親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記

日 付 2012年7月14日
場 所 渡船店 南伊勢町船越 秀丸渡船
ポイント 3号筏
海 況 潮まわり 長潮
満潮時刻 00:39、15:17
干潮時刻 08:07、20:14
天気 うす曇り、午後一時南西の中風
海の状況 海面穏やか、濁り強、午後より黒濁り、水深11m、海面温度:25.4℃
タックル 竿 NSR40-150Nsp+M
ライン プレミアムMark1-2号。
ウルトラ競技3号⇒一刀チヌ4号。
オモリ なし、2B、中通し1号。
エサ オキアミ、ボケ、アケミ貝、モエビ、コーン。
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+本筏チヌ)
オキアミ、アケミ貝、コーン、モエビ。
釣 果 本命 なし
エサ取 ヘダイ、アナゴ、ゴンズイ、ボラ、グレ

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
 船越の調査も、今回で3回目の釣行です。
これまでの成績は、1勝1敗ですが、梅雨明け間近でチヌも全盛期の模様で期待できそうである。

 先月は、シラサエビがいい感じであったので、事前に調達できたモエビを2杯持ってきた。
攻め方も遠方に濃厚ダンゴと竿下に素ダンゴという2刀流ダンゴの作戦で望むことにした。

 出船時に船頭から食いが渋いので針は3号がいいよとのアドバイスを受け

  
6時30分に2号筏に乗った。他の2名は、3号筏に乗る。

6:30〜
10:00

2号筏は前日には釣り人はいないと言われたが、
海の様子がいい感じなので、モーニングの落とし込みが試したくなった。

天気は予報が外れ、朝からうす曇、風も無く海面は鏡のように静か。
まさに釣ってくれ!と言う感じなので、筏際に冷凍アケミ貝を撒いて仕掛けをセットする。

釣り座は、延魚さんから先月よく釣れた右がいいよ言われたが、事情があり中央にした。
まずは、アケミ両貝をオモリ無しで竿下に落とし込む。

すると、筏の下からグレがエサに向かって飛びついてきた。
お、なかなかの活性があるではないかと喜んだ。

しかし、その活性のおかげで、アケミ両貝は海底まで持たなかった。
次に、1号オモリを付けてボケエサで落とし込む。

オモリのおかげで、無事に底まで落下したが、今度はアタリがない。
少し上を探ろうとエサを上げたら、コンコンコンとエサトリらしいアタリ。

すかさず、底で食わせようとゆっくりと落とすが、底に付くとアタリが無くなった。
仕掛けを回収すると、エサはすでに取られてなくなっていた。

やはりダンゴを打って底の活性を上げるのしかないと、ダンゴの準備をする。
オキアミを混ぜた濃厚ダンゴ3個を2m先に、素ダンゴ3個を竿下に打ちダンゴ釣りを開始。

オキアミで海底の様子を探りながらダンゴ釣りを進める。
ダンゴの投入ピッチを濃厚ダンゴは、10分。素ダンゴは、5分とした。

だが、底の活性はいまひとつで、少し上でエサトリが乱舞している状況のままだ。
9時ごろに、3号筏のシーガ君がヘダイをGET、続いて延魚さんもヘダイをGETした模様。
  

しかし、両名とも続かない様子であった。
私のほうは、さっぱり変化が無い中で、サシエのオキアミが少し残りだした雰囲気に。

すかさず、エサをボケに変えてダンゴを投入、ダンゴからエサが出てしばらく待つと、
かすかな前アタリが・・・。ラインを送り出していくと、ズコーーンと本アタリ。

9時43分、20pのヘダイをキャッチ。
  
本日第1号の魚だ、しかしこれも単発で後が続かなかった。

10:00〜
12:00

素ダンゴのポイントに鯛系が寄ったようだが、活性は今一の状態だ。
ふと、濃厚ダンゴのポイントの様子を探ろうと思いついた。

オキアミを2匹抱き合わせにし、オキアミをアンコにしてダンゴを2m先のポイントに投入。
エサ出しを確認せずに、待っていると、前アタリらしい反応が、

ラインを出してアタリに付いていくと、本アタリが、即、アワセると、ガツッ・・・。
歯にアタッタ感触が伝わってきた、が、外れてしまった。残念〜〜〜。

アワセが早かったようだ。
底でバラシてしまった。

また静かになってしまった。
また来ると信じ、両ポイントにダンゴを打ち続けていると、もう12時になっていた。

12:00〜
15:00

お昼休みをしっかり取ろうと、アケミ丸貝を挿し置き竿で昼食と休憩にした。
30分ほど置いた仕掛けにコツコツとアタリが出た。

アケミ貝をシャブっているようなスレているような感じだ、
ラインテンションを抜いて様子を見るがそれ以上の変化は無い。

回収してみるとアケミ丸貝は無傷であった。
13時からダンゴ釣りで再開するも、変化は無く午前中と同じパターンだ。

その頃3号筏では、ゴンズイの洗礼を浴びているとの報告が入る。
毒魚でもチヌっぽい本アタリを出す魚なら楽しめると思うが、こちらは平穏な状況である。

底の活性もパターン化していたので、10時過ぎのバラシのことがあり、
針をウルトラ競技3号から1刀チヌ4号にサイズを替えてみることにした。

しかし、効果も確認できないぐらいに潮の状況が悪化。
全然エサに見向きもしなくなってしまった。潮が止まっているようだ。

でも、ダンゴ打ちは同じピッチで進めておき、更に荒割のアケミ貝をアンコに追加した。
14時59分、突然アタリが来た。

エサは、オキアミの青と白の抱き合わせ。
前アタリに違和感を与えないようにラインを送り続けていくと本アタリ。

ビシッとアワセが決まり、重い手応えが、時々首を振るしぐさが伝わってくる。
ようやく水面に現れたのは、やけに細く長い奴。アナゴだ。
  

クニャクニャとしていて、なかなかタモの収まらない、3・4度目で無事キャッチ。
タモごとメジャーに乗せると、60pオーバーの太い大アナゴであった。

海はまた静かになった。

15:00〜
17:55

この頃から潮が動き出した、同時に何故か海の色が黒っぽくなってきた。
悪い潮が流れ込んでいるようだ。

でも、中層のエサトリの活性はいまだ衰えず、エサを持ち上げるるとコツコツとアタッテくる。
が、食い込むようなアタリはさっぱりない。

濃厚ダンゴ用に用意したオキアミが余りそうなので、ポイントを1箇所にしてみる。
2m先と竿下の中間点にオキアミあんこのダンゴを投入することにした。

変化らしい変化はなくダンゴ投入ピッチを5分とし、空打ちなしで打ち返し続けた。
エサは、オキアミ、コーン、モエビ、ボケ、アケミ貝、サナギとローテするが、啄ばむだけ。

こんな状況の中、16時02分にオキアミのエサに前アタリが来た。
ラインを送り待っていると、本アタリ!アワセると確かな手応えが。

時々首を振っている感触が来るが・・・。海面近くまで上がってくると、沖に走った。
「ボラ」だ!取り込みを難なくこなし1発でタモ入れ。45pの丸々としたボラであった。
  

16時16分今度は、アケミ半貝のエサで、着底後ダンゴから出たエサを少し上げると。
コツコツと来た前アタリにゆっくりと下げていくと、食い込む本アタリ。

アワセると手応えは軽かった、16pのグレであった。
  

その後はダンゴ釣りと、広角落とし込み釣りで探ってみるが、パッとせず。

18時、竿を納めた。

まとめ
先月の釣行時に「シラサエビ」でいい思いをし、今回も「シラサエビ」でと思い、
事前に入手しておこうと、エサ屋に出向くと、「シラサ」でなく「モエビ」を2杯購入。

しかし、モエビを撒いても、エサに付けても良い反応はなく。
3号筏に乗った2人も「シラサエビ」は駄目であったと言っていた。

本日使ったエサも、大き目のエサでは、齧られる程度で、小さめエサでしか食われない状況。
他の筏の釣果は、1箇所を除いて全滅状態であった。

やはり、夏場は、水質が悪くなる条件が多く、この辺をよく調査する必要がある。

また、当日は、隣の「内瀬」にC☆MAXのメンバーが釣行していたようであった。
いつかは合流してみたいと思っていたが、ニアミスに終わった。 残念。