Rits秋季クリテリウム参戦記

日時:99/10/11(月)
場所:滋賀県草津市
レース形態:クリテリウム1周2.1km
レース結果:カテゴリー4B 4位

レース紹介

滋賀県草津市の立命館大学びわこ・くさつキャンパス内の特設コースにて開催されるクリテリウム。(春と秋の年2回)
コースは、1周2.1km(高低差は数m)に7つの直角コーナが存在するが、道幅も広く(2車線)、路面も良いのでコーナリングに気を使う必要はほとんどない。(逆にいえば、集団内が有利)
カテゴリーは1〜4までで、賞状をもらえるのが入賞の定義とすれば、まだ入賞経験の無い私は一番下のカテゴリー4(5周10.5km)に参加した。

レース当日

レース前

前日の技研サイクルミーティング第4戦に続けての2連戦である。前日の疲れは無いが、朝4時起きはつらい。眠い目をこすりながら、名神を京都へと向かう。
前日の“技研”では先頭集団に着いて行くので一杯だったので、今日のレースの行方が心配でもある。
会場入りした後、アップを兼ねたコース試走を行い、受付を済ませて、前の方からスタートできるように早めに召集場所に行き、自転車を並べた。

スタート


スタートは、100mほど行ったところにある、最初のコーナ(左)まで誘導バイクを用いたローリングスタート。
当然、我先にスタートしようとして、最初のコーナで集団が詰まり、落車が起きる危険が高いので、私は最前列の右側からスタートした。
先頭から10番手ぐらいに着けて、最初のコーナを曲がる。案の定、後ろの方では落車が発生。

レース前半

1周目前半は、一人の選手が積極的に先頭を引いており、それに続いていく展開だが、ぴったりと1列にはならず、ときどき間が空く。
中切れは避けたいので、間が空くたびにポジションを上げていき、1周目後半に入るころには2番手まで上がる。
しばらく後ろに着いていたが、1周目終盤に入るころ先頭出て、そのままスタート/ゴールラインを通過し2周目に。
先頭を走りながら後ろを振り返ると、時々集団がばらけるので、「3,4人集まれば逃げを試みるのもいいかも」と思ったが、うまくメンバーが集まらない。2周目は2番手でスタート/ゴールラインを通過。
このまま調子に乗って前を走っていると、終盤で力尽きるので、一度10番手ぐらいまで下がって足を休める。

レース後半

3周目に一人の選手がアタックするが、半周ほどで吸収され、4周目に突入。
4周目に入ったところで別の選手が逃げる。どうするかと思っていると、一人の選手が「ブリッジを架ける(集団の先頭を引いて、逃げを吸収するという意味か?)」と仲間に告げ、前を引き始めた(こんなレースでもアシストとエースを決めているのか?)ので、様子を見る。
集団内では、また別のチームの選手たちが、「ここらへんにいようか?」などと打ち合わせをしており、不気味である。
結局、前を引いていた選手は逃げを吸収できずに力尽き、最終周回に突入。ここでもう我慢できなくなり、集団を飛び出して(写真)、逃げている選手に追いつき、「一緒に逃げよう」と持ち掛けたが、もう一杯だったようで一人になってしまう。

一人で1周(2.1km)は難しいと思っていると、しばらくして一人追いついてきたので二人で行くことにする。あと半周になったところで先頭を代わってもらい、後ろに着くつもりだったが、ペースが速すぎて着いて行けず、遅れてしまう。
いきなり、大ピンチに陥ってしまったが、今更集団に戻るわけにはいかないので、全力で独走する。一人に抜かれて暫定3位でゴール前のストレートへ。このまま粘れば入賞だと思い頑張るが、後ろから二人迫ってくる。酸欠で頭クラクラしながらもケツを上げてもがいたが、ゴール直前でかわされてしまい、5位でゴール。入賞ならず!(このレースの表彰は3位まで)
ひとり失格になった選手がいたのか、リザルトを見ると4位になっていた。(京都車連主催のレースにおいては、サインシートにサインしないとDNSとなるので注意)


レース結果へのリンク(京都府自転車競技連盟)



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