フレンズ便り 第15号 2004年06月

 

  『フレンズ・ハウス』におじゃまして  岐阜県音楽療法士 森川晴子

 中日ホームニュースの同じページに、「サークル・フレンズ」の記事と私の音楽療法の記事が掲載されたご縁で、おじゃまするようになり二年半になります。その間、2回の学習会・フレンズ祭り等に参加し、高次脳機能障害やサークルの事が少しは理解できたかと思っています。

  始めてのセッションの時は、少しとまどいがありました。なぜなら、ここでは対象者よりボランティアの数の方が多かったからです。これでは音楽療法というより音楽活動ではないか・・・? 始めの頃は、ボランティアの方の入れ替わりも多く、毎回知らない人とのセッションでした。セラピストにとって、対象者と向き合うことが少なく、ジレンマを感じたものです。

  しかし、それもこれも「障害者が地域の中で普通に暮らせるようにしたい」というフレンズの主旨だったことがよく分かり、当事者・そのご家族がこのサークルを立ち上げるまでのご苦労を思うと、本当に頭が下がります。また、ボランティアの方達も、実に自然に「フレンズ・ハウス」の中や地域の中で活動され、回を重ねる毎に私自身が皆様に教わることも多々ありました。

  これからも音楽を通して楽しいひとときを過ごして頂けるよう、気負わず続けたいと思っています。次回、機会が有れば「音楽療法ってナニ?」と題して、「フレンズ便り」に書いてみたいと思っています。

 
  フレンズの輪おおきくなれ!

 手探りで始まった「サークル・フレンズ」の活動も4年目に入り、当事者家族を中心に、地域の友人・知人も増え、活動内容も充実してきています。スタッフも徐々に多くなり、明るく温かい雰囲気をとても嬉しく思います。私はボランティアとして、皆さんとの意見・意思の疎通を図りながら活動に参加をしています。そして、「フレンズ・ハウス」はなによりも自分の生活の活力になっている事を実感出来る場所でもあります。『助け合って、無理なくお互いに出来ることをする。』そんなフレンズの輪が大きく広がって行くことを願っています。 ( S・N)

  ボーリング楽しかったよ!

◆五月雨の中、総勢15名でボーリングに行きました。事故以来はじめてのボーリングです。」(当事者)

◆「30年ぶりよ!」(ボラ)

◆「ボーリングは生まれてから2〜3回しかやったことが無いです。」(当事者)

◆「昔ずいぶん投資したんだけど?」(ボラ)

◆「私もやってみたくなった!」(当事者)「明日は筋肉痛だね!」(家族)

◆思い思いの言葉が表すように、皆久しぶりのボーリングです。ストライクやスペアが出るたびにガッツポーズ!満面の笑顔!1本残ると「どうして1本だけ残るのかね〜?」とため息。全員で愉快に楽しく盛り上がりました。 ( Y・T)

 

 「第2回わいわいフレンズ祭り」のスタッフ募集

お祭りイベントのお手伝いをして下さる方を募集しています。興味のある方はサークル・フレンズ事務局までご連絡下さい。

開催予定日:2004年9月18日(土) 予備日9月19日(日)

☆☆☆チャリティバザーに物品のご寄付をお願いします☆☆☆
手芸品、日用雑貨、台所用品、子ども用品、その他

 

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