竹の品種は、源3種、後は変種で14属660種

竹の色止めできれば天下がとれる

竹の栄養X運び、亀甲竹は力の勝敗

竹の年輪枝葉で数える

筍でるは、春〜梅雨

寒竹、四方竹、筍でるは神無月

寒竹、四角竹異端もの、実の秋に旬となる

竹の太さ、長さは三月で決る

竹の移植は筍出る前、速やかに水上げ必ずせよ

若竹移植は、秋九月、大事に扱い棹を保護

竹移植、多く植えは2階植え

節結竹、作るは日の出る前に皮を剥ぐ

竹採る時期は十月中旬

採りたて枯れ竹割りやすし・半生割りは命懸け

半生竹剥ぐは水含ませて、二日以上は臭いがつく

真竹の3・4年もの使い頃、6年過ぎれば腐れが早い

竹磨きは籾殻で水洗い

竹の艶だし火晒師で布磨き

竹の油抜き、湯抜きか火抜き、手っ取り早いは火抜きの方


割るは末から、削るは元から

竹剥ぎは皮見て剥ぐか、肉見て剥ぐか

細工する竹芽割りで、庭師の使うは山割りで

竹三ツ目、木四ツ目、竹釘作りは角仕上げ



 県立岡崎高等技術専門校 造園科の設立当初から 外部講師の筆頭で活躍された、

 故 Y 講師が口癖のように講義されていた、庭師としての知識を 『庭師の語録( Y 語録)』 として綴ったものです。