フレンズ便り第83号
2018年5月
「サークル・フレンズ」

 
平成30年度がスタートしました

18年間続けてきました当事者の生活支援を昨年度で終了しましが、今年度も引き続き高次脳機能障害の理解を求めて啓発活動や当事者・家族の支援・相談・親睦などに取り組んで参ります。皆様のご支援ご協力を宜しくお願い致します。

学習会を開催しました
去る3月10日(土)、“よりよい家族関係”をテーマにした4回目の学習会を開催しました。これまでに、第1回は「自分を知り、自分を生かす」家族ケアの大切さや、障がいを持つ人との関わり方などを学びました。                       
第2回は「エゴグラム(自我状態)」人との考え方の違いを知り、より良い関わりが持てることを学びました。
第3回は「ストローク(刺激)」人間関係の中で生きる私たちは、どのようにすれば人との関わりをスムーズなものに出来るかを学びました。
そして今回は「自分を知り、自分を生かす:基本的構え」について教えて頂きました。

@あなたにとって自分とは何ですか?
@あなたにとって他者とは何ですか?と聞かれ、4つの基本的構えについて話されました。

基本的構え
1、自己否定・他者否定:自己卑下と他者侮辱が比例している。
2、自己肯定・他者否定:自分を認め、他者を認めない傾向。
3、自己否定・他者肯定:他者を認め、自分を認めない傾向。
4、自己肯定・他者肯定:自己受容と他者受容が比例している。

基本的構えを学んだ後、小グループに分かれて話し合い、その後チェック表(40問)に当てはまる点数を書き込み、自分の基本的構えをグラフにしました。その結果、ほとんどの参加者は「自己肯定・他者肯定」でした。先生は「このグループは前回の結果もそうでしたが、非常に自己・他者受容があります・・・」と。そして、この基本的構えは養育歴が大きく関わっていると言われ、自己否定の1番高かった人や、自己肯定の高かった人に質問をされました。その話しから環境が大きく関わっていることを認識しました。
最後に、あなたが基本的構えをチェックして気付かれたことは何でしたか?変えようと思われるところは?今後の生活で変えたいと思われるところはどんなところでしょう?と聞かれました。私は、自分を高める存在である他者をもう少し尊重するよう心がけたいと思いました。今回で“よりよい家族関係”の講座は終了しますが、学んだことを今後の生活に少しでも生かして行けることを願っています。      記:豊田幸子 
春の親睦活動
★ 餅つきを楽しみました!
 去る3月21日、岐阜県御嵩町の丹羽さん宅で、フレンズ恒例の餅つきを行いました。ここでは昔ながらの餅つきをしますので、“おくどさん”で蒸したもち米を石臼に入れてつきますが、杵で弾力の出たお餅をつく大変さを全員で体験しました。
お昼も楽しみました!一人 一品の持ち寄りで、テーブルに並びきらない豪華さでした。皆さん日頃にない食べっぷりでお腹一杯!沢山のお餅は、後日切り分けておなかに入れました♪ 

★美味しいお花見
 今年は桜の開花が早く4月7日のお花見は葉桜でしたが、恒例の五平餅作りを楽しみました。2升のお米を炊き、半殺しにして串につけます。クルミをすり鉢でつぶしてミソダレを作ります。力仕事で大変ですが、慣れた手つきでどんどん仕上がりました。外で炭火がおきた合図で五平餅を焼き始めます!美味しい匂いがぷ~ん!!おなかがグ~!焼ける端から手が伸びて・・・ 今年も美味しいお花見を楽しむことが出来ました。
イオンイエローレシートキャンペーン贈呈式
去る4月15日、「イエローレシートキャンペーン贈呈式」があり、イオンみずの瀬戸店様より18.100円分のクッキー材料を頂きました。
長年に渡ってお世話になった「イエローレシートキャンペーン」ですが、29年度をもちまして退会させて頂ました。イオン様のご支援に心より感謝申しあげます。
 また、ご協力下さいました皆様、ありがとうございました。 
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