親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記
日 付 2012年5月12日
場 所 渡船店 南伊勢町船越 秀丸渡船
ポイント 5号筏
海 況 潮まわり 小潮
満潮時刻 08:34、22:49
干潮時刻 03:10、15:39
天気 晴れ一時曇り、一時北西の強風
海の状況 チョイ濁り、表面水温16.4〜17.4℃
タックル 竿 NSR40-150Nsp+G
ライン プレミアムMark1-2号。
ウルトラ競技4号、一刀チヌ3号。
オモリ なし、3B、中通し1号。
エサ オキアミ、ボケ、アケミ貝、アオムシ、コーン。
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+オカラ+チヌスパイス)
オキアミ、アミエビ、アケミ貝、コーン。
釣 果 本命 なし
エサ取 小サバ、ハタ子

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
GWごろから、迫間浦の釣果が悪くなっていたので、鳥羽・矢口浦方面にと考えたが、
どこに行ってもハタキの時期は良くないので、新天地の開拓釣行にした。

行き先は、山本太郎氏がチヌ道一直線で紹介していた。船越にした。
ここは、伊勢道を使う我々にとっては、玉城から南下する最短の場所。

また、渡船時間が自由ということをHIROさんのブログから、分かり安心して予約をした。
当日は、いつもの時間とコースで行くが、いつもより少し早い時間に到着。

秀丸渡船さんらしき駐車場に止め、らしき建物を除くと、ビンゴであった。
船長さんに挨拶をし、道具を桟橋に運ぶ。
  
今日乗る筏は、5号筏とのこと、最近の状況はやはり渋いとのこと。
早速渡船をしていただくが、数分で到着、桟橋と筏は目と鼻の先のようでした。

6:45〜
12:00

筏に乗って、釣り座を私は岸向き『右』堀ぽんは『左』と別れ道具を配置する。
  

まず、冷凍アケミ貝を撒き、潮の流れを見る。

潮はほとんど流れていないようであった。
愛竿『NSR』にリールをセットし、仕掛けを準備。

ラインシステムマーク1の2号ラインにオーナー製ウルトラ競技4号針を結び、中通し1.5号オモリを付ける。
そのまま仕掛けを投入し、着底を確認。

仕掛けを手繰り、糸癖取りと水深を図った。
水深8m、潮の流れもゆるく釣りやすい筏だ。

第1投目は、アケミ両貝をつけて、オモリをはずして落とし込む。
着底前にチョンチョンと小さなアタリ、仕掛けが着底しない。

エサトリにとられたようで、回収するとエサがない。
2投目は、ボケをえさにオモリを1号にして落とし込む。

何もアタラない、ボケは元気に帰ってきた。
底の活性を上げるために、ダンゴの用意をする。

桶1杯目は、集魚を上げるためにダンゴにアミエビを混ぜ込む。
7時、オキアミのエサとオキアミをあんこにダンゴを投入。

すると、筏の下からコッパグレが登場。その周りにコサバがダンゴを追っかけている。
やはり、コサバが多いといわれているようにウジャウジャいる。

ダンゴが着底したが、アタッてくる魚は、いない。
サシエが抜けてもアタラない。50cm上に誘いを入れてそのままで待つとかすかなアタリ。

しかし、針を食うようなアタリでなく、それでアタリは無くなった。
回収するとエサが無い。

しばらくこんな感じでダンゴを打ち続けていると、だんだんとアタリが大きくなってきた。
エサトリの正体を見たくなり、出たアタリに穂先を操作してうまく食わせれた。

7時54分、今日初の魚が釣れた。

細かな振動とともに上がってきたのは、やはりコサバであった。
サイズは、14cmとコサバの子クラスであった。
  

うわさどおりであったので、これを今日のお土産に確保しようを心の中で思った。
オキアミ、アケミ半貝、アオムシのエサは、反応が良く、ボケは今一であった。

ダンゴからエサが抜け、誘い上げて、ゆっくり下ろすと、高確率でHITする。
釣法がかなり方向を変えてしまったが、前回のフグ釣りを思えば喜ばしい。

10時ごろより雲行きが怪しくなり、風も強くなってきた。
幸い風裏のため穂先には影響が無いが、筏が風を受けて左右に大きく動く。

ポイントが定まらないのとラインが引っ張り回されるため、オモリを1号に換える。
とりあえず、底とアタリは取りやすくなったが相変わらずコサバが食うのみ。

ところが、堀ぽんの方は、朝一に置き竿でヘダイ、怪しいアタリでボラを釣っていた。
エサトリのコサバは、一緒ですが。

こんな状況を変えるため、昼食と休憩を長めに取ることに、
アケミ貝+オキアミ+コーンをあんこにしたダンゴを6個を打ち込む。

13:00〜
17:30

昼食をとってから天気が穏やかになったので長めの昼寝を実行。
13時ごろから釣り再開、オキアミのエサでダンゴ釣りでリスタート。
  

着底後、かすかに団子アタリが出たが、エサが出てからはシーン。
誘って下ろすと、グィーン。コサバが掛かった。

2投目からは、さっぱり、底でのアタリがなくなった。
誘ってゆっくり下ろすでたまにコサバが掛かる程度で、食うエサもオキアミだけになってしまった。

14時ごろに2杯目のダンゴ作り、今度のダンゴは、集魚抜きの素ダンゴ。
15時ごろより風も少しは収まってきたのでオモリを3Bに換えてダンゴ釣り。

サシエは、オキアミ中心で様子を見ながら、ボケで勝負のパターンで進めた。
投入ピッチを短くしたり、打ち返しのインターバルを長くしたりするが、反応は無い。

でも、隣の堀ぽんは、ボラを釣ったり、ヘダイを釣ったりしている。
そのうち「歯があるような魚をバラシた」と訴えていた。

今日の堀ぽんのダンゴレシピは、本筏としろまるで特に集魚剤は入れてないとのこと。
その差か?

納竿間近には、ボケを15分ほど置きっぱなしにしておいたが、取られもしなかった。
17時30分、竿を納めた。

まとめ
本日のチヌ釣り師の数は不明だが、本命の釣果はなかった。
でも、2日前に45cmが上がっていたようで、渋い時期のようだ。

3号筏の方が、根掛かりで釣り上げたカキを割ってエサにして落とし込んだら、
食ってきたが、バラシてしまったとのこと、それも2回。

どこかにチャンスはあったかもしれないが、今日はものにできなかった。

秀丸渡船さんは、息子がチヌかかり釣りの修行中のようです。
早くいい若船頭になれるように応援したいと思います。

また、事務所には、手書きの釣果情報が貼られていて、
今年は、3月に年無しがかなりの数釣れていた模様です。
  

来月もよろしくと秀丸渡船さんに挨拶をして、帰路についた。