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ひらたけ科 〔マツオウジ属〕 Lentinuls edodes (Berk..) Sing. |
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椎茸でシイの木にはえるから。学名のedodes は「江戸の」の意味。 日本全土および朝鮮半島、台湾、中国に分布。 日本と中国では人工栽培が盛んで一年中発生。 昔から代表的な食用きのこで、自然には発生は4〜5月、9〜10月の春秋の2回。 シイ、ナラなどの広葉樹の枯木、枯幹、倒木などに発生する。 |
皆様、「原木しいたけ」をご存知ですか? | |
こだわりの原木栽培(げんぼくさいばい)で作る「しいたけ」のことです。 この「原木しいたけ」は、大自然の恵みの中で半年以上かけ養分をいっぱいに吸収した健康食品です。 現在、市場では菌床しいたけや輸入しいたけが多く出回っていますが、 私たちは、しいたけ本来の味、香り、歯ざわりと安全・安心できる自然食品の 「原木しいたけ」にこだわります!! |
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左の写真は、見事に発生した『しいたけ』です。 ナラ・クヌギの木(原木)に、しいたけ菌を植え付け、 椎茸の菌がしっかりと回った原木(ホダ木と言う)から、『しいたけ』が発生(栽培)します。⇒原木栽培 原木しいたけのおいしさの秘密は、 自然木のナラ・クヌギの原木の養分、恵まれた環境など、長い歳月を掛けて熟成させ、その自然のエネルギーを十分に取り込んでしいたけは生まれて来るからです。 まさに、大自然の恵みでしょう。 原木しいたけこそ、 しいたけの本来の味、香り、歯ざわりがあります。 |
原木栽培を、工程に合わせて説明します。 | |
原木の準備 | コナラ・クヌギを秋に伐採します。伐採した原木を1m程度の長さに切ります。 |
植菌 | 原木にドリルで穴をあけ、しいたけ菌を打ち込みます。 |
仮伏せ・本伏せ | 原木の中にしいたけ菌を蔓延させるための技術です。榾木(ホダ木)をつくる。 |
発生操作 | しいたけを発生させるために行う、技術です。 |
採取・出荷 | 一番おいしい大きさになったら摘み取ります。 |
まとめると! | しいたけの栽培に、「原木」を使っている。→原木栽培となる。 |
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原木しいたけと菌床しいたけ |
原木しいたけの秘密 | ||
冷凍しいたけを作る | おいしい原木しいたけがたくさん手に入ったら。 生しいたけを食べやすい大きさに下ごしらえ、ビニール袋に小分けし「冷凍室」で冷凍する。 冷凍しいたけを調理して食す、これが、意外と美味しい。 |
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乾燥しいたけを作る | 乾しいたけには、日本料理の三大旨味成分の「グアニル酸」があります。 自宅で乾燥しいたけを作ることができます。コツは、生しいたけから水分を早く抜く事です。 原木しいたけでないと、乾しいたけは上手くできません。 |
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原木しいたけから 健康への助言 |
成 分 | 効 用 |
食物繊維がいっぱい | コレステロールや発ガン物質を吸着して体外へ排出する効果があります。 | |
エリタデニン | コレステロール値のコントロール、しいたけ特有の成分です。 | |
グアニル酸 | 血液をサラサラにする効果があります。 | |
レンチナン | 免疫の改善に効果があります。 | |
エルゴステロール | カルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする。 | |
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料理においては四季を通じて和食、洋食、中華など様々に使用できる便利な食材です。 煮物、焼き物、揚げ物、汁物、漬物、蒸し物、炒め物など 国際色豊に、バラエティに富んだ料理作りを楽しんでください。 |
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和風料理に | 炊込み御飯、天ぷら、ちらし寿司、きのこ鍋、すき焼き、味噌汁、等々 |
洋風料理に | ハンバーグ、バーベキュー、スパゲッティ、グラタン、マリネ、スープ、等々 |
中華料理に | 餃子、シュウマイ、炒飯、中華炒め、等々 |