親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記

日 付 2012年4月7日
場 所 渡船店 南伊勢町迫間浦 日乃出屋
ポイント サザラ筏
海 況 潮まわり 大潮
満潮時刻 05:33、18:16
干潮時刻 11:52
天気 晴れ一時曇り(雨)、北西の冷たい強風
海の状況 風波立ち、チョイ濁り、表面水温11.8〜13.0℃
タックル 竿 NSR40-150Nsp+G
ライン プレミアムMark1-2号。
ウルトラ競技4号
オモリ なし、中通し1.5号。
エサ オキアミ、アケミ貝、ボケ、コーン。
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+伝統チヌ+オカラ+チヌスパイス)
オキアミ、アケミ貝、コーン、アミエビ。+(チヌパワー)
釣 果 本命 なし
エサ取 カレイ、フグ

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに 3月下旬から鳥羽市本浦的矢湾方面でノッコミチヌの好釣果が聞こえ出し、
我がHGの迫間浦へ期待満々で釣行を計画する。

しかし、迫間浦の宝成・日乃出屋とまったくといって釣果が出ていないのが気になる。
でも、昨年は年なしのノッコミチヌを釣り上げているので期待は出来そうだ。

ここ最近は、週末の天気が悪かったが、7日の予報では晴れだ。
久しぶりのかかり釣りのため、道具の点検とダンゴレシピを確認しながら前日に準備をした。

日乃出屋に予約を入れると、6時出船に来てくださいとのこと。
いつもより1時間早く出発することに。

道中でボケ20匹とアケミ貝1kgを購入して、
途中の南海中学校から阿曽田に向かう桜並木が満開であった。

6時前に到着。
日乃出屋には、チヌ釣りと釣堀の客でにぎわっている。

フリッパー号にチヌ釣りの客を乗せ、出船。
私と大瓦は、『サザラ筏』に、堀ぽん夫妻は『サンバシ筏』に6時に乗った。
  

6:00〜
12:00
筏に乗って、釣り座を大瓦は岸向き『右』私は『左』と別れ道具を配置する。
まず、冷凍アケミ貝を撒き、潮の流れを見る。

潮はほとんど流れていないようであった。
愛竿『NSR』にリールをセットし、仕掛けを準備。

ラインシステムマーク1の2号ラインにオーナー製ウルトラ競技4号針を結び、中通し1.5号オモリを付ける。
そのまま仕掛けを投入し、着底を確認。

仕掛けを手繰り、糸癖取りと水深を図った。
水深13m、満潮時の深さである。(今日の満潮は5時33分)

第1投目は、ボケをつけて落とし込む。
着底後、糸を張るとチョンチョンと小さなアタリあったが続かない。

エサトリにとられたようで、回収するとエサがない。
2投目は、アケミ半貝で投入する。

先ほどと同様であった、エサを変えて、投入場所を変えて落とし込む。
小さなアタリでエサがとられ続ける、活性はあるのだが。

何がソバエテいるのだろうと思っていると、大瓦が『フグ』が釣れたと報告。
エサトリはフグか?

海底の状態をよくしようと、ここでダンゴを準備する。
1杯目のダンゴには、アミエビを混ぜ込んで使用することにする。

ダンゴを投入して釣り始めるとアタリが大きくなってきた。
7時23分、本日初の食い込む本アタリが出た、が、釣れたのはフグ。
  
その後、7時25分にフグ。7時30分にフグ。7時32分にフグ。7時46分にフグ。
エサは、ボケ、オキアミ、オキアミ+コーン、アケミ半貝と何でも食ってくる。

この頃より、急に天気が悪化し、冷たい北西の強い風が吹き出すと、アタリが遠くなった。
8時ごろになったとき、大瓦が『カレイ』を釣った。

食べれる魚が釣れたので、私も来ないかと思い、
カレイ狙いに『冷凍ゴカイの塩漬け』を房掛けにしてダンゴに包んで投入。

狙い通りにフグとは違う前アタリが・・・、本アタリっぽいアタリに合わせる。
フグとは違う手ごたえが竿に伝わる・・・、カレイ(22cm)が釣れた。
  
やはりこの時期下げ潮にカレイが来ることがあるようだ。
でも、これだけで終わってしまい、静かな時間が来た。(筏の上は強風だが)

2杯目のダンゴを作り、ダンゴ釣りを続けるが、小さいエサトリの中で、いいアタリはたまに来るのみ。
このアタリを合わせて、9時02分にフグ。9時58分にフグ。10時41分にフグ。10時57分にフグ。11時26分にフグ。

もう10尾のフグを釣った、大瓦とあわせると20尾以上の釣果。
なかでもアケミ半貝のエサの時には、針が取られたことが4・5回あった。

11時30分ごろに日差しが戻ってきて、風も少し弱まった。
さぁ、と、思い、体を休めるために大瓦と筏の上で横になり、昼寝を実行。

30分ぐらい寝て、ダンゴをドカ打ちして、昼食をとる。

12:30〜
17:00
昼食をとってから30分ほど場を休めた、後に釣りを再開。
ドカ打ちで集まった魚が警戒しないように、落とし込みを試みる。

ボケをつけてゆっくりと落とし込む、着底後すぐにアタリが来た。
前アタリに合わせて穂先を送っていくと本アタリ。

12時35分、合わせるが、軽い、またまたフグの登場だった。
その後ダンゴ釣りに変えるが、小さなエサトリのアタリが来るだけだ。

ダンゴ釣りを続けていると、13時07分に本アタリでフグを釣る。
午後からは上げ潮となるので、ダンゴの集魚力を上げてみることに。

3杯目のダンゴの上半分にチヌパワーを加える。
雑魚もボラもみんな大集合作戦をとる。

だが、今日の上げ潮は期待に反して魚の反応が落ちた。
そのため、チヌパワーとオキアミを混ぜた高集魚ダンゴは、15時ごろにすべて打ち終えた。

以降は、低集魚の素ダンゴでダンゴ釣りとチョイ投げ落とし込み釣りを併用する。
しかし、魚の活性は上がらず、時たま小さなエサトリがエサを啄ばむだけ。

16時以降は、足元にダンゴを投入し、周囲を落とし込む作戦。
変化なし。

16時30分からは、ダンゴを打ち終わり、桶等の道具を洗い片付けをしながら、
最終手段の『帰ったふり作戦』を実行。

チョイ投げ落とし込み釣りには『ボケ』エサで広範囲に探った。
早い手返しでは、エサもとられず、じっと置いておくとアタリもなくとられるだけだ。

らしい雰囲気も来ずに、17時に竿を納めると、迎えの船が来た。

まとめ 本日は10人ほどのチヌ釣り師が各筏に分乗したが、本命の釣果はなかった。
マダイ、カレイ、メバル、アジ、ボラ等が釣れていた。

サンバシ筏に乗った堀ぽん夫妻は、堀ぽんが45cmのマダイとボラで奥さんはフグだった。
私たちの筏に比べればやる気のあった筏のようでした。

ここ迫間浦でも、水温は水深10mで14℃あり、今日は、強風で急低下したかもしれないが。
他の渡船屋を合わせてもノッコミチヌの便りはあまり聞かれないようだ。

昨年のように冬場の水温が養殖場でも8℃と冷たく、春になって急に水温が上がったような、変化があった。
が、今年は、ダラダラとした水温変化のために、チヌの行動がダラダラしているようである。

ま、そんなところが敗因の原因ではないのかな。
今の時期、御チヌ様はどこにいらっしゃるのか気になりながら帰路に着いた。