すべての世代に重い負担と医療の切り捨て



 高齢者だけでなく、すべての世代に重い負担を押しつける制度だと言うことです。
 政府は2025年に75歳以上の医療費を5兆円も削減する「見通し」を示していますが、これは「団塊の世代」が後期高齢者になる次期です。
 将来だけでなく、現役世代が負担する「後期高齢者支援金」の増額なども。あらゆる世代に負担増と医療切り捨てが押しつけられるのです。

 小手先の「見直し」でなく、撤廃しか解決の道はありません。その上で、国民すべてが安心できる医療制度をどうつくるか、財源問題も含め国民的討論で合意をつくることが大切です。

 日本の医療費は、GDP(国内総生産)比8%と先進国で最低水準であり、本来なら増やして当然なのです。


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