親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2011年6月18日
場 所 渡船店 南伊勢町内瀬 内瀬釣りセンター
ポイント 4号筏
海 況 潮まわり 大潮
満潮時刻 05:57、19:37
干潮時刻 00:27、12:49
天気
海の状況 濁り有り、水温:19.4〜20.4℃
タックル 竿 がまかつ競技U160中硬調
ライン プレミアムMark1-2号。(10回目の使用)順方向4回+反方向5回使った
ウルトラ競技4号
オモリ 3B、中通し2号。
エサ ボケ、オキアミ、アケミ貝
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+チヌパワー)+グレにこれだ
オキアミ、荒挽サナギ粉、アケミ貝。
釣 果 本命 なし
エサ取 マダイ@尾(31p)、ヘダイ@尾(23p)、フグ、アジ、サバ、コノシロ

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
高速休日上限1,000円の終了前に釣行しようと思い。
また、7月から始まる『オサム大賞』の打合せも兼ねてと、内瀬に行く。

週間天気予報では晴れであったが、当日は雨の予報に変わった。
ま、雨対策の練習と、雨による海の状況を下見するには収穫があるのではと思う。

それと、がまかつ競技U160中硬調の穂先の調子の確認も目的である。
事前の予約で5人頼んだときに、4号・7号筏を取って頂いたが、3人がキャンセルしてしまった。

結局2人になったので船長さんと相談の上、4号筏にした。
この判断が吉とでるか凶とでるかは・・・。

2人の釣行なので、意外と早く6時15分ごろには現地に到着し、乗船名簿に記入して船長さんを待つ。
 

ひとりごと
ラインは、ラインシステム社のプレミアムマークTを10回目の使用となる。
このラインは、昨年5月に発売されてから、もう既に9回使っているが、まだまだ使える。
   ←糸止め用のテープに回数を記録。

リールに巻いてから4回使い、反対に巻きなおして5回使った。
劣化を図るには、糸癖を取るときにラインを引っ張る時にラインの伸び具合で判断している。

両手で、1mぐらい取り、グィーと引っ張り、ラインが伸びて糸の巻き癖が取れればまだ使える。
伸縮性は、ラインの強さにも影響するので、必ず確認することだ。

以前に、ラインの伸縮性がなくなり、魚を掛けたときにラインが伸びきっていてラインブレイクしたことがあった。
その時、感じは、魚の抵抗がそのまま竿を伝わってきて、魚の暴れることがダイレクトに感じた。

こういうときには、ラインの寿命と考え、その場でラインを巻き直すことが先決である。
伸縮性があっても、もう一つ気をつけることがある、それは、糸の滑りだ。

糸の滑り具合は、まだまだ良くて、他社のフロロカーボンライン程度はある。
このラインは、新品のときは、ツルツルでどうしようもなかったことを覚えている。

私のように、月1回の釣行で年10回程度しか行かない場合では、1シーズンは使えるので重宝する。
また、このラインは、他社と同じ号数でも、糸の径が細い。

いつも使っているメインの2号ラインは、他社の1.7号の太さと同じです。
潮の抵抗や感度など1.7号の感覚で、2号の強さを持つラインといえます。
   ←愛用のラインシステムプレミアムマーク1

価格的にも100m巻きのラインの他社と同じぐらいということも、持って損のないアイテムでしょう。

7:00
〜12:00

今日の内瀬は、2号・3号・8号・新カキ・旧カキの各筏に先客が既に取り組んでいる。
桟橋で荷物を積み込み、7時に4号筏に乗る。
 
 
釣座は、岸(北)向きに、右に私、左に堀ぽんと取り。
まず、潮を見ると、湾口に向って早く流れ、濁りもある。

アケミ貝を上撒きしてみると、速い流れは、上部の50p位だけで、貝はほぼ真下に落ちていく。
その間に、道具の配置とパラソルのセットを終え、仕掛けを作る。

今日の仕掛けは、上部の潮が早くラインが引っ張られてエサが浮き上がるのを防ぐため2号オモリを使う。
中通しの2号オモリというと、ブッコミ釣りと言われあまり良い響きではないが、でも確実である。

ラインも10回目の使用であるが耐えるかも見ものである。
針は、いつものように重さのある『オーナー社のウルトラ競技4号』を使う。

この針を使うのは、やはり強度の安心感があるということでしょう。
とりあえず、このセットでまずは、そのまま竿下に落下させ、水深マークを付ける。

そして、ラインを手に取り、両手で1mぐらい掴み、糸を伸ばして糸の巻き癖を取る。
その時に、何回取ったかにより、水深を計ることができる。

今日は、8回取ったから、水深は約8m。
仕掛けを回収して第1投目は、オキアミ+コーンで落し込む。

アタリはない、2投目は、ボケを挿して落し込む、小さなエサトリがいるようでパッとしない。
周囲をチョイ投げで落し込み、誘いと誘いの間に長めのインターバルを取りながら釣る。

7時50分頃、ボケエサに前アタリ、次のアタリが遠いので、少し糸を出してテンションを抜く。
すると、グィーンと本アタリがきた、アワセると、23pのヘダイが掛かった。
 
 
その後は、アタリもなく、また、中層でもアタリは来ないので、ダンゴ釣りに変更する。
今日のダンゴレシピは、煎り糠(19)+砂(6)+細引きサナギ粉(2)+チヌパワー(2)だ。

チヌパワーは、ボラの寄りを高めるために試しで混ぜてみた。結果はどうか?
魚の寄りを高め、寄った魚を居づかせるために、オキアミ+サナギをアンコに打ち込む。

エサは、オキアミを使い、魚の状況を見ながら打ち続ける。
なかなかアタリは来ないが、中層にエサトリが寄ってきたようだった。

10時59分、ボケエサでチョイ投げ落し込みのダンゴ別うちで、竿下まで誘ってくると。
前アタリがきた、少し糸を送ると、本アタリ、これにアワセてマダイ(31p)を釣る。
 
その後アタリが遠のき、12時に昼食タイム。


12:30
〜17:30

30分の場休めをして、再開する。が、海底の変化はない。
13時ごろには、雨のため早帰りするお客が出だした。

14時ごろ、隣の3号筏でボラが釣れだした、この頃よりダンゴにアタリがでだす。
でも、アタリからダンゴに直接あたるのではなく、ライン擦れのようだ。

ダンゴからサシエが出てもアタリがない。正体は、コノシロのようだ。
しばらくこの状態が続き、オキアミ・ボケにアタリがくるがエサトリのアタリ。

アケミ貝には反応がない。
今日の終了時間は、17時30分なので、17時に片付けれるように段取る。

夕まづめ作戦は、いつもと同じで、残り1時間ぐらいを目安にダンゴ無しの落し込みとしている。
だから、1時間前までにはダンゴを打ち切り、サシエだけで釣る『帰ったふり作戦』です。

落し込み釣りには、中通しの2号オモリを使い、周囲へチョイ投げ、竿下までの誘いでやる。
だが、中層でのサソイでエサトリの反応はあるものの、底ではアタリがない。

17時を過ぎると、中層のアタリも消えたので、竿を納めた。
 

まとめ
今日の内瀬全般の釣果は、50.5pのチヌを筆頭に19尾以上のようであった。
なんと年無しチヌは、私たちがキャンセルした7号筏の隣の筏で出た。

また、何処の筏も午前中はぼちぼちであったようだが、チヌの釣れ方には、
シラサエビの底撒きに効果があったと、船頭さんは言っていた。

今日は、雨天なので、チヌは底に下がっていて、晴天の日は、チヌは浮いている。
こういうこともチヌの習性だそうです。

内瀬は、何処の筏でもステージを作ればチヌは釣れそうな所であった。
7月の大会のため、最近の傾向と来月の予測をして船長さんと打合せた。

当日確保していただけるのは、2号・4号・7号・8号の筏4基。
乗合人数は、最高3人までとし、参加人数等は事前に連絡することとした。

プレミアムマークTは、今回10回(逆巻き6回)を使ったが、特に問題はなかった。
途中に一度、根掛りをしたが、ラインはまだ十分な伸びがあり、糸を切るのに苦労した。

今度は、正巻きにして5回目の予定だ、こんな経済的なラインは初めてで最高です。
さぁ、次回7月を楽しみに、猛暑対策とともに、ダンゴレシピを見直そう。