TURKEY

東西の歴史と文化の国・トルコ

                                      (2012.10.02〜2012.10.11)


 当初は、中国、黄山の幻想的な景観を見ようと申し込んだが、案内状をよく読んでみるとハイキングでの山道は石段の階段が 中心と言うことで、膝の悪い我々にはチョット無理かと思っていたところに、この値打ちなトルコ旅行が目につき即乗り換えてしまった


日程
10/02.03 名古屋 ⇒ アブダビ ⇒ イスタンブール ⇒ チヤナッカレ
10/04 チヤナッカレ ⇒ トロイ ⇒ ベルガマ ⇒ イズミール
10/05 イズミール ⇒ エフェソス ⇒ バムッカレ ⇒ アフヨン
10/06 アフヨン ⇒ コンヤ ⇒ カッパドキア
10/07 カッパドキア
10/08 カッパドキア ⇒ ボアズカレ ⇒ アンカラ
10/09 アンカラ ⇒ イスタンブール
10/10.11 イスタンブール ⇒ アブダビ ⇒ 名古屋
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11/02.03 中部国際⇒アブダビ⇒イスタンブール⇒チヤナッカレ

 アブダビまで14時間、イスタンブールまで乗り継ぎ入れて7時間、 合計21時間の空の旅。疲れた!!
 そしてチヤナッカレまでバスで移動、途中フェリーでダーダネルス海峡を渡り6時間かけて夜9:30ホテルに到着。 柔らかいベッドで早く寝たい!
     
アブダビ到着6:30
機内から朝日が見えた
アブダビで乗り継ぎ
空港内
アブダビ空港
朝日に浮かぶ管制塔
アブダビ空港ロビーのラクダ
レストランで夕食をとり外に出てみると美しい夕陽が! ダーダネル海峡を船で渡る


10/04 チヤナッカレ ⇒ トロイ ⇒ ベルガマ ⇒ イズミール


トロイの古代遺跡観光

 観光初日、天気は上々、疲れも眠気も取れ気分爽快!でもあまり歩いてないせいか膝が少し痛い。まずはトロイ!
 ホメロスの叙事詩「イリアス」に出てくる伝説上の都市トロイ、ドイツ人のシュリーマンが私財をなげうって1870年発見した遺跡
   
朝日を浴びるトロイの木馬
トロイはギリシャ軍の残した木馬の中の兵に夜襲を受け陥落した
東の塔と城壁
生贄の儀式に使われた場所 オデオン
音楽や演劇、会議が行われていた場所


ベルガマ・ベルガモン遺跡

 トロイを出た後バスが何度もエンストし路上で立ち止まる。個人所有のバスのため代替えはなく修理しながらの移動となる。 先が思いやられる!誤魔化しゴマカシ走り何とかベルガマに到着。
 標高333mの丘の上に広がる古代大国の遺跡。マケドニア王国分裂後、アタロス王のフィナレタイロスご実権を握り、紀元前 281年にベルガモン王国を築いた。
 
高く積み上げられた城壁 アテナ神殿 トラヤヌス神殿
大理石で造られた真っ白な柱が並ぶ
トラヤヌス神殿
青空にそそり立つ純白な柱が印象的だ!
トラヤヌス神殿 丘の急斜面を利用して造られた扇方の野外劇場 野外劇場へ抜ける通路 ガリア人との戦いの勝利記念して造られた祭壇


イズミール

 ベルガマ観光後バスを修理に出しているためマイクロバスでトルコ石の店に、私には関係ない。
 無事修理を終えたバスに乗り込みイズミールへ。快調になったバスで早めのホテル到着。夕食後エーゲ海を見に散歩に出かけたが暗く 対岸の夜景を見て早々に引き返したが途中放し飼いの犬をよく見かけたが何でこんなに多いのだろうか?

ホテルからの夕焼け 散歩に出た帰りに撮った宿泊したヒルトン ホテルからの朝日を撮る


10/05  イズミール ⇒ エフェソス ⇒ バムッカレ ⇒ アフヨン

エフェソス遺跡観光

 紀元前11世紀、ギリシャから来たイオニア人が建設し発展。約10万人が暮らし、当時は、ローマ、アレクサンドリア 次いで3番目に人口が多い町として繁栄した。また、キリストの死後、使徒ヨハネが聖母マリアと余生を過ごした地らしい
 
プリタネイオン
紀元前3世紀に建てられた市議会堂
オデオン
約1400人収容できたと言う会議室
邸宅の下からは美しいモザイクが美しい彫刻がみられる石柱
クレスト通り
道の両側には有名な医者や議員の石像が並ぶ、任期を終えると頭部だけを現役者と交換したと言う
クレスト通りに立つ石像
頭部だけはやはりない
トラヤヌスの泉
トラヤヌス帝に献上された泉
ハドリアヌス神殿
皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿、手前のアーチには運命の女神ティケ奥はメドーサのレリーフが
セルスス図書館
エフェソスのシンボルとも言える美しい建物、正面には知識、学識、聡明,高潔を象徴する女性像(レプリカ)が
セルスス図書館を横の門から撮る 大劇場
約2万4000人収容できたと言うトルコ最大級の円形劇場
大劇場の下では何かの催し物が


バムッカレ・石灰棚

 バレッカムの街を見下ろす丘の斜面に真っ白に広がる風景、これは温泉水に多く含まれる炭酸カルシウ分が水中の酸素と結合して 沈殿し、長い時を経て凝結して出来たもの、長さ約3Km、厚さ300m麓からは100m程の高さに形成されている。
 近年は水が少ないようであまり綺麗では無かった。ここを楽しみにしてたのに残念だ!!

ほとんど水がない石灰棚
遊歩道を歩く人が遠くに見える
歩道は裸足でしか歩けずごつごつとして少し痛い
石灰棚に溜まった温泉に浸る人も
日本で言う足湯に大勢の人が


10/06  アフヨン ⇒ コンヤ ⇒ カッパドキア

コンヤ・メヴラーナ博物館

 メヴラーナとは「わが師」の意味で、教団創始者のジェラルヴィン・ルーミーのことを指すそうだ。

インジェ・ミナーレ神学校
メヴラーナ博物館に行く前に写真撮影で立ち寄る。
メヴラーナ博物館
ここも観光客が多い。
メヴラーナ博物館
内部には、衣装や儀式用具などが展示されている。
庭のベンチで休憩する老夫婦


10/07  カッパドキア

バルーンツアー・ギョレメ野外博物館・パシャバー・デヴレント

 今日1日此処、カッパドキアの観光を楽しむ。カッパドキアとは、ここ周辺の土地一帯示す地名で実際に訪れるのはギョレメ、ユルギュップといった 観光の中心となる町だそうだ
 歴史は古く、紀元前8000年ごろには人間が定住していたという。紀元後4世紀ごろからキリスト教徒のコミュニティが成立したが、9世紀 ごろからイスラムの勢力が強まり、その脅威から逃れるため岩窟教会や地下都市が造られたという。

先行隊と入れ替わりで乗り込む
1台?に20人乗り込む
ちょうど朝日が昇ってきた。幻想的だ! すでにあちらこちらに20〜30のバルーンが上がっている。 バーナーの熱を吹き込み上昇
あっという間に上昇。
目の前にはカッパドキアの絶景が!感動の瞬間
真下には、煙突のような奇岩が立ち並ぶ 丘陵地にはナスカの地上絵に似た絵が描かれている 無事着陸した後にワインで乾杯!満足・満足
洞窟住居を見学
現在は100件ほどが利用され、室内は、外気温に関わらず常に約18°位だそうだ
エセンテべで休憩した小高い丘陵地から街並みを撮る ギョレメ野外博物館
ローマ時代、キリスト教徒が岩を掘って住みはじめ、洞窟教会を造って信仰を守り続けた
ギョレメ野外博物館

約30の教会が公開されている
ギョレメ野外博物館

暗闘の教会
パシャバー

キノコ岩が谷一面に立ち並ぶ観光のハイライト
パシャバー
煙突に似た岩は、その中に妖精が住んでいると言い伝えから「妖精の煙突」とも呼ばれている
デヴレント

ラクダで有名な奇岩


10/08  カッパドキア ⇒ ボアズカレ ⇒ アンカラ


ボアズカレ・ヤズルカヤ遺跡

 ヤズルカヤ遺跡は「碑文のある岩場」という意味で、意味どおり岩場を利用してつくられた露天神殿。 最盛期のハットウシリ3世が、ヒッタイトの神々を祀るために造らせた、聖なる場所。岩壁を利用した、祭壇とギャラリーがある。ギャラリーには、太陽の神や岩の神など、ヒッタイトの神々が、 行列を作って行進しているレリーフがある
    
大ギャラリー 大ギャラリーのレリーフ
12神
小ギャラリーのレリーフ
トゥドハリヤ4世像。
小ギャラリー


ボアズカレ・ハットゥシャシュ遺跡

 紀元前18世紀頃に古代ヒッタイト帝国の首都であったところ。初期に建設された下市と、紀元前14世紀頃に建設された上市に分かれている。  ハットゥシャシュ遺跡は今から4000年以上前の紀元前25世紀頃から史上初めて鉄器を使い、大帝国を築きあげたヒッタイト人が暮らし、 紀元前18世紀頃には王国を築いた場所

神殿の跡 神殿の跡 ライオン門
長く延びる城壁




10/09   アンカラ ⇒ イスタンブール 


イスタンブール・スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)

 正式名スルタンアフメト・ジャミーと呼ばれるが、「 ブルーモスク 」の名の方がひろく知られるこのモスク、その云われは内部に 使われた青いイズニック・タイルと、それらを引き立てるステンドグラスの光があまりに美しいことから通称ブルー・モスクと呼ばれることが 多い
 通常、モスクの周囲にはその規模によってミナレットと呼ばれる尖塔が1〜4基設置され一番大きいモスクでも4基が普通でだが、 このモスクにはなんと6基のミナレットが。これには、当時スルタンの命令の「アルトゥン(金)」を「アルトゥ(6)」 と聞き間違えた建築家が、金のミナレットを建てる代わりに6本のミナレットを建ててしまったというい逸話と、黄金では費用が掛かりすぎる ため設計士が機転を利かせたという説もある

アヤソフィア
聖なる叡智の聖堂を意味し、ブルーモスクと並ぶようにしてそびえ立つ
ブルー・モスク
ドームが連なる回廊
この大ドームの高さは43m、直径は27.5m ドームには260個もの小窓やステンドグラスもあって優しい光が差し込んでいる
天に向かってそびえるミナレット ヒポドゥローム
ローマ時代の競技場跡に立つテオドシウスのオベリスク(古代エジプトの記念碑)
ブルーモスクのミナレットと競い合う噴水 グランドバザール
迷路のような路地に5000もの店がひしめく巨大バサール。




10/10・11   イスタンブール ⇒ アブダビ ⇒ 名古屋


イスタンブール・トプカプ宮殿

 ブスフェラス海峡と金角湾、イスタンブールの街全体を見渡すことのできる小高い丘立つ宮殿でトプは大砲、カプは門を意味し、 15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住した宮殿

トプカプ宮殿に行く途中の道を横断するヴァレンス水道橋 宮殿の正門「帝王の門」(バーブ・ヒュマーユーン) 外廷の正門「表敬の門」(バービュッセラーム) 幸福の門
観光客でにぎわう宮殿内 タイルが綺麗な一室(?) 宮殿内の休憩場所からブスフェラス海峡を撮る すべて観光を終わり空港へ向かうバスからマルマラ海を撮る