親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2011年9月8日
場 所 渡船店 南伊勢町迫間浦 日乃出屋
ポイント 弁天筏
海 況 潮まわり 若潮
満潮時刻 01:00、15:46
干潮時刻 08:30、21:16
天気 晴れ
海の状況 台風12号が通過、やや濁り、波穏やか、水温27.8度
タックル 竿 NSR40-150Nsp+G、(息子:がまかつ競技U160硬調)
ライン プレミアムMark1-2号。(13回目の使用)順方向6回+反方向6回使った
ウルトラ競技5号
オモリ 中通し1号。
エサ オキアミ、アケミ貝、コーン。
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+大チヌSP+伝統チヌ筏+チヌスパイス)
オキアミ、荒挽サナギ粉、コーン、アケミ貝、アミエビ。
釣 果 本命 チンタH(20〜33.5p)、マダイ@(43cm) ∴2人の釣果
エサ取 アジ、ベラ、グレ、ボラ

時 刻 記   事
はじめに
当初4日に釣行予定をしていたが、台風12号が停滞し天気が回復しないので8日に予約をする。
迫間浦は、前日まで大雨が降ったとのこと、当日は台風一過の良い天気となった。

ここでも、台風の影響で、ここ1週間渡船を中止していて、1週間ぶりの営業という。
朝船長から言われたことは、『1週間誰も乗っていないのでしっかりとマキエをしてね』だった。

しかし、この言葉の奥には、私たちの乗った弁天筏に限っての秘密があった。

船に荷物を積み込み、なんだかんだと船長と雑談をして、弁天筏に乗ったのは7時25分のことでした。
  
釣り座を沖向きに、右に息子、左に私と道具を広げ仕掛けを準備する。

  

7:30
〜12:00

息子の竿は、がまかつカセイカダ競技硬調160、リールは、黒房リミテッド60D−STにラインは、マーク1・2.5号。
じっくり食わせる中通し釣法のため、仕掛けは、中通し1号オモリにオーナーのウルトラ競技4号針を結んだ。

まずは、アケミ半貝の落し込みで様子を探ることに、明確なアタリもなくエサトリに取られるだけだ。
3投してダンゴ釣りに切り替える。(1週間ぶりのため集魚から始める)

まず、1桶分をアミエビを混ぜ込んで集魚重視に設定し、空打ちダンゴはやらない作戦を取る。
ダンゴ釣りを始めて30分ほどし、本日第1号の魚ベラが釣れた。

ボチボチとエサトリが寄り始め、エサに果敢にアタックし始めたようだ。
8時54分には、20cm弱のグレがオキアミのエサに食ってきた。
  

まだまだダンゴアタリを出すような魚がいない、底トントンでダンゴを打ち込む。
9時41分に20cm弱のアジ、10時07分に20cmオーバーのグレを釣る。

少しずつだが、ダンゴアタリも強くなったきたような気がし、コーンを4個つけてダンゴを投入。
ダンゴからエサが抜けて、今日一番の本アタリ、アワセるとかなりの手応え。

上がってきたのは、43cmのマダイ、10時17分の出来事。
  

鯛系が寄ってきた雰囲気だ。

10時49分、息子が、オキアミ+コーンのエサで23cmのチヌを釣った。
  

続けて、息子が、11時02分22cmのチヌを釣り上げた。
  

ダンゴアタリもあり、雰囲気もあるが、中通し釣法では、本アタリが出ない。
12時ごろに、アケミ丸貝で置き竿にして昼食を取る。

12:00
〜17:00

食事をしながら穂先を見ていると、何かアタリらしい反応があるが、続かない。
仕掛けを回収すると、針が無い、ラインが切られているが、魚種不明であった。たぶんフグだろう。

12時35分、息子が、大きく竿を曲げ、手間取っていた、
  
魚は、筏の下に潜り込み、取り込みに困っていたので、交代して取り込むと50cmオーバーのボラ。
  

ダンゴアタリがボラに変わってきたようなので、ボラの吸い込みとチヌの本アタリを見極めるよう伝える。
こういう時には、中通し釣法は便利である。 穂先の戻ってこないアタリだけアワセればよいのです。

13時03分、私が21cmのチヌを釣る。
  
今度は息子が、13時44分に24cmのチヌを釣る。
  

続けて息子が、13時50分に33.5cmのチヌを釣った。
  
かなりのファイトで竿捌きを楽しんだ様子であった。

その後あたりが遠のき、ボケを使うと面白うそうな気配であったが、
ボケは、台風の影響で入荷できず、手に入らなかった。

15時を過ぎると、ダンゴが残りそうなので、空ダンゴを竿下周囲に広げて打ち込む。
空ダンゴは、アンコ抜きで4方向に、仕掛けを付けたダンゴにはオキアミ+サナギのアンコ。

しばらくダンゴ打ちを続けると、私が、15時24分に24.5cmのチヌ。
  
15時41分に21cmのチヌ。
 

16時02分に20cmのチヌを釣った。時合いか?約20分おきに釣った感じである。
  
この頃の釣り方は、前アタリがあったら、糸を送り込まなければ本アタリが来なかった。

この情報を息子に伝えると、16時29分に21cmのチヌを息子が釣る。
  
ここで竿を納めた。

まとめ
  
今日のダンゴワークは、700ccの容器で計量して、朝の1桶分は、6杯にアミエビ半ブロックを混ぜで。
それにアンコで、オキアミ+荒サナギ粉+コーンを入れた濃厚ダンゴで打ち込み。

2回目以降は、竿下にはアンコのみで打ち、周囲への空打ちは、アンコなしで4方に打った。
作戦通りにまずエサトリ、続いてボラ、そしてチヌとそれなりの効果があったと思う。

サシエは、オキアミ+コーンがアタリエサで、コーンのみ・サナギのみと+コーン・アケミ半貝・むき身と
エサトリのアタリもしょぼく、遠いような感じであった。

このアタリエサも、筏に人が乗っていなく、マキエが十分に効いていないからと、思う。
他の筏では、コーンのみやサナギ等いろいろなエサで食ってきたとのことであった。
  

帰港するときに大将が、『弁天は、釣れる型が小さいのでここ2週間乗っていなかった』ともらした。
朝と話が違うがや、と思ったが、2人でチヌ9枚とマダイ1枚の釣果なら満足な釣りができました。

今日は、日乃出屋の筏には、全箇所に乗っており、すべての筏にチヌの釣果があった。
やはり、弁天以外の筏のほうがチヌの型がよかった。