親 方 の チ ヌ 釣 り 奮 闘 記

日 付 2013年4月20日
場 所 渡船店 南伊勢町迫間浦 日乃出屋
ポイント ヒノキ筏
海 況 潮まわり 若潮
満潮時刻 02:04、13:42
干潮時刻 08:08、20:11
天気 晴れ、北西から東の風、ちょっと風が冷たい
海の状況 海面時々波、やや濁り、水深約11m、海中水温:17.6〜17.9℃
タックル 竿 がまかつ競技U160硬調+GU硬改穂先。
ライン プレミアムMarkT-2号。
ウルトラ競技3号。一刀チヌ5号。
オモリ なし、B、中通し1号。
エサ ボケ、オキアミ、モエビ、アケミ貝、コーン。
ダンゴ・コマセ 自家製ダンゴ(ヌカ+砂+サナギ粉+本筏+伝統)
オキアミ、モエビ、アケミ貝、激荒サナギ。
釣 果 本命 チヌ1尾(33cm)
エサ取 マダイ2尾(38cm、39cm)、セイゴ1尾(43cm)、カレイ1尾(25cm)、アジ4尾、グレ、フグ

奮   闘   記
時 刻 記   事
はじめに
春のノッコミチヌ攻略の定番の迫間浦・日乃出屋に出撃。
予約時に釣堀が満員で6時30分に渡船したいとのことで、6時までに来て、そのため通常より1時間早めの工程になる。

また、堀くんが仕事のため欠席、天野くんと2人での出撃となった。
朝3時に堀くん宅に集合し、亀山PAに4時着、玉城の旭屋でエサを買い日乃出屋に5時30分頃到着、

大将に『早いなぁ』と言われた、早速、渡船名簿に記入と割引カード5枚と2000円の渡船代を支払い、
道具を桟橋に運び、1番船で出発。
  

5:47〜
6:20

まず、ヒラメ筏に2人を下ろし、ヒラメ筏に向かい、ここに私たち2人が降りる。
釣座は、湾奥向きに、右に私、左に天野くんとそれぞれ準備に入る。

ノッコミチヌはダンゴに入ってこないことが多いので、ダンゴ打ちは遅くし落とし込みで周囲を探ることに。
まずは、ボケエサを付け、針上20pに中通し1号オモリを付けて、手前に落とし込む。

6時05分開始。サシエサが着底し、糸ふけを取り穂先を見るが変化なし。
  

しばらく置き1m程サソイ上げ・フォールをするが、アタリは無い。
糸癖取りと水深計測しながら仕掛けを手繰り上げると、ボケが元気に生還してきた。

6:20〜
7:43
今度は、ちょっと右斜め前に投げて落し込み、
オモリの着底後糸ふけを取り待つ、その後仕掛けを上げ下げし、竿下までゆっくりと誘って待っていると、

コツッ!と微かに穂先が揺れた、が、次のアタリは来ないしばらく経ってから、
ゆっくりと竿を上げながら聞くとコツッコツッ何かがエサを食っているよう?

本アタリが来ないので、また待つ、そしてまた聞く、コツッコツッ???また置く。
しばらく経つと穂先に変化が、来たスワッとアワセると軽〜い手応えにフワフワとした動きが、?何だ。

海面に上がってきたのは、カレイだった。
チヌ針5号と大ボケをしっかりと飲み込んでいたが、うれしいお土産をGETできた。

早速写真撮影(25cm)しスカリを出して入れた。
  
6時22分の出来事。

次を狙い、広角で落とし込みをボケ・アケミ貝の半貝・モエビ、オキアミと替えて手返しをするがアタリは無い、
6時40分には、ヒトデが掛かって来た、

ちょっとスケベ心で上層(海面から1〜2ヒロ下)に仕掛けを漂わせて見ると、穂先にアタリ・・・
前アタリから本アタリでアワセたビビビビビッと手応えで、グレが来た。
  
6時56分。とりあえずキープする。
この後1時間弱は音なし。

やっと底でのアタリでフグ(7:43)。

8:00〜
12:00

8時ごろより中通しオモリを外しなし・Bでのダンゴ釣りに変更。
今日は、柔らかダンゴを打ち込みを試行してみる、ダンゴ杓子で打ち込みを続ける、
  
弱点は、ダンゴからのエサ抜けがスムーズでないことだけでした。
アンコに激荒サナギ、オキアミ、モエビをローテしながら打つがダンゴアタリは来ない。

2時間経った9:52にヒトデ、10:25には上層にエサを漂わせてグレ、
10:33に底から1ヒロ上で活性がありアジを釣り、

11:18に底から上層まで誘い上げてグレ、
11:25に底から1ヒロでアジを苦労して釣った。
  
底を切った棚では活性があるが、針を食い込ませるには一苦労しているとお昼になった。

12:00〜
13:20

2杯目のダンゴは、パサパサで作りダンゴをハリスに付けてボケを付け投入し、昼食をとる。

投入後20分ぐらい経った時、穂先にわずかな変化が、直ぐにラインを出す、
アタリ、ラインを出す、抵抗を与えないようにライン操作をしているとスススー穂先が舞い込んだ、

アワセを入れて取り込みを開始、今年初の重たい手応えが来た、
魚は不明だが慎重に取り込みをして海面に現れたのは、チヌであった。

無事タモ入れ、メジャーを当てて写真撮影、33pの腹パンパンの抱卵チヌであった。
時間は12時18分であった。
  
今年初のチヌGETの余韻に浸りながら、次を狙うが
続けて同じエサを使わない私は、オキアミ、モエビとローテしながらダンゴ釣り、

12時57分無事生還したモエビが泳いでいたので、
そのまま2ヒロライン出してフカセていた時、アタリが来たグイーンと穂先が入りアワセたグレ?

と思う手応えであったが、取込み中、突然右前方の海面に魚が飛んだ、エッ、セイゴだ。
バラさないように慎重に寄せてタモ入れ、43pのセイゴだった。
  
まだ底の活性は今一であったが、今度はアケミ貝のむき身をさしダンゴ投入、
エサが出てからしばらくそのままにしていると、コンと前アタリが来た、

ラインを送るスススーと穂先が押さえ込まれる本アタリにたっぷりと穂先で付いていきアワセる、
ゴンッと思い手応えがきた素早く底を切り取りこむ、と、海面に赤いタイが現れた、

タモ入れして寸法を測る39pのマダイ。13時11分であった。
  
立て続けに作戦が命中し、気分良く今度はボケを付けてダンゴに包み投入、

パサパサダンゴは着底後直ぐに割れエサが出る、
直後にアタリ、コン、コン・・・送るグググィ〜ンと穂先が曲がりこんでいく、

アワセた、重く大きな手応えだ、なかなか上がってこない、が、ラインを出すことなく取り込みタモ入れ。
13時19分、38pのマダイだった。
  
先程のより体高があった。
時合い?次はオキアミで、とダンゴを打ち込んだが、アタリは無くなった。

13:20〜
17:30

その後もエサをローテしながら海底を探る底中心にダンゴを打ち続け、
14時ごろには3杯目を調合、まったく変化は無い。

15時7分底から1ヒロ上で反応が出た、アジを釣り上げる。
釣り方をダンゴ投入、着底、エサ抜け、しばらくステイ、1ヒロ上を繰り返す

底の活性を見ながら上層へと全層を探る釣り方だ。
15時23分に1ヒロ上でアジを釣る。

作戦では、16時にダンゴを打ち終わり、その後は『帰ったふり作戦』の広角落し込み釣法になる。
使うエサは、ボケ、オキアミ、モエビと生きエサを中心にローテすることに、

オモリは、中通し1号を使用し、前方・右・左と広角に投げこみ
着底後リフト&フォールで竿下まで探る釣りを続けたが、アタリは無い。

16時45分を過ぎた頃から穂先に怪しい動きが、
ライン操作を繰り返し食い込ませようとするがなかなか食い込まない状況が続くが、

犯人が不明、ボケエサのときクッ!とアタリがあったが、続かず
仕掛けを上げると針が無い、フグの仕業だ。
  
その後アタリがはっきりと出だしたが、フグが釣れて来るだけだった。
17時20分竿を納めた。

本日の釣果。
  

まとめ
 左隣の天野くんは、フグとの格闘の中、中層を狙わせてアジ3尾と納竿時のボラ1尾であった。
ボラは、オキアミを居食いしていたようでアタリも無く食っていたようだった。

また底でマハタの子を2尾釣っていた。

他の筏では、これといった釣果が無かったようだ。
船長の話では、今までの釣果は、全てヒノキ筏であり今日も11時ごろの見回りのときにプレッシャーを掛けられた。(今時点ではタイ系魚は釣ってない)


 帰りの祭に、今年はこの地方の桜が3分咲きで終わっちゃた、と、どうしてかと質問されたほどで、春先の天候不順が迫間浦の釣果に影響しているようでした。


家で捌いたが、チヌは、卵がたっぷり入っていて抱卵状態で産卵前、
  

マダイは、卵はまだ小さく、脂肪がたっぷり付いていた、
セイゴも脂肪があり、魚は、全体的にまだまだ油の乗った状態であった。

刺身は、チヌ、マダイ、セイゴ、カレイと4種類の食べ比べをした。

なんか贅沢三昧でした。