況 潮まわり 中潮
満潮時刻 02:49、15:41
干潮時刻 09:18、21:29
天気 晴れ、強風(向かい風)
海の状況 うす濁り、強風、2枚潮、水温:19〜21℃
タックル 竿 NSR40-150Nsp+F
ライン プレミアムMark1-2号。
ウルトラ競技5号
オモリ 4B、中通し1.5号・2号。
エサ ボケ、オキアミ、アケミ貝
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+伝統筏)
アミエビ、オキアミ、荒挽サナギ粉、アケミ貝。
釣 果 本命 なし
エサ取 マダイB尾(22p、41p、42p)、マハタ@尾、ベラ、フグ、コッパグレ

時 刻 記   事
はじめに
ゴールデンウィークに入り、迫間浦のチヌ釣果が低下しだしてきた、産卵に入ったか?
でも、マダイ(脱走兵)は釣れ続いているようだ。

それと、4月の年無しチヌの魚拓に現認印を日乃出屋の大将に頂くために再び釣行した。
今日は、この前と違って天気は良いが、チヌ客は少なめで、カセ・イカダは何処でもどうぞ状態でした。

私は、潮を読んで「ヒノキ筏@」を選択。堀ポンは、浅場の「ホテル前カセ@」を。
久々登場の延魚・シーガは、仲良く『ホテル前筏』に同乗を決めた。

ひとりごと
デジタル魚拓の作成に関しての注意事項を記しよう。
4月に釣った年無しチヌをデジタル魚拓に出そうと現地で撮影したが、

デジタル魚拓の出来栄えを良くするための撮影方法がある。
@デジカメの画素数は、カメラの最高画素数にする。(最低5メガ以上)

Aストロボは使わず、自然光で撮影する。
B背景に注意、チヌの下にはスケール等置かず、白色等の淡色の物を敷く。

上記がWINGさんのデジタル魚拓撮影の注意事項である。
そこから、もうちょっと注意するともっと良いものになると思う。

C撮影時のアングルであるが、今回のチヌはお腹がパンパンに張った抱卵チヌで、
 板の上に置くとお腹の白い部分が上に向き、普通に撮影するとお腹ばっかが目立った。

 こういう時には、撮影方向を変えて、背中のほうから撮ると、背びれ・背中が大きく撮れる。
 また、背中の下に物を置き、魚体を平行にするやり方もいいと思う。

D最後になるが、撮影する時間は、釣ったら即がよい。
 それは、釣り上げたときは、チヌが興奮していて、背ビレがピンと立っているからだ。

 

手持ち撮影でもいいが、魚拓加工時に手をとる加工賃が発生するので注意。
なお、私は、手持ち写真を魚拓に添付して、その時の雰囲気を記録した。(有料かも)

釣行時のデータも記入できるので、できるだけ細かなデータを記録するとより良い魚拓になるでしょう。
魚拓の種類は、カラー、墨、モノクロ、リアルとあり、自分の好きなものが選べます。

手軽に、早くできますので、皆さんも是非、貴重な1尾をデジタル魚拓に残してみましょう。

6:45〜
12:00

   ←本日のポイントのヒノキ@筏に、6時52分に乗る。
釣座は、本命の湾奥向きに取る。
この釣座は、上げ潮時に潮の目ができる格好のポイントである。

しかし、下げ潮はビュンビュンと飛ぶときもあり、ここを選ぶときは潮時を確認する必要がある。
今日の朝は、下げ潮のため、アケミ貝の上撒きをせずに、仕掛けの準備に入る。

いつものように、ナス型5号のオモリをつけて落下させて、水深マークと糸癖取りを行う。
下げ潮がかなり早く流れているので、第1投目は、中通し1.5号のオモリにアケミの半貝でモーニング。

着底後、即アタリがあり、アワセるとフグが釣れた。
2投目も同様に半貝で落し込むと、今度は、コッパグレが釣れた。

その後、エサをボケ・オキアミと変えて落し込むが、エサトリが釣れるのみ。
7時45分ごろ、筏の周囲を落し込みにより探ることに、

   ←7時45分頃に釣座の反対側で、20cm強のアオベラを釣り上げる。
この頃より、下げ潮が緩みだしたので、ダンゴ釣りの準備する。

ダンゴ釣を始めて、8時16分頃にボケエサをダンゴに包み1.5号中通しオモリで投入。
着底後ダンゴの割れを確認せずに待っていると、アタリ、アワセて
   ←22pのマダイを釣る。

9時28分頃に、潮止まりから上げ潮に替わり、底潮が動き出そうとしているが、
向い風が強く、上潮だけが手前に流れているので、オモリはそのままの1.5号中通しを使うことに。

オキアミのエサでダンゴ釣りを続けていると、オキアミが残ってきた。
すかさず、エサをボケに変えて、ダンゴに包み投入。

着底後ダンゴの割れを確認せずに、ラインを緩めて待つと、前アタリ、少し穂先を送り込む。
本アタリで食い込ませてアワセる、重量感のある手応え、鯛系のようで竿を叩く。

  ←上がってきたのは、マダイ41p・1.15kgの良型の脱走マダイであった。
その後は、エサトリのみ、向い風が強く、2枚潮と中層にもエサトリが出てきたので、オモリを中通し2号に変える。

ダンゴ釣りとチョイ投げ落し込み釣りを組み合わせた釣りをする。
  ←10時39分頃、釣座の右前方にチョイ投げで26pのマハタの幼魚を釣る。

11時54分ごろには、上潮が緩みだしたので、オモリを4Bに変えボケエサでダンゴ釣り。
1〜2ヒロぐらい糸を出して這わせていると、前アタリから一気に本アタリで魚が走った。

魚に先手を取られたが、NSRのパワーを信じてやり取りする、竿で溜めているだけで魚が浮いてくる。
  ←少し手間取ったが、40p・1.17kgのマダイを取り込んだ。

その後は、エサトリも少なくなったようで、アタリが遠のいたのでお昼とした。

12:00〜
17:00

昼食を食べ終わり、休憩を取り、さあ、再開という頃に、船長さんが来た。
エサを付けて、ダンゴ釣りで置き竿にして船長さんと談話。

  潮の感じはいいけど、なぜかアタリが来ない。
話が進んで、なんと、船長さんも山林を所有しているという話になって。

森林のこととなってしまったら終わりが無い、1時間を越えて話し込んで、船長さんは帰っていった。
再び、釣りに戻るが、海中からの応答は無いまま、17時20分に竿を収めた。
  ←本日の釣果
まとめ
今日は、チヌの顔が見えなかったが、マダイ3尾のお土産ができ良しとしよう。
もう一つの目的のNSR穂先(F仕様)の重いオモリ負荷の調子の確認があった。

F仕様の穂先の先っぽは、微妙なラインテンションが見極めるように削り込んであり、
元竿との継ぎ部分は、取り込みに最高の性能が発揮するように作ってある。

アタリを取る部分の調子は、最大負荷がどの位かを見極めるために、2号の錘を使ってみた。
やはり2号オモリを吊り上げた状態では、繊細な部分は死に、アタリにも鈍感になってしまった。

しかし、2号オモリを中通しにして、ラインテンションを抜いておれば、繊細なアタリは表現してくれる。
魚にエサを食い込ませる時は、いつも穂先を送るので、問題は無いと思う。

4月に使ったがまかつ競技160の穂先との使用感の違いは、微妙なラインテンションが取れるか取れないかであった。
微妙なラインテンションを表現させるには、先っぽを削るだけでいいのかどうかは不明。

それは、プロの竿師に任せれば、オーダーに答えてくれるでしょう。
メーカー品に多少なりとも不満を感じてる方は、自分用の竿をオーダーしてみるのもいいかもネ。