Hola!Mexicoでは、管理人がメキシコ・シティへ旅行したときの街の雰囲気や人々の様子を紹介することにより、あなたもメキシコに関心をもってもらうことを目的とします。

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ラテンアメリカ・タワー






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 1950年代に建てられた42階建てのビル。最上階はレストランになっていて、その下の階は展望台として一般公開されています。ベジャス・アルテス宮殿の南側に建つ巨大なタワーです。

 メキシコ・シティは乾季になると排気ガスにより空がスモッグに覆われます。政府も環境対策に力を入れ始めたようで、昔と比べると少しは空気が綺麗になったようです。しかし、私がラテンアメリカ・タワーの展望台より撮影した写真でも分かる通り、まだ空が少しスモッグで覆われています。排気ガスが気になる首都を歩き回るのが疲れたときは、周辺都市にしばし逃避するのも良いでしょう。天気の良い日にテオティワカンへ行けば、気持ちよい空と風で自然を感じることができますよ。


●メキシコ・シティの大気汚染を改善

 メキシコ・シティの大気汚染は、20~30年前にはスモッグによる健康被害を訴える人が急増するほどの深刻な状況でした。メキシコ政府は環境改善するため「メキシコ・シティ都市圏大気汚染対策統合計画」を策定しました。それに基づいて、日本の国際協力銀行はさまざまな環境改善事業を支援してきました。環境に優しい公共交通手段の導入では、省エネルギー型のトロリーバスが市内を走っており、このバスには日本の資金と技術が採用されているようです。消費電力の抑制、排気ガスはなく、騒音も少ないとのこと。また、メキシコ・シティ北部と中心部を結ぶ地下鉄の新路線Bラインの建設にも日本からの資金が活用されていたようです。

 その他、さまざまな取り組みにより、1991年には270日にものぼった自動車運転規制等の警報・発令日数が2003年にはわずか2日と激減しました。メキシコ政府と日本の協力はしっかりと実を結んでいますね。私がラテンアメリカ・タワーの展望台で見た空はまだスモッグがかかっていましたが、これからも少しずつメキシコの環境が改善されていくことを期待したいです。