賀寿のお祝い


 長寿をお祝いする「賀寿」は、室町時代にはじまり江戸時代に一般的となった日本の伝統的な習慣です。
 「賀」とは、一定の年齢に達したことを祝う習俗儀礼のことで、「賀の祝い」「年賀」「算賀」「年祝」とも呼ばれます。
 賀寿の祝いとは、長寿のお祝いのことで、年を重ねることは喜びのひとつでした。それが後期高齢者医療制度は、「いずれ死ぬのだから、その人に医療費をかけるのはもったいない」という発想で、全くお年寄りを大切にしないものです。
 74歳までは世帯で一緒だったのに、75歳になると家族も夫婦もバラバラにされ、個別に保険料を取り立てるー  75歳以上を別枠の制度に囲い込み、集中的に医療費を抑制する。
お年寄りをよそもの扱いにするこの制度は廃止しましょう。

還 暦
(かんれき)

61歳

干支(えと)と十二支の組み合わせが、誕生した年に還ってくる事から還暦と呼ぶ

古 稀
(こき)

70歳

中国の詩人杜甫の、「人生70古来希なり」という詩に基づく

喜 寿
(きじゅ)

77歳

喜の草書体は七を3つ、森の字のように配置した形になっていることから

傘 寿
(さんじゅ)

80歳

「傘」の字の略字が「八」の下に「十」と書くため

米 寿
(べいじゅ)

88歳

米の字を分解すると八十八となる

卒 寿
(そつじゅ)

90歳

卆の字を分解すると、九十になることに由来

白 寿
(はくじゅ)

99歳

「百」の字から一画を除くと「白」となるため


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