フレンズ便り 第22号 2005年11月
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去る10月23日、名古屋市総合リハビリテーションセンターで「脳外傷リハビリテーションセミナー」が『高次脳機能障害支援モデル事業は新たな支援を生み出したか』と題して開催されました。 午前中は中島八十一氏(国リハ)の基調講演「高次脳機能障害支援モデル事業とその後」が有り、モデル事業の必然性や5年間のモデル事業で分ってきたこと、モデル事業後に組み込まれる予定の障害者自立支援法の話しなどをされました。 概要は、@評価基準や訓練・指導内容のプログラム作成、特に受傷から最終目標までの連続したケアが大事。 A 支援拠点の自治体に支援センターや支援コーディネーターを配置して、障害者に求められる機能・役割等の支援体制の確立を図る。 B 障害者自立支援法に18年度より組み込まれる事になるが、法の整備なども必要で有り段階的に実施して行く。 午後からは分科会(就労支援・心理的支援・地域生活支援)があり、参加した「地域生活支援」分科会ではパネラー3人の発表が有りました。 @ 長谷川真也氏(名古屋リハ):在宅ケアに焦点を当てた実態調査・研究の中間報告。 A 星川氏(小規模作業所「笑い太鼓」):「笑い太鼓」が全国に先駆けてグループホームを立ち上げ。 B近藤氏(脳外傷友の会「みずほ」):昨年から「みずほ」が取り組んでいる「地区会活動の現状と課題」について。 最後に質疑応答があり、その中で仲間の掘り起こしの難しさを訴えられる方がおられ、大いに共感しましたし、回答者の「当事者は本当に困らないと現われない!」との言葉にも納得でした。 久しぶりに仲間とセミナーに参加でき、とても有意義な1日でした。 |
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地域とのふれあい・交流 実行委員:青山 |
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「フレンズ祭り」アンケートより | |
賑やかで楽しいお祭り 昨年にも増して大変多くの人が参加され、とても賑やかで楽しいお祭りでした。最近では、このような賑やかなお祭りはめったに無く、地域の子供さん達にとってもとても良い催だと思います。マジックショーは、子供達に大人気でしたし、ビーズ体験も時間いっぱいまで大入りでしたね。オカリナ体験は、大人や年輩者の参加もあって、良い試みだったと思います。また来年が楽しみになりますよね。何より、気持ちが良かったのは、準備や後かたづけを、ボランティアの人たちが自主的に動いておられる様子が見られたことです。スタッフの皆さん、たいへんご苦労様でした。 (写真係) 難しさを実感 オカリナ体験について、子供さんには穴が大きすぎ、うまく体験して貰えませんでした。ウィローふたばの皆さんや大人の方には、興味をもって頂いたと思います。一応の演奏ができるレベルに到達する難しさを実感しました。 (オカリナ担当) 楽しい一日 私はお祭りが定着してきたと思いました。内容も例年同じではなく、少しずつ変えていくと良い(今回のように)と思うのは、来場者が地域の人だから変わらない為。当日の進行も良かったと思います。司会なのにとても楽しい一日でした。 ありがとう! (司会担当) ボランティアの高齢化 前日の準備は男性陣が少なく車で運ばれたテント、組棒を運び下す仕事と重い机を下へおろすことは年令的(女性)にきつかった。レイアウト、スペースは理想的で良好。イベントの盛り上げも良かった。食事も事前の打合せ通り、思ったよりもスムーズにいった。片づけも効率よく出来たと思う。ボランティアが年々、高令化して行く事で先行きが心配・・・。(食事係) 御礼 今回のお祭りも多くの皆様方にご参加を賜りまして、誠にありがとうございました。お祭りのテーマ「地域とのふれあい・交流」そのままに、近隣の皆様方には前日の準備、当日のスタッフ、後片づけまで気持ちよくお手伝いをして頂き感謝で一杯です。お祭りの楽しさもさることながら、お手伝いして下さる皆様方とのふれあいが私達にとってはかけがえの無い宝物です。本当にありがとうございました。 「サークル・フレンズ」一同 |
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