恵那山一周(神坂峠・寒原峠など)


場所:岐阜県中津川市、長野県阿智村など
距離:135km
標高差:2500m
道の種類:舗装道

日本百名山の一つである恵那山(2190m)の周りを1周するコース。
距離は舗装路で135kmととりわけ長くは無いが、神坂峠(1000mUP)・寒原峠(700mUP)を始めとした7つの峠を越えねばならないハードな山岳コースである。

コース詳細

99/10/17に走ってきたので、そのときのレポートを元にコース紹介を行う。

アプローチ

電車、車ともにアプローチは中津川が便利であり、スタート地点は中津川とするのが良いだろう。
今回は、車にて中央道で中津川まで行き、R363沿いの空き地に駐車して時計回りに走った。

神坂峠(1000mUP)

1度R19に出て、中津川の市街地が終わったところで南に曲がり、5km程走って馬籠へ行く道と分かれたところから本格的な上りが始まる。
途中激坂は無いものの、14.5kmで1000mUPなので距離・勾配ともに厳しい上りである。


峠頂上付近の九十九折れ



最後の上りを登る同行者(会社の先輩)

上りも長いが下りも長く、昼神温泉まで1000mDOWN。(今回、工事中通行止めと書かれていたが、自転車は通ることができた。所々川が道を横切っていたりするので、ロードレーサの場合は注意が必要である。)

寒原峠(700mUP)

R256経由でR153に出てから、上りが始まる。勾配は大してキツくは無いが、直線で登っていくので精神的にキツい峠である。3つ目のトンネルを過ぎるとピークに着く。


寒原峠(標高1073m)

下りは、次の治部坂峠に向けて少し下るだけである。

治部坂峠(100mUP)

100mUPだが、大きな峠を2つも登ってきた足にはつらく感じる。
下りは、平谷村まで結構長く下ることができる。
平谷村からは、右折してR418に入り、川沿いに気持ち良く下って、上矢作町まで行きたいところだが、途中で道が決壊しており、自転車でも通ることができない。(我々も泣く泣く5km程上りを引き返した)

赤坂峠、県境の峠(300mUP)

R418が通れないので、赤坂峠(上りはほんの少し)を越えて根羽村に下り、県道にて県境の峠を越え、上矢作町に入る。(県境の峠は、距離は短いが勾配がキツく結構苦しむ)

木の実峠(200mUP)

上矢作町に出た後、R418を少し走ってからR257に出て木の実峠を目指す。木の実峠は勾配が緩いので、疲れきった足でも苦しむことはないだろう。
峠を下り、岩村町にて右折してR363に入り、最後の上りである根ノ上高原を目指す。

根の上高原(300mUP)

2つほど丘を越えた後、疲れきった足と心にトドメをさすような上りが現れる。
10%弱の坂が2〜3km直線で続くところがあり、精神的に非常にキツい。この坂をフラフラになって登りきれば後はゆるい上りで頂上に着く。


根の上高原

最後はワインディングの急坂を中津川に下ってゴールである。