母乳育児に挑戦!

ミルクだって悪くない。
外出時や息子ちょうちゅけを預かってもらう時はミルクだし
私自身もミルクで育ててもらいました。
ただ、母乳をあげることは一番自然なことだと思います。
人間も哺乳類だもん、母乳は出るようにできてるはずです。
本当は出るはずなのに、知識不足から
安易にミルクを足してる人が多んじゃないかな。
私もその一人でした。
そんな私が母乳オンリーへの挑戦を始めた時、
ちょうちゅけはすでに生後 4ヶ月…(^_^;)
ここでは、私の体験を通して悟った(笑)おっぱいの極意を紹介します♪
あくまでも私の体験談です。参考までにご覧下さいね。



 おっぱいはいつも張っているとは限らない
私のおっぱいは出産後 3日目の朝から張ってきました。
病室で顔を洗っていると、パジャマの前が濡れてまっきっき(黄色)に
なっていることに気付きビックリ。
覗いてみると、おっぱいからポタポタと黄色いお乳が出てきているでは
ないですか。
それからというもの、私のおっぱいはせっせと母乳を作り続けました。
シャワー中にもポタポタ、何をしていても、何もしていなくてもポタポタ…。
おっぱいはパンパンに張っていて、次の授乳タイムが待ち遠しくて
仕方がなかったほどです(笑)

 2週間の入院を経て退院。
ちょうどその頃からです。
私のおっぱいがあまり張らなくなってきたのは。
おっぱいが張ってこないのは疲れているからだろうと思い込み、
おっぱいを 1回お休みしてダンナにミルクをあげてもらう…。
そんなことを繰り返しているうちにミルクの量がどんどん増えていって
しまいました。
一時は 1日に 700ml もミルクをあげていたこともあります。
おっぱいよ、どうして張らなくなってしまったの???
→それは、私のおっぱいが赤ちゃんが吸えば張るおっぱいに
変身していたからなんです!!
それに気づかず、せっかく出るおっぱいを無駄にして高いミルクをやっていた私。
バカバカバカっ!
ちなみに、私みたいに吸われることで出てくるおっぱいのことを 『差し乳』、
いつも張っていて出が良いおっぱいのことを 『溜まり乳』 って言うそうです。



 おっぱいを休ませるべからず
張らないからっておっぱいを飲ませないのは間違いです。
出ようが出まいが、せっせと吸わせることが大切なんです。
ミルクをあげるとしても、必ずおっぱいの後で。
おっぱいを休ませると 「もうお乳は作らなくていいのかなぁ〜」 と勘違いして
本当にお乳を作ってくれなくなります。
おっぱいは怠け者なんです。
そして、特に夜の授乳は大切。
おっぱいを作るホルモンの分泌が活発になるのがまさに夜!
おっぱいは夜型だったんですね。
私は今も夜中は 3時間おきの授乳を欠かしません。
この努力が昼間の授乳につながるのですっ!

最低でも 1日8回はおっぱいをあげてね。
おっぱいに仕事を忘れさせないために(笑)
私は今(1歳0ヶ月)でも 1日平均 9〜10回はおっぱいをあげてます。
ちなみに、過去の最高は 13回です!
ほぼ母乳オンリーだけど、1日の疲れが出ておっぱいの出が悪くなる夕方に
少量のミルクを足すこともありますよ。



 おっぱいは出の悪い方から吸わせるべし
私は片方のおっぱいの分泌がイマイチでした。
だから良く出る方ばかりを先に飲ませていたらもう片方はますます出が悪くなり、
出が悪いもんだから子供にも嫌われ、ある時全く飲んでもらえなくなって
しまったんです…。
お風呂で乳首のマッサージをして詰まりをとり、出が悪い方を先に飲ませる
ようにしたら、少しずつ分泌がよくなって、お乳の出る線も増えました。



 鉄分補給も効果的
おっぱいを出す分、水分補給が必要というのは当たり前。
でも鉄分のことを忘れちゃいませんか?
おっぱいは血液から作られてるから、鉄分不足で貧血気味じゃあ
おっぱいも出なくなります。
食事に気を付けるのが一番ですが、面倒くさがりの私には
ハーブティー』 が強い味方になってくれてます。
良質の水分と鉄分を上手にとりましょ!



 母乳不足?
『赤ちゃんはおっぱいを飲んでお腹がいっぱいになれば寝るもの』 と
思い込んでいました。
でもちょうちゅけは違ったんです!
新生児の頃からあまり寝る子じゃなくて…。
寝ないのはおっぱいが足りていないんだわ…と思い、せっせとミルクを
足していた私。
おかげで、生後 1ヶ月頃までの一日の体重増加は約 60g!
こんなに増える必要もないのに、保健婦さんは 「このままでいいですよ」 って
誉めてくれるもんだから、さらに張りきってミルクをあげてしまいました(泣)
おっぱい飲んだ後、赤ちゃんは泣いてますか?
泣いていても抱っこすれば泣きやみますか?
赤ちゃんが泣くのはお腹が空いている時だけじゃないですよ。
ママに甘えたい時だってあるんです。
おっぱいの後にミルクを足すとゴクゴク飲むからって
おっぱいが足りていないわけじゃないですよ。
まだまだ小さな赤ちゃんは反射的に飲んでしまいます。
母乳が足りてないって勘違いするのはやめましょ!
本当に足りてない時は、ずっと機嫌が悪くて、おしっこの回数が減って
元気がなくなってきますよ。



 混合脱出法
◆哺乳ビンを変えてみよう
赤ちゃんをあなどるなかれ。
おっぱいより哺乳ビンのミルクの方が楽に飲めることをすぐに学習して
しまいます。
こうなったら、おっぱいは出ていてもなかなか飲んでくれないんです(涙)
おっぱいを吸わせようとすると体を反らせて反抗するのに
哺乳ビンを見せると待ってましたとばかりに大喜び!
ぬぬぬ…おぬし、やるな!
そんな手強い相手とやりあうのに欠かせないのが 『楽に飲めない哺乳ビン』。
その名もズバリ 『母乳相談室』 (by PIGEON)。
これは、本当に飲みにくいようです。
乳首の穴も小さくて、おっぱいを飲む時のように一生懸命飲まないと
出てこないようになっています。
最初は飲むのに苦労していたちょうちゅけ。
でもこれに変えてから、おっぱいも嫌がらなくなりました。
逆におっぱいの方が飲みやすいのかも!?

◆おっぱいは時間を気にせず、欲しがったら飲ませよう
一般的にミルクは 3時間おきって言うけど、おっぱいにはそんな決まりは
ありません。
1時間おき、2時間おきだって全然ありです。
30分おきっていうのも聞いたことがあります…(驚)
午前中はおっぱいの分泌もそう悪くないから、
なるべくおっぱいを何回もあげて頑張りましょう!
1回の授乳でおっぱいの出る量がそんなに多くなくても、
その分何度もおっぱいあげればいいだけです。
飲ませて抱っこしたりあやしても、一向に泣き止まない、
「お腹が空いたよ〜」 っていう泣き方をしているなら、その時初めて
ミルクを 40〜60ml くらい足してみて下さい。
ミルクをたっぷり足しすぎて、次のおっぱいまでに 3時間以上
時間が空かないように注意してね。
こうやってトコトンおっぱいをあげ続けていると、あら不思議。
あんなにたくさんあげてたミルクの量が減ってくるのです。
もちろんいきなりは無理だから、焦らず少しずつ頑張りましょう。



 プロのマッサージ
本当におっぱいが足りているか心配、おっぱいの出を良くしたい、
もっと知識をつけたい etc...という方はプロのマッサージを受けることを
オススメします。
お金はかかりますが。
ミルク代の代わりと思えば割り切れるかも。
ちなみに私は 『桶谷式』 を自分の都合のいいところだけ(笑)参考にしました。
だから 『桶谷式』 ではない他の助産師さんは違うことをおっしゃるかも。
同じ『桶谷式』でも、助産師さんによって厳しい方やアバウトな方…
いろいろです。
自分とぴったり会う人に巡り合うまで、何ヶ所か通う人が多いそうです。
初診は 5000円、再診は 3500円ぐらい。
まず手始めに図書館で 『桶谷式母乳で育てる本』 等を借りて読んでみては?




おっぱいって、赤ちゃんを待たせることなくすぐに飲ませることができるし、
ミルクより経済的。
それになにより、子宮収縮も進むし、ダイエット効果があるのがうれしい!
私は産後 1週間で体重は 3kg ダウン。
毎日たらふく食べていても体重が増えません♪
産後 1年以上たった今でも妊娠前より体重は少なめです。
おっぱいをゴクゴク飲んでる我が子の顔は、たとえダンナに似ていても
エンジェルに見えてしまう…。
おっぱいをあげられる期間なんて 1年ちょっと。
大変だけど頑張ってみて下さい!