こだわりへの挑戦( 住み手参加型住宅 )
私達は豊かな国産木材を活用した・・
「自然派の住まいづくり」を提案します。
「木香舎」の標準仕様
< 構 造 >
1, 国産ヒノキ・杉主体による木造軸組み工法
土台−ヒノキ又はひば4寸角、通柱−ヒノキ4.5寸角 管柱−ヒノキ又は杉4寸角
梁−杉又は地松 その他全て国産の木材を使用
2, 地盤が悪い場合は、地盤調査によりその地に最適な基礎を設計します。
< 外部仕上 >
1, 屋
根 日本瓦、 ガルバリュウム鋼板一文字葺又は瓦棒葺(*1)
2, 外 壁 真壁裏返し塗り、 杉赤身板張り、
ラスモルタル下地シックイ塗り(*1)
ガルバリュウム鋼板貼り
3, 外部建具 アルミサッシ、 樹脂サッシ、
ガラスは原則としてペアガラス
4, 断 熱 材 炭化コルク、 スタイロフォーム、 ロックウール
< 内部仕上 >
1, 床 杉・ヒノキ無垢板張り、 コルクタイル張り
2, 内
壁 杉板張り、 シックイ塗り、 珪そう土塗り (ビニクロスは使わない)
3, 天
井 梁・小屋組あらわし、 杉板踏み天井、 杉板野地板あらわし
< 設 備 >
1, 電気設備
必要な設備、照明器具等は全て設計する
2, 衛生設備
浴室、キッチン等は建築主と打ち合わせの上設計する(*2)
< 外構工事 >
1, アプローチ、フェンス等建物とトータルで設計(工事費別途)
< 別途工事 >
カーテン・ブラインド工事、 造り付けでない家具等
*1 庇軒裏、外壁は防火指定のある地区では板張りできない場合があります。
*2
原則として自然素材を取り入れたオリジナル設計です。
○ 標準建築工事費 坪 55〜65万円(設計料別途)
木香舎こだわりの三か条
私達は国産材にこだわります!
住宅メーカー全盛の今でもやはり木造住宅は少なくありません。しかし建築主は自分の家に使われる木とりわけ構造として重要な木材の種類や生産地を知っているのでしょうか。米栂、米松等の輸入木材に押されて採算が合わないとの理由で放置され荒廃する日本の山が増えつつあります。一方東南アジアでは環境保護の為、日本向け木材の乱伐にストップをかける国が増えています。いつまでも安価な外国産木材が輸入出来る保証はどこにもありません。これからは日本の森林資源を守り、日本の木を見直す必要があります。私達は日本の木を通して日本の住まいのあるべき姿を真剣に考え、昨今の住宅に欠けていた人間性復活の為に国産木材にこだわります。
第二条
私達は自然素材にこだわります!
最近よく耳にする「健康住宅」とは何でしょう。元々「健康住宅」などというものは無く、強いて言えば数十年前までの日本の木造家屋は総てが「健康住宅」でした。今「健康住宅」と銘打つ住宅は人の健康に「害の無い住宅」を意味しており、住み手の為の住宅とは言い難いものが多いのです。人に無害の住宅では無く、住むだけで人が健康になる住宅があればどんなに良いでしょう。私達は「人を健康にする」住宅を理想としています。
私達はあえて「健康住宅」を売物にしません。「日本の住まい」のあるべき姿と失いかけていた伝統的工法を取り戻し、本当に心安らぐ人に優しい住まいを実現させる為に自然素材にこだわります。
第三条
私達はプロセスにこだわります!
住まいづくりは一生に一度の大きな事業です。その大事業を工事に関わる人々と共に行う「直営方式」の住まいづくりを提案します。住まいは数十種類の様々な専門業種の人の手を経て完成しますが「直営方式」は従来の元請けと下請けというピラミッド型では無く、建築主が直接専門業者と契約して工事を進めるスター型のシステムです。
その利点はというと
1, 工事を行う職人の顔が直接見られ、意志がスムーズに伝わり間違いが無くなる。
2, 工事状況の把握がしやすく、内容が明確になる。
3, 個々の工事金額が明確になり、中間業者省略による工事費の低減化ができる。
しかしこの方式も弱点があります。建築主はやはり建築に関しては素人であり、年中現場に居るわけにはいきません。それに各業者ごとの工事が完了すれば工事代金の支払いが生じます。その弱点を補う為に私達がプロの設計者、現場監理者として建築主の代理人となり設計から工事の遂行、マネージメント等全般に渡り建築主のお手伝いをします。
当然建築主のリスクは多くなりますが、住まいづくりを業者任せにせず住み手が積極的に工事に参加し、家づくりに関わった職人さん達と完成の感激を味わい、世界中で唯一である自分の為の住まいに愛着を持ってほしいのです。私達は住み手の家づくりのプロセスにこだわります。