シマノ鈴鹿ロード参戦記

日時:04/08/28(土),29(日)
場所:三重県鈴鹿市
レース形態:サーキット1周5.824km
レース結果:ビギナーA2(1周5.824km) 22位(出走128名)
オープンTA1(2周11.648km) 41位(出走187名)
オープンTB2(2周11.648km) 51位(出走112名)
レースリザルト掲載サイトへのリンク

レース紹介

シマノが鈴鹿サーキットにて開催する日本最大(参加者数)のレース。
コースは、F1でも有名な鈴鹿サーキット(逆周り)。
レースのクラスは、プロや実業団が参加する国際ロード(10周)から、レース初心者向けのビギナー(1周)まであり、誰でも自分の実力に会ったカテゴリーに参加できる。

私は、土日にビギナー(1周5.824km)、オープンT(2周11.648km)に参加した。
(ビギナーは当日申込んだ。人数に空きがあれば当日申込可能。)

1日目(土曜日)

会場へ

朝6時前に鈴鹿サーキット着。駐車場に車を停め、準備をして自転車で会場入り。
当日申込可能な種目があったので、ビギナーAに申込んだ。
待ち合わせもしてなかったが、仲間と無事会うことができ、コースを3周試走した。

第1レース_ビギナーA2

今回はシマノ鈴鹿には珍しく台風の接近で曇っていて暑くない。
仲間にゼッケンを付けて貰うと、番号は「911」同時多発テロの日付である。何か波乱が起こりそうな予感がしたが、これが後ほど的中することになる。


ゼッケン911

やがてスタート時間が近づき、自転車を押してスタートラインまで移動する。スタートは番号順で整列のため、当日申込の私は、最後尾からのスタート。
そしてスタート。たった1周のレースなので早く先頭集団に追いつかねばならない。とにかく前へ前へ上がっていく。
スプーンカーブの辺りでようやく追いついたと思ったら、すぐ前の選手が落車。コースアウトして芝生の上を走り、何とかかわしてまた先頭集団を追う。
これも何とかダンロップコーナ辺りで、集団のペースが落ちたところで追いついたが、ゴールに向けてペースアップしたとこでちぎれ、22位でゴール。

ゴール後

ゴールすると、仲間が「1位になってるぞ」と言っている。嘘だろと思い、携帯でレース速報サイトを見せて貰ったが、確かに1位である。しかもアナウンスが、表彰台に来るようにと自分の名前を呼んでいる。
表彰式の会場へ行くと、係員に確定した情報なので間違いないと言われたが、再度確認してもい間違いであることが判明。「当日申込以外の選手のタイムが、間違って遅く計測されていた。」結果が疑わしいときは、確認してもらった方が良いかもしれません。


幻の1位!?

第2レース_オープンTA1

第2レースは当日申込では無いため、前の方からスタートできた。
1周目は先頭集団右前方で、どこかのチームが4人固まって走っており、その後ろ辺りに位置していた。しかし先ほどのレースの疲れが足に残っており、ジワジワと先頭集団内で後ろに下がってしまう。
私と入れ替わるような形で、大塚和平選手が上がってきた。ハンドルバーの下を持って、全くフラつかない走りは勉強になる。(こういう人ばかりなら落車も減るのだろうが)
「先頭集団でゴールできれば良いや」と思って、最後のホームストレートのゴールスプリントへ突入したが、前方で落車が発生し、18秒遅れの41位でゴール。(この日は、落車が多かった)

2日目(日曜日)

第3レース_オープンTB2

日曜日は、午前中雨が強く憂鬱であったが、昼前からは雨もやんだ。
本日の目標は、ホームストレートで観戦する仲間の前を、1周目先頭で帰ってくることである。
昨年は、観戦場所を確認しそこない、せっかく先頭で帰ってきたのに誰もいないという失態を演じたので、今回は場所を確実に確認しておいた。
レーススタート。まだ路面が濡れており落車が心配なので、足を使うが集団右前方に位置して走る。
今回も大塚和平選手と同じ組だ。1周目スプーンカーブの辺りで3人ほど少し飛び出した。それを大塚選手が先頭を引いて吸収。大塚選手は、自分の脚を使いながらも常に前方に位置している。
そして1周目のホームストレートへ帰ってきた。昨年はペースが落ちたので簡単に前に出れたのだが、今年はペースが落ちない。しかし無理して右側から前へ上がっていく。
なんともう一人自分と同じ事を考えてる選手がいて、左から飛び出している。コントロールラインは4位通過に終わる。だめかと思ったが、仲間の観戦ポイントだけでも1位通過すべく、ケツを上げてスパートし、何とか仲間の前は先頭で通過できた。


なんとか1位通過

それで力を使い果たし、あとはズルズルと後退し逆独走態勢に。「先頭集団でなければ落車も無く平和だ。来年は耐久レースにでも出るか。」などと考えつつ、先頭からは2分強遅れてゴール。

国際ロード観戦

最後は国際ロードを観戦し、「来年も(は?)頑張るぞ」などと思いながら帰宅した。
優勝はシマノの選手だったが、アテネ五輪から土曜の夜帰国したばかりでも出場した飯島選手と、ホームストレートでアタックし、観客の目の前を駆け抜けて言った真鍋選手が印象的であった。


国際ロード

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