親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記 |
日 付 | 2013年3月30日 | ![]() |
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場 所 | 渡船店 | 南伊勢町船越 秀丸渡船 | |
ポイント | 4号筏 | ||
海 況 | 潮まわり | 中潮 | |
満潮時刻 | 06:55、19:53 | ||
干潮時刻 | 01:03、13:24 | ||
天気 | 晴れ、北西の風、ちょっと肌寒い | ||
海の状況 | 海面時々波、やや濁り、水深約10m、海中水温:14・0〜14.6℃ | ||
タックル | 竿 | がまかつ競技U160中硬調+GU中硬穂先。がま競技U160硬調+GU硬改 | |
ライン | プレミアムMarkT-2号。 プレミアムMarkT-2.5号 | ||
針 | ウルトラ競技2号〜3号。一刀チヌ5号。 | ||
オモリ | なし、中通し1号。 | ||
エサ | ボケ、オキアミ、モエビ、アケミ貝。 | ||
ダンゴ・コマセ | 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+本筏+伝統)+グレにこれだ オキアミ、モエビ、アケミ貝、コーン。 |
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釣 果 | 本命 | なし | |
エサ取 | サヨリ1尾(33.5cm) |
時 刻 | 記 事 |
はじめに | 今シーズン初のチヌかかり釣りは、年無しノッコミチヌの濃い、五ケ所湾船越の秀丸渡船を選んだ。 約2ヶ月前に予約を入れ、空いている筏の中から、4号と4.5号をお願いし、前週に釣況の確認。 加賀・1号・2号・3号・5号筏とポツリポツリと釣れているとのこと、予約した筏は釣果なし、みたいだ。 いつものように、4時に堀ぽん宅へ、一緒に乗り、伊勢湾岸〜東名阪に、亀山PAに5時に到着。 〜伊勢道を玉城ICへ、旭屋で釣りエサを調達とトイレ休憩。サニーロードで船越へ、6時30分ごろ到着。 駐車場の指示を受け、店内で乗船名簿に記入と渡船代3,000円を支払い、息子船長から情報を収集。 50p以上はボチボチで40p台30p台が所々で上がっているが、4号・4.5号筏以外であり、最近では 5号が釣れている、「何で予約の時に5号を指名しなかったの」と逆に言われてしまった。 |
6:39〜 8:30 |
さぁ、荷物を船に積み込み、6時39分に渡船開始。 6時41分にまずは、4.5号筏にケン坊・堀ぽんが乗る。 ![]() 4号筏には、6時42分に到着、私と大瓦が乗り込む。 ![]() 早速に釣り座を岸向き右に私、左に大瓦と取る。 荷物を配置し、道具・仕掛けを準備し、まずは、落し込み釣りからと、エサを選択する。 ここでは、牡蠣エサが良い釣果が出ているとの話で、牡蠣の親戚のアケミ貝で狙う。 そのため、まずは、冷凍アケミ貝を上播きしてから、サシエをアケミの両貝で、オモリ無しで落とし込む。 しかし、落下途中・着底後とアタリなし。 しばらく置き、2本目の竿を出す。こちらは、右後方の牡蠣棚横にアケミの両貝でオモリ無しで落とし込むが、同様にアタリは無い。 どちらの竿も、2〜3m上に誘って落とし込んでみるが変化は無い。 ![]() ラインを手繰り糸癖を取りエサをボケに替えて、中通しの1号オモリを付けてちょい投げで落とし込む。 一投目同様で穂先に変化は出ない。 時々サソイ上げ・落とし込みを繰り返すがアタリは無い、また、広角にチョイ投げで探るが反応無し。 かなりの時間モーニングを行うが、エサも食われない状況のため、ダンゴ釣りの準備を始める。 |
8:30〜 10:30 |
今日のダンゴレシピは、ヌカ+砂+荒サナギ粉に本筏チヌとムギを多くするために伝統チヌ筏を加えた。 最後に、グレにこれだを海水に溶いてパサパサに仕上げた。 ![]() このダンゴでオキアミをアンコにサシエサを包んでダンゴ釣りを開始する。 だいたい5分ピッチでダンゴを打ち返しをする作戦で、魚を寄せることに。 また、ダンゴのアンコには、潰したアケミ貝・コーンを時々替えて打ち込むが、海底の様子に変化は無い。 |
10:30〜 11:30 |
あまりにも退屈なので、ここで新兵器を投入する、先日購入した『POKETAN MINI』である。 ポケタンミニの振動子を海面下1mにセットして、水温を計測しながら推進を計り、魚群を探査することに。 ![]() 初めは水深が表示されなくて色々と設定をいじるが、直らず、センサーの感度を上げてやっと海底を認識しホッとした。 この頃の水温は、14.0℃で、水深は10m程(表示は9mのため+1m)であった。 魚群はアラームがセットしてあるので、魚の反応があるとアラームが鳴ってくれる。 ので、放置してダンゴを打ち続ける、しばらくすると、『ピッピッ』とアラームが鳴った。 モニターを見ると6m付近に魚の反応、また、しばらくするとアラーム、今度は4m。 かなりの間をおいて魚が中層を回遊しているようだ。 どうしようか迷ったが、底での変化が無いので、中層で少し遊んでみようと思い、狙う水深を計算する、 モニター表示9m+1m=10m−6m=4m、底から4m上に魚影。 針にオキアミを付けダンゴに包み投入、着底後、自然にエサを出して、リールのハンドルを6回まわしてそのままで待つ、 少し誘いを入れやすくするため小さいガンダマを付けた、ズ〜とそのままで置き竿にする。 すると、かすかに穂先に変化?そしてアタリが、穂先が入った。 |
11:30〜 15:00 |
軽くアワセると、魚信が竿に伝わってきた、意外と引きが強く巻き上げると、細長い魚、サヨリだ。 しかし水面近くで針外れ、アワセが弱かった。 少しがっかりしたが、魚がいることが確認でき再び挑戦することに。 ダンゴを打って、底の状況を見て、中層で待ち、少しずつ水深を上げたり、誘ったりして、置き竿で待つ釣りを、 しかし、その後穂先には変化が来ない。 隣の筏では、木くんが大の字になって熟睡している。 お昼前にしばしの昼寝タイムを取り、昼食のカップラーメンを食した。 魚探には、時たま4〜6mで反応が出ている。 午前中と同様に中層を攻め続けると、14時11分ごろに穂先に変化が、 そのアタリに合わせてスプールを逆転させラインを少しずつ出していくと、穂先がグイ〜ンと引き込まれた。 今度はしっかりとアワセを入れる、先ほど同じ手応え、慎重にやり取りして海面にサヨリが現れた、タモを使わずに筏に上げた。 ![]() 早速スケールを当てて写真を撮る、30pオーバーのサヨリ、丸々として美味しそうだ。 早々にスカリを出して確保し、次の1尾を求めて、再び置き竿釣法を。 ところで右は置き竿で中通し1号錘を付けてボケエサの仕掛けには、いまだ変化は無い。 時々誘ったり、打ち返したりするが、ボケは無傷で上がってくる状態だ。 左隣の大河原くんも、アタリがな〜い、エサが盗られな〜いとぼやいている、そこで、中層狙いを進めた。 しかし、アタリは直ぐには来ないので、ジッと待つように助言。 タナは、底から3m〜6mで魚の反応があるので魚が回ってくるのを待つしかない。 私は別打ちのダンゴを作っている時に、穂先に変化が来た、穂先が、スッスと入っていく、 慌てて竿を握りアワセを入れた、が、スカッ?やはり送り込まなければ針掛かりしないようだ。 ザンネン素針だった。 その後しばらくして大河原くんがHIT。同サイズのサヨリを獲った。 その後は、サヨリの時合いが終わってしまったようでアタリが遠のいた。 |
15:00〜 17:30 |
次はチヌの時合いに向けてダンゴ打ちの調整に入る、 16時にはダンゴを打ち切り、落とし込みで広角に責める作戦を実行する。 竿2本であらゆる方向・距離に打ち込みアタリを探すが穂先はピクリとしない。 納竿時間を17時30分とし船長に電話連絡をし、最後まで頑張ったが、 チヌからのシグナルが来ることも無く終了となった。 |
まとめ | 4.5号に乗った堀くんは、朝の落としこみを数回やっていて、アタリが無かったが、 ボケエサで着底後3分ほど待ってもアタリが無いので、ダンゴの準備をしていて、 ふと気付くと竿ごと持っていかれてしまった、との事、慌てて取り込むが相手は既にラインをロープにまいていて、アッという間にライン切れ。 魚の重みも感じ無かったとのこと。 あと昼頃に大きなナマコとヒイラギを釣ったとの事。 木くんは、午後に穂先にアタリがあったが針に乗せる事が出来ずにボーズとのこと。 桟橋に戻り他の筏の様子を聞くと、 5号筏の一人が朝8時と10時にライン切れでバラシた、エサはボケとオキアミ、アタリはズボッと来た。 1号筏の方は、朝方に3枚のチヌを釣った、エサは牡蠣でダンゴを使わず落とし込みだけだったとの事。 ここの水温も14.0℃から14.6℃とあるため、チヌの活性(食い)も良かったようである、が、筏でのバラつきが出ているようだ。 今回パサパサダンゴで打ったが、やはり握力に限界が、今度からはベチャベチャ団子の練習をしよう。 |