砂防施設の修景

砂防施設の修景
砂防堰堤の修景は、下記の2点のために行われます。
 ・堰堤自体の圧迫感をなくすため堰堤の存在を隠すまたは見えにくくする。
 ・見た目に付近の景観との違和感がない(少ない)ものとする。
 (堰堤作ること自体違和感がでる大きな要素であり、違和感をまったくなくすということは難しいので、人の目に優しいものと言ったほうがいいでしょうか。)
 
 このため、堰堤をどこから見るのか(視点場という)というのが大事なことです。
人が滅多に行かない山奥の砂防堰堤の直下流に視点場を設け、景観設計をしても無意味なことかと思います。
視点場を下流の保全対象とするのか、道路とするのか、または堰堤計画地点が自然公園となっている場合などはどこにするのかここら辺が大事なことではないかと思います。

 砂防堰堤の修景方法としては下記のものがあります。

工法
内容
メリット
デメリット
盛土
堰堤の袖部を盛土により隠す
発生残土を活用できる
盛土の用地が必要となる
植樹
堰堤の前面に植樹を行い袖部を隠す
植樹の管理が必要となる
 
 化粧型枠、残存化粧型枠 
堰堤を化粧型枠または残存化粧型枠で施工する
コンクリート打設時に使用する型枠を化粧型枠に変えるのみで簡易である
 
人工岩
山形鋼&強化プラスチック&強化コンクリート等で人工岩を形成して自然な滝のイメージを作る
堰堤全体を人口岩で覆い隠すことができる
高価である
石張
堰堤前面の水通し部をスロープ化し、その表面に石張りを施工する
水通し部にも修景可能である
スロープの用地が必要となる
着色
コンクリートに着色または顔料を混ぜる
簡易である