シマノ鈴鹿ロード参戦記
日時:99/08/28(土),29(日)
場所:三重県鈴鹿市
レース形態:サーキット1周5.864km
レース結果:オープンMUA2(3周17.592km) 32位(完走141名)
オープンMUB3(3周17.592km) 50位(完走128名)
レースリザルト掲載サイトへのリンク
レース紹介
シマノが鈴鹿サーキットにて開催する日本最大(参加者数)のレース。
コースは、F1でも有名な鈴鹿サーキット(逆周り)。
レースのクラスは、プロや実業団が参加する国際ロード(10周)から、レース初心者向けのビギナー(1周)まであり、誰でも自分の実力に会ったカテゴリーに参加できる。

私は、土日ともオープンMU(3周17.592km)に参加した。
1日目(土曜日)
会場へ
自分の出場するレースがAM11:27からなので、朝は比較的遅い時間に自宅(愛知県犬山市)を出発し(いつもの仲間は、ほとんど乗鞍に行ってしまったので一人で会場入りした)、2時間30分ほどで鈴鹿サーキット着。
駐車場に車を停め、準備をして自転車で会場入り。
レース中盤まで
サーキット周辺にてアップを済ませると、程良い時間になったので召集場所へ向かう。しかしこの日は暑かった。ただ立っているだけでアゴから汗が滴り落ちてくる。
やがてスタート時間が近づき、自転車を押してスタートラインまで移動する。
そしてスタート。私はいつもどおり、集団右前方にポジションを取る。この位置だとかなり空気抵抗を受けてしまうが、落車に巻き込まれる事もまず無いし、動きも取り易い。
1周目は際立った動きは無く、2周目に突入。2周目はマウンテンポイント賞が懸かっているため、ホームストレートから逃げを仕掛ける者がいたりして集団のペースも上がったが、本気で踏んでいるのはポイントを狙っている数人のみで、残りは様子見と言う感じである。しかし暑い。普段ヘルメットをかぶっていないせいか、やけに頭と顔が暑く感じ、喉が乾いて仕方ない。
レース終盤
レースはマウンテンポイントを過ぎて再び落ち着きを取り戻し、3週目(最終周回)に入る。ホームストレートでポジションを上げて、シケインは、会社の先輩からの声援に答えながら(手を振るなどの危険行為はしてません)、先頭から5番手で通過する。
「これは入賞できるのでは」などと思ってしまったが、スプーンカーブの上りにて後方で足を貯めていた奴らが前に上がってきて、ペースがあがった際に一杯になってしまい、集団の後方に下がってしまった。
そして、最後のホームストレートに入ってからのゴールスプリントでは見る影も無く、集団に取り残され、先頭から29秒遅れの32位でゴール。
本日の学習成果
- 自分には、最初から最後まで集団前方で展開する力は無い。
- 集団後方には、ゴール前に向けて足を貯めている奴らがいて、そいつらは最終周回のスプーンカーブあたりから前に出てくる。
- 3周と言えども暑いので水分補給は必要だ。
2日目(日曜日)
会場へ
日曜日は、観戦者の後輩を連れて会場入り。

レース前(パドックにて)*むさくるしい顔でごめんなさい*
レース中盤まで
昨日と同様にして、サーキット周辺でアップする。風が強いためか昨日より涼しく感じる。
昨日はスタートラインに並んでいるだけでアゴから汗が滴り落ちてきたが、今日は大丈夫である。
時間になりスタート。昨日の学習成果@を生かし、今日は1周目は集団後方で足を貯めていく。改めて感じるが後ろは楽チンだ。集団のペース自体遅いこともあって鼻歌まじりで走れそうである。もちろん学習成果Bも活かし、水分補給も怠らない。
鼻歌まじりで走っているうちに、レースは2周目に突入。2周目はマウンテンポイント賞が懸かっており、集団のペースが上がるので、あまり後ろにいると中切れの恐れがあるので、ホームストレートの上りで30番手ぐらいまでポシションアップする。あとはこの位置をキープすればいいと思っていると、スプーンカーブの上りに入ったところで、直前を走っている奴がいきなり大幅なペースダウン。全く予期していなかったので追い越しすのに手間取り、先頭集団後方までポシションダウンしてしまった。
レース終盤
ポジションを上げなければならないが、下りで踏んでも足を使ってしまうだけなので、3週目(最終周回)のホームストレートまで大人しくしていて、上りに入ったところで一番右側をスルスルと前方へ上がっていく。
ゴールへ向けての牽制が始まっていたのか、集団のペースが遅かったのでそのまま一気に先頭に立つ。「このままアタックでも仕掛けて目立とうか」などと思ったりもしたが、昨日の学習成果Aを活かし、先頭を譲り、シケインは3番手で通過。

最終周回シケイン通過(前から3番目が私)
昨日と同様、スプーンカーブの上りに入ったところで、後ろで足を貯めていた奴らが前に出てきたが、今日は2周目まで私も足を貯めていたので、集団前方のポジションをキープできた。
安全な集団右前方に位置して、ヘアピンカーブ・立体交差を通過。「あとはゴールスプリントで全力を出せば、入賞も夢ではない!」と思っていたとき、デグナーカーブ(左コーナ)で左前方を走っていた選手が転倒し、遠心力で外側に滑ってきて私の進路を塞いでしまった。
「なんてこったー!」
あやうく追突は免れたものの、落車した選手を回避して、シクロクロスでもないのにダート走行してるうちに、先頭集団は先に行ってしまった。
必死に追いかけてS字の下りまでに追いついたが、もう息も絶え絶えで、ゴールスプリントが始まると同時に取り残されてしまいました。結局、先頭から32秒も遅れて50位でゴール。
本日の学習成果
- 左コーナでは、集団左側の方が安全である。
- そう簡単には、入賞できない。

速さが違う国際ロード・ゴールスプリント
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