フレンズ便り 第13号 2004年01月

 
 ごあいさつ

 明けましておめでとうございます。
今年も、「フレンズ・ハウス」での活動を充実させて参りますので宜しくお願い致します。

 「パソコンサークル」に参加して

◆  O・一郎 談

前回の『パソコンサークル』で、年賀状作りをしました。去年も年賀状作りをした事を思い出し、早、一年たった事を感じました。

 始まりは「地元の瀬戸でパソコン関係のボランティアをしたい・・・」との思いからでした。自分自身、障害者(視力障害)、自宅では「拡大ソフト」を使用しパソコンを操作していますが、『パソコンサークル』では「拡大ソフト」を使用出来ません。果たして教える事が出来るのか?・・・と、初めは不安でした。

実際始めてみると、通常の画面ではやはり表示されている文字は読めないし、ポインタがどこに有るかも分かりません。そこで、気恥ずかしい気もしたのですが、「何と書いてある?」・「ポインタは何処にある?」と聞きながら進める事にしました。分からない事は教えてもらい、またこちらの知っている事は教える、考えてみれば当たり前のことですよね。教えてもらう、教える、だけの関係よりも何か楽しい時間で、ちょっとうれしい気分です。

 また、パソコンに関する知識・技量はまだまだ初心者なので、自分もスキルアップをしたい、との意欲も出てきてよい刺激になっています。自分の思い(希望・夢)を実現させてもらっている場「サークル・フレンズ」・それを続ける為に尽力されている方々、に感謝・・・・・  これからも無理せず、自分の出来る事をしていきます。更に「サークル・フレンズ」の輪が広がるといいですね。


◆  I・悦子 談

『パソコンサークル』をはじめて早一年! 私の場合、瀬戸市在住でありながら、勤務先(福祉関係)は名古屋市という環境にあります。「ある程度資源に恵まれた名古屋市と比べ瀬戸市の福祉はいったいどうなのか?」「障害があっても何かをやりたい、活動 /活躍の場を求めている人がきっと身近にいるはず」そんな思いと「やはり地元で活動したい」という思いで今「サークル・フレンズ」に関わっています。

*Kさんの場合*
絵を描くことが大好きなKさんは、パソコンでとっても味のある絵を描きます。なんともいい雰囲気。いつかは、ホームページ上で個展! なんてことも。考えただけでうきうきしてきます。

*Aさんの場合*数学が得意だったAさんは、パソコンでも EXCELが得意。この可能性を何かに活かしたい。そんな野望?も。

*実はご本人にもまして真剣に取り組むご家族「年賀状を作りたいんだけど。 EXCEL教えて。わからないことが・・・。」と楽しいことしきり。

 一年間続けてきた成果がいろんな形で出てきています。それがとってもうれしいです。私が「サークル・フレンズ」ではじめの一歩を踏み出したように、『パソコンサークル』が何かを始めるきっかけになればいいですね。      

 
 『第4回高次脳機能障害学習会」を開催いたします。

 楽しかったクリスマス

 12月1日に音楽療法のクリスマス会、23日に仲間やスタッフとカラオケクリスマス会を行いました。

音楽療法のクリスマス会では、ミュージックベルを楽しんだり、先生のお話を聞いたり、罰ゲームでは皆で変装をしあい心の底から笑いました。

カラオケクリスマス会では、パーティールームを借りて総勢16人が歌う人、食べる人、しゃべる人、とにぎやかでした。日頃あまり話さない当事者たちも、新しい曲を覚えて披露!懐かしい歌は皆が大声で歌い開放感一杯でした。「日頃のストレスを発散出来た!」と言うように、当事者たちは楽しそうな様子でした。

 クリスマスケーキを完売!

年末には「フレンズ・ハウス」のクリスマスケーキをお買い上げ頂きまして有り難うございました。お陰様で、締め切り日以前に予約完了する盛況でした。お断りした皆様、ごめんなさい。

 皆様の温かいご支援をスタッフ一同心より感謝致しております。

 その他

**ご報告**

アニモ祭り収益     17、920円

福祉の集い収益     66、550円  ご協力有り難うございました!

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