お得な
原木しいたけ生産の技術・情報


「技術交換会にいってきました」\(^o^)/

7月27日(火)三重県松阪市「松坂椎茸生産組合」で技術交換会を開催しました。当日の参加者は、7名で、大府市の「げんきの郷」に集合し、乗り合わせて行ってきました。 最初は、青木組合長の林内ホダ場を案内していただきました。新しい発見は、虫除け用として防虫ネットにアルミ材のスリットが入っているネットで、オオヒロズコクガや鳥害・猿害などに効果があるそうです。猿の場合は、人の頭に使う整髪油をネットに塗布すると効果が上がるそうで、参考にしてみてはどうでしょうか。
(左写真上)

組合員さんのほとんどが林内でホダ木を伏せこんでみえますが、特に松坂の場合、造成したりしてクヌギ林が豊富にあり、ここのホダ場のクヌギも来年には、伐採され原木に使用される予定です。原木の50〜60%を自分で伐採して利用される方が多いそうです。
(左写真中)

発生舎内でのホダ木の展開は、2段式X型が多く、次によろい式・たな式となっているようです。

大変、暑い時は、ハウスの屋根の上を散水したり、発生舎内を加湿したりと工夫されていました。使用している品種は、各メーカーいろいろのようです。
(左写真下)


 当組合の出荷は、名古屋市場と大阪市場の2市場が主体で、市場の動向により有利販売をしてみえますが、今年は、価格が大変厳しいそうです。
 そんな折、組合長さんを始め、組合員の方がこころよく、我々の「技術交換会」をお引き受けいただき、大変感謝して来ました。誌面を借りて、改めてお礼申し上げる次第です。
 
帰りに、廃ホダを活用している「ファーブル」という会社に寄ってきました。昆虫飼育用の資材として再利用されているわけですが、時節柄、大変お忙しく社内見学だけとなりました。

 お話を十分聞くことができず、残念でしたがシーズンオフに伺いたいとのことです。以上、大変有意義な「技術交換会を開催することができました。今回、残念ながら参加できなかった会員の皆様は、次の機会を楽しみにしてください。