お盆クリテ参戦記

日時:99/08/15(日)
場所:長野県上伊那郡
レース形態:クリテリウム1周650m
レース結果:カテゴリー4&5第1ヒート(15分+1周) 2位
カテゴリー4第2ヒート(20分+1周) 6位

レース紹介

ほぼ毎週日曜に長野クリテを開催している“古賀様”を代表とする「長野サイクルスポーツ発展協力者会」主催のレース。
コースは、リズム時計竜水工場内1周650mのほぼ正方形のフラットコース。


コース試走風景

レースのクラスは、自転車で飯食ってる人たちのカテゴリー1&2(60分+1周,優勝賞金3万円)から、レース初心者向けのカテゴリー5(10分+1周)まであり、誰でも自分の実力に会ったカテゴリーに参加できる。(男女や年齢による区分けは無い)
2年前に長野クリテに出場して以来の参加となる私は、カテゴリー4(20分+1周)に参加した。

レース前

レース当日は、雨が断続的に降る生憎の天気。お盆で渋滞が予想されたので朝早く(AM5:00)出発(愛知県犬山市)したが、悪天候のためか中央道はいたってスムーズでAM7:00過ぎに会場着(AM8:30開場)。
受付を済ませた後、アップを兼ねてコースを試走する。

カテゴリー4&5第1ヒート

カテゴリー5の参加者が少なかったためか、第1ヒート(カテゴリー4、5は2回戦)は4&5混走(約40人)で行い、その成績で第2ヒートを4と5に分けることになった。
よって時間は、15分+1周、賞金は、1位:2000円、2位:500円、3位:200円(?)のほか、ポイント2回で争われることになった。

レース序盤

レースはローリングスタートでスタート。私は3番手の絶好のポシションでスタートしたが、お盆休みの練習疲れで足が回らず、序盤に先頭交代の順番が廻って来て半周ほど先頭を引いた後、ズルズルと10番手ぐらいまで後退してまう。
そのまま周回を重ね、約5分後に1回目のポイント周回が来たが、前に出るどころかペースアップした集団に付いていくのがやっとである。ポイント周回の後は集団はややペースダウン、ここでやっと足を回復させることができた。

アクシデント発生

約10分後にきた2回目のポイント周回もおとなしく10番手付近でやり過ごし、なんとか足が回復してきたので、前に上がっていこうとした矢先に、私の3人前の奴のタイヤがコーナで外れる。追突は免れたものの集団はそこで分断されてしまった。ここで切れたらお終いなので、2人で先頭集団を必死に追いかけ、なんとか追いつくことができた。
結果的にアクシデントが幸いし、先頭集団は6人に絞り込まれた。追いついた後、ありがたい事に集団はゴールに向けての牽制からか、ペースダウンしたので追いついた時には一杯だった呼吸と足を回復させることができた。

逃げ

その後、先頭交代のローテーションで先頭になった際、様子見で少し踏んで後ろを見ると、後ろが離れている。走行時間は15分になろうとしており、残り2周なので思い切って逃げをうつ。
「単独で2周はきついか」と思っていると、後ろからひとり黄色いジャージが追いついてきた。「2人ならいける」と思ったのもつかの間、私を置き去りにして先に行ってしまった。何とか追いつこうとするも追いつけないままラスト半周(325m)になり、後ろの集団とまだ結構離れていことを確認し、腰を上げてスプリント開始。
先頭の人はタレてきてるようで、徐々に差が縮まっていく。最終コーナーを曲がって差は5mほど、そこからさらに追い込んでついにゴール数m手前で右側からサシた。「2000円いただき!」と思った次の瞬間、コース左端に突然現れた白いジャージ(いつのまにか後ろから迫っていたみたい)にササれてしまい、2位(500円)に終わった。



カテゴリー3第1ヒート(1コーナを曲がる集団)

カテゴリー4第2ヒート

カテゴリー3第1ヒートが行われた後、第1ヒートの成績上位者により、カテゴリー4第2ヒートが開催された。
時間は、20分+1周。賞金は第1ヒートに同じである。

中盤まで

2番手でスタートし1周先頭を引いた後、今度は一気に12,3番手まで後退そのまま周回を重ねる。面子は第1ヒートと同じなので、誰がどういう動きをしているか観察できた。先頭を積極的に引いているのは、「ピンクのNAKAGAWAジャージ」でポイント周回も取っている様子。第1ヒートで1,3位になった「白いジャージ」と「黄色いジャージ」は、ポイントには目もくれず、やや後方で足を貯めてる様子。

落車発生

誰かが逃げることも無くそのまま集団は周回を重ね、レースが終盤にさしかかった時、4番手(?)の選手がコーナで落車。このあおりをその後ろの4人程が食らい、外側にコースアウト。私は内側からかわしてダッシュし、先頭に追いつくことができた。
この落車により先頭集団は6人程に絞り込まれた。第1ヒートで上位に入った選手は全員残っている。レースは残り2周を切り、私のポジションは5番手。逃げを打つにしろ、ゴールスプリントになるにしろ、直線の短いこのコースでは、そろそろポジションを上げねばならないが、足が一杯で前に出て行けない。
レースが残り1周を切ったところで、「黄色いジャージ」がアタック。「白いジャージ」もすばやく反応して追っていく。これには全員が反応し、そのままゴールスプリントに突入。私には前走者をかわして行く足は残っておらず、そのままの順位(たぶん6位)でゴール。賞金は無し。


カテゴリー5第2ヒート、先頭で最終周回に入る私の先輩M氏
(彼は、「ゴールをビデオ撮影しろ」との指示を私に出し、自信満万で最終周回に突入していったが、コーナで落車しリタイアした。)



優勝賞金3万円のかかったカテゴリー1&2(60分+1周)
(レースは序盤に4人の逃げが決まり、その4人がメイン集団をラップしてしまった。)



カテゴリー1&2 3位入賞イノアックの池田新二選手

トップページへ